BT-13バリアント改造 九九艦爆 (アメリカ)
プロフィール機
空母 赤城 搭載機
映画「トラ・トラ・トラ!」(1970年)の撮影用に、アメリカの練習機であるBT-13バリアントをベースに改造した九九艦爆です。 機体の改造ポイントは、エンジンをT-6テキサンと同じものに大型化、機首カウリング大型化、キャノピー作り替え、 主翼と胴体をつなぐフィレット大型化、胴体後部の延長、垂直尾翼の大型化と前方にヒレの追加、 主脚カバー追加、ダイブブレーキ、爆弾投下装置、射爆照準器等です。 アメリカでは9機の九九艦爆をはじめ、12機の零戦や9機の九七艦攻など計30機の飛行可能なレプリカが作られ、 その多くが今もアメリカの航空ショーで活躍しています。
設計
このプロフィール機では、最大の特徴である大きなカバーの付いた固定脚は、 できるだけ軽く、最小限の強度で作った飛行時用と、十分な強度を持たせたディスプレイスタンド用の2種類を 使い分けることにしました。飛行時用の傷んだ固定脚を交換できるように、スライド式で装着、取り外しできるようにしました。 また、T-6テキサンと比べ機首が長く、主翼前縁に固定脚をぶら下げていることもあり、機種おもりは半分くらいですみ、 機体全体の重量も軽くなりました。
空母 赤城 搭載機
PDFファイル:Valiant_Type99DB.pdf
※ダウンロード時のご注意
※ダウンロード時のご注意
お使いのブラウザによっては「ファイルを安全にダウンロードできません」と表示されることがあります。
それはこのサイトが、SSLで暗号化されていないホームページサービスを利用しているためです。
このサイトではHTTP cookie を使ってユーザーを識別、履歴管理したり、何らかの情報を入力して頂くことは一切ありませんが、
インターネットでのやりとりが暗号化されていないことをご了承ください。
プロフィール機データ
また、このページの飛行甲板は「 紙模型工房 」さんの「大日本帝国海軍航空母艦・飛行甲板 1/144スケール」を拡大して使わせて頂きました。
(完成 2025年9月28日)