●店主裏口上(雑記帳)
      文字通りの身辺雑記です。
         模型とパソコン(ハードとゲーム)の話がメイン。結構生臭い話も混じるかも。


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19.OCT.25

   PCの新環境移行計画、取り敢えずWindows10のESUに登録を済ませて保険を掛けて事前情報を集めたら、UEFIのM/Bに交換するだけでは駄目と判明。Win11にする前にブートドライブを
  MBR→GPTに変換しておかないとWin11は起動しないと今更知りました。先ずはフリーの変換ソフトを探し、M/Bのユーザーズマニュアルも各種ドライバーもダウンロード対応だったので
  メーカーサイトからダウンロードして解凍しておき、はて、構成を変更した時に必要なWin10の認証コードはどこだっけ?(デジタル認証していたと判明)とドタバタと時間が過ぎていくばかり。
  それでも10/16・17の艦これメンテはどうせ伸びるだろうから、その間に済ませておけばとM/BにCPUやら組み込み始めたらCPUクーラー君が「やあ!」となり、艦これメンテは時間通りに
  終了して、お決まりのウイークリー任務が仕込まれていると判明。この週末での移行は断念しました。来週には何とかWin11に移行しておきたいなぁ・・・・・。

   模型の方ですが、この週末開催の全日本模型ホビーショー2025で一気に情報が出ました。1番の話題はタミヤのサプライズ発表1/72 F-14Dでしょう。1/48ベースのスケールダウンで、
  嬉しいのは兵装・パイロットも含んでいるオールインワンパッケージである事。価格の縛りで兵装をオミットするのは止めてくれた様です。その分、定価は上がるでしょうが、モデラーとしては
  多少値段が上がってもオールインワンの方が有り難い人が多いのでは。ただ、D型を出して来たのはファインモールドへの忖度でしょうか?とするとバリエーション展開は遅くなりそうです。
  GWHからは1/48 F-16Iスーファと1/32F6F-3が発表に。F-16Iはキネティックも出したばかりで良くある中華ガチンコ勝負。1/32ヘルキャットはどうなんでしょう?確かに既存のハセガワのキットは
  太古品ですが、そこまで人気の機体かなと。大スケールではエアフィックスが5年ほど前に1/24を出していますしね。尚、1/144の空自C-130Hは12月発売、定価6930円との事です。
  海外勢では他にウイングジーキットの1/48九九艦爆22型がテストショットとパッケージが展示されました。発売は11月以降、定価は1万890円。本当はハセガワに出して欲しかったのですが、
  出ること自体が有り難いです。又、先々週紹介したSwordの1/72 ショート・シーミューは12月発売との事。お値段は未定ですが、重度の蛇の目好きなら手を出したくなりますね。
  さて最大のサプライズは、艦船専門だったヤマシタホビーが航空機にも進出するとの発表。最初は1/72疾風を量産型/増加試作型初期・後期の3バリエーションで出すとの事。尤も、発売は
  2028年予定と大分先になります。本業の艦船の方も含めて5ヶ年計画でアイテムを拡大していく予定の様で、この先の楽しみが増えました。
   AFVでは特にサプライズとなる発表はなかった模様。既に発表のあったタミヤの5cm Pak以外では、タミヤが久しぶりにM1スーパーシャーマンやフラックザウリア、フィールドキッチンセット等の
  再生産を行うとの事くらい。タミヤが1/48新作でレオパルト2A7Vを出すとの海外情報が有るのですが、ホビーショーでは発表して無かったのかな?
   艦船では先に書いたようにヤマシタホビーが2030年までの5ヶ年計画を発表。来年は秋月型とそのバリエーション、2028年からは5500㌧型軽巡の各型を29~30年に妙高型、高雄型を発売
  するとの事。ヤマシタホビーの規模から考えるとかなり遠大な計画ですが順調に進んで欲しいですね。又ベリーファイアからは1/350長門と金剛が出るとの事です。


12.OCT.25

   この3連休明けの10月14日にWindows10のサポートが終了と言うことで、とうとう新しい環境に移行せざるを得なくなりました。まあ、今使っているM/BはUEFI非対応の太古品で、経年劣化で
  オンボードのLANは死ぬわ音源は死ぬわ背面I/OポートのUSB群はキーボード用以外は完全に壊れるか電圧低下でUSB機器がまともに動かないという惨状になっており、追加のカードや
  USBポートで凌いでる状態。なので遅かれ早かれ更新しなければならなかったのですが、環境移行の面倒くささから死にかけでも何とか動いているから良し!とズルズル使っていました。
  で、今回のWindows10サポート終了を機に新しい環境(Windows11が使える)に移行しようと踏ん切りをつけ、BTOも検討したのですが可能な限りお安くという事で10年ぶりくらいに主要パーツ
  総組み換えとする事に。取り敢えずベアボーンキットでCPUとM/B,メモリを購入しましたが、上手くいきますかどうか。来週の更新が無ければトラブってドツボに嵌っていると思ってください。

   模型の方ですが、処女作で密度の高いハリアーIIを出したUMaモデルが1/72 瀋陽J-35(殲35)を今月発売するとの事。双発のF-35の様なJ-35ですが、中国空母の艦載機として目にする
  機会も増えました。又、アルマホビーの新作1/48 ハリケーンMk.Iも今月発売となります。ミニアートからは1/48 P-47Nに続いてP-47Mを出すとの発表がありました。これでメジャーな型が
  揃うことになります。
   AFVでは我が道を行くゲッコーモデルが1/16のマーダーIIを出すとの事。2022年にII号F型を出し、以後23年にc/A/B/C型、24年にC型とバリエーション展開して、とうとう車体上半分新作となる
  マーダーIIに行き着いた様です。このスケールでのキット化は初めてですかね。発売は今年12月との事です。
   艦船では変なものが得意なSOVA-Mが1/35でBB-19 ブーミン・ビーバー警備タグボートを出すとの事。艦船で1/35?と驚かれるかも知れませんが、この船は米海軍名物の超小型タグボート。
  全長5m弱の超小さい船なんですよね。SOVA-Mは1/72でも同船を出していますが、大きさ的に物足りないという声が多かったのかも。


05.OCT.25

   今週は最高気温が20℃代半ばで推移してくれて、やっと秋の気配を感じるようになりました。尤も、秋晴れという日がほとんど無くて、いきなり秋雨前線がやって来た様な曇や雨の日が続く
  1週間でした。来週も似たような天気が続くようで、モデラーとしては早く湿度が低く爽やかな秋晴れの日々がやってきて欲しいところです。
   この週末は自民党の総裁選があって、高市さんが初の女性総裁に選出されました。野党が一致団結して別候補を押すなんて奇跡が起きない限り、初の女性首相に就任する事になります。
  サッチャー・メルケル・メローニ等、各国の初の女性首相は皆保守系から出ているのに続いた形になりますね。先達に続いて国を立て直す事が出来るのか、衆参両院で少数与党の状況は
  苦しいですが頑張って欲しいと思います。

   模型の方ですが、大きなニュースはエデュアルドが1/32でFw190D-9を開発中との話でしょう。発売は来年予定というだけで詳細は現状不明ですが、エデュアルドの1/32は確かBf108以来。
  最近はコータリ、イタレリ等1/32での新キットが熱いですから、エデュアルドがどんな内容のキットを投入してくるか楽しみです。又、Swordが1/72でショート・シーミューを出すとの事。フェアリー
  ガネットと肩を並べる異形機ですが、駄っ作機では無かったものの軍事予算縮小のあおりで19機だけの生産に終わった機体です。簡易とは言えインジェクションキット化は初めてでは?
  ゲテモノ好きなら押さえておきたいキットです。同じく1/72ではIBGの新作スピットファイアMk.Iの発売が間近となりました。現地では今月初旬の発売なので、国内入荷は月末位でしょうか。
   AFVではミニアートの1/35新作で英軍のM3スチュアートMk.I後期型(フルインテリア)が発売になります。砲塔が7角形から馬蹄形に変わったのが大きな識別点。私的には英軍の「ハニー」は
  7角形砲塔のイメージが強いですが、生産数としてはこちら側の方が多いです。国内入荷は来年3月以降でしょうか。

本日の模型購入:

  バンダイHG 1/144 GFreD(ジフレド)

   馴染の模型店に行ったら、再販されたらしいのが1個だけ残っていたので購入。最近はガンプラの棚は常にスカスカ状態で、余程大量に入荷した奴以外は最新作アニメのキットは残っていない
  (多分同日入荷のリック・ドムは影も形も無かった)のですが、これだけは忘れられた様に残っていました。ジークアクスのガンプラは圧倒的不人気のゲルググ(GQ)を始めとして、人気不人気の
  差が顕著ですね。で、主役機である筈のジークアクスとジフレドがゲルググに次ぐ不人気機体っぽいのはバンダイとしても計算違いなんでしょうねえ。

   出来の方ですが、基本的にジークアクスの頭部とカラーリングを変更したバリエーションですから、特に問題は無し。まあ、この細かい色分けを極力無塗装で再現しようとするバンダイの執念には
  毎度のことながら感服します。頭部はフェイスオープン状態と非展開状態の2個がセット。流石に可動化は無理だったようです。

   最終話で登場したRX-78ガンダムもGQで出すと聞きましたが、流用なのか新作なのか。微妙に体型が違うようなので新作なのかな?アニメ放映中は色々と盛り上がったジークアクスでしたが、
  あれはリアルタイム視聴のライブ感とSNSの盛り上がりがあったが故で、後から追いかけるとあの興奮は理解出来ないとの言説をSNSで見ました。確かにその通りだと思います。となると、今後に
  ファン層が拡大する期待は薄いわけで、この先のキット展開は結構難しいでしょうね。キケロガなんて1/144でやろうとしたらサイズ的にエライことになりますし。まあ、その辺はこちらが心配しても
  仕方が無い事なので、ここは無責任にエンドロールで登場した姫様モードのセイラさんとラル侍従長のフィギュアが欲しいと言っておきましょうか。


28.SEP.25

   最高気温がやっと30℃を下回る日が続くようになり、ようやく残暑も終わりかなと思える様になりました。とは言え依然として最高気温25℃以上の夏日が続いているのですから、暑さへの
  感覚が麻痺してしまってますね。今年は11月までは平年より暑く、12月から一気に冷え込むようですから体調管理には注意したいところです。
   その体調管理ですが、先週発症したアトピー性皮膚炎は1週間真面目に薬を塗っていたら快方に向かいました。根治する病気では無いですが、手足の発疹やら何やらは殆ど消えて、手の平の
  発疹・肉割れも大分改善しました。もう1週間様子を見て良好なようなら、次からは月間隔での通院で経過観察になるとの事。油断はできませんが一先ず安心です。改めて発症の原因を考えると、
  思い当たるのはハウスダスト。これからは横着をせずに真面目に掃除をする事にします。

   模型の方ですが、エデュアルドの1/48新作で新規金型のMiG-21F-13のプロフィパック版が11月に発売予定との事。現地発売は10月末なので11月国内入荷は予定通りで大丈夫なようです。
  1/48 MiG-21F-13はトランペッターからまずまずの出来のキットがありますが、市場で見かけなくなってからは久しいので、初期のシンプルなMiG-21が好きな方は押さえておいた方が良いかも。
  同じく1/48 でクリアープロップからボーイングF4B-4が10月発売との事。この機体のまともなインジェクションキットはハセガワの1/32以来でしょうか。気になる価格も今日のレートで7600円強と、
  クリアープロップとしてはちょっとお安い感じです。又、コ-タリの新作1/32 スピットファイアMk.b初期型の3DCADデータが公開されました。発売は早くても年末かな?
  1/72ではKPモデルがP-47Cのバリエーションを出すとの事。1/48でドラウイングスが機首の短いB型/C型初期を出しているので1/72でも?と思ったんですが、残念ながら改良で機首が伸ばされた
  C-1以降との事。D型とのパッと見の違いはカウルフラップの枚数位ですね。  
  1/144ではGWHのC-130H航空自衛隊仕様が12月に発売との事。細かい変更の他にプローブ&ドローグ式給油タンクが新規パーツとして追加されるのが目玉です。
   艦船の方ですが、トランペッターが10月に1/700 英空母クイーン・エリザベスを発売するとの事。艦船物ではトランペッターが1番フットワークが良いですね。アイテム的には他メーカーからも
  出てきそうなので、手を出すかどうかは考えどころです。

本日の模型購入:

  アオシマ NON ゴジラ-1.0

   アオシマの新生ブランド『PLAfig. (プラフィギュア)』。その第1弾となります。私は特撮物はジャンル外なのですが何しろあの-1.0のゴジラですし、前評判・動画等で合わせが凄いとの事だったので、
  元技術屋の血が騒いで(w キットというより工業製品としてのアオシマの技術レベルを見せてもらいたくなって購入しました。

   出来の方ですが、既に各所で絶賛されていますからジャンル外の私が改めて言うことは無し。大きさ以外は文句の付けようが無いのでは? 肝心の工業製品としての評価は、失礼ながらこれは
  本当にアオシマ製品?と言ったところ。組説や部品表、ランナー表記が今一つな事を除けば=パーツの出来・合わせ精度自体はタミヤ製品と言われても納得してしまいそうです。
  塗装指示は全く無いのですが、これは正解が存在しないので各人お好きにという事なんでしょうかね。無塗装でスミ入れ・ドライブラシにトップコートだけでも行けそうです。(目と顎は要塗装)

   良い意味で確かにアオシマのプラモデルの技術レベルを見せてくれるキットです。『PLAfig. (プラフィギュア)』というブランドがこの先どう展開していくのかは分かりませんが、なかなかに期待が
  持てそうなブランドになりそうです。


14.SEP.25

   9月も半ばになるとスポーツ界隈も終盤となり、MLBでは大谷さんが2年連続50号ホームランに王手をかけたとか、F1では角田くんは来季のシートが決まらないとかの話が流れてきます。
  国内では自民党の総裁選がどうなるかとか移民反対のデモが盛り上がって来たとかの言う話が流れ、まあ何とも混迷した状況に。アメリカでは保守派の論客が暗殺されるなんていう事態に
  加え、EUではポーランド・ルーマニアにロシアのドローンが侵入してNATOとの緊張が高まる状況に。温暖化が進むと共に、人々の脳味噌も熱くなっておかしくなったんのでしょうかね。
  そんな中で、黒潮の大蛇行が収束した影響なのか、今年は秋刀魚が豊漁と言うのは久しぶりに明るいニュース。何年ぶりかで脂の乗った秋刀魚の塩焼きを楽しみたいところです。
  美味いもの食って満足であれば、人間そんなに刺々しくなることは無いのですから。

   模型の方ですが、先ずはファインモールドから発表があった1/72 F-104が今週の目玉でしょう。まさかこの時代に新金型でF-104が手に入るとは。とは言え、既存のハセガワのキットは
  ハセガワ屈指の名作。3倍を超えるお値段なのもあり、取って代われるかは微妙かなと思います。同じく1/72で零戦32型十二試艦戦も出すのですが、32型はマガジンキットの、十二試艦戦は
  11型とセットで発売したものの単品再販。32型には数年後に発売されたタミヤのキットがありますし、十二試艦戦は1機持っていれば十分なので、此方も商売としてはどうなのかなぁ。
  海外メーカーではウィングジーキットの九九艦爆22型のテストショットと箱絵が公開されました。もう少し先だと思っていたのですが、この調子なら年末までには発売に漕ぎ着けそうです。
  エアフィックスの新作 1/72ウエストランド・ウェセックスHC.2ヘリコプターは現地発売となりました。国内入荷は9月予定ですが、末か10月くらいになりそう。同じくIBGの1/72スピットファイア PR
  TypeA/B/Eも現地発売となりました。此方も国内入荷は9月予定ですが、発売は10月以降となりそうです。
  艦船の方ですが、トランペッターが1/350 ロード・クライヴ級モニター艦のバリエーションとしてジェネラル・ウルフを出すとの事。ロード・クライヴもまだ発売されていませんので、出るとしたら年末に
  一緒にというところでしょうか。

本日の模型購入:

  アカデミー 1/144 B-2A

   アカデミーの1/144シリーズの最新作。このシリーズ、当初は旧ミニクラフトやレベルにOEMしていたキットのアカデミーへの箱替えでしたが、最近は完全新金型でのキット化が主となり、
  お値段も妥当なので新発売が楽しみなシリーズです。1/144のB-2は古くはレベル、最近ではAMPがありますが、レベルは流石に古くAMPは値段高すぎなので、AMPの1/4強のお値段で
  完全新金型のキットが手に入るのは有り難いですね。

   出来の方ですが、最新のアカデミーなので、このスケールとしては十分な内容。各スケールのF/A-18といい、アカデミーには現用機に関して腕が立つ設計者がいるようです。中央胴体部は
  最中のような形になるので上下パーツを接着後にパコパコする心配があるのですが、そこには深い爆弾槽と主脚庫パーツを接着してガッチリ固める構造にしていて、その辺の心配に対応済み。
  表面はステルス機なのでノッペリとしているのですが、そこにカッチリしたモールドが入って良い雰囲気となっています。爆弾槽は通常型・ロータリー式の爆弾架が選べ、更にイランの核施設攻撃で
  有名になったGBU-57A/B MOPバンカーバスターもしっかり用意されています。
  デカールはステルス機故低明度グレーの色味の無いものですが、ウォークウエイライン等必要十分な量が入っています。又、B-2はそれぞれに州名が名付けられ主脚カバー記入されている事が
  知られていますが、ネブラスカ・ニューヨーク・アリゾナ・テキサス・オハイオの5機分が用意されています。

   B-1B・B-52Hと来て、これで現用米空軍の機体は新金型で出た事になります。次はB-21レイダーですかね。私としては旧キットのB-52Dをリメイクしてくれないかなと期待しているんですが。


07.SEP.25

   外から聞こえる蝉の鳴き声はツクツクボウシやヒグラシが主力となり、朝晩は流石に風が涼しくなってようやく夏も終わり始める雰囲気になりました。とは言え、来週の最高気温は30~35℃と
  厳しい残暑が続きそうです。もう2,3回台風が来てくれれば完全に空気が入れ替わって秋の気配となるのかも知れませんが、来るたびに線状降水帯が発生して洪水やら水没、山崩れ等の災害が
  発生しますからねぇ。来て欲しくも在り来て欲しくも無しで悩ましいところです。

   模型の方ですが、Topに書いた様に、ミネシマの新製品のガラスヤスリ2点を購入しました。前に買ったガラスヤスリ(幅9mm)に対し今回のは13mmと5mmで幅広幅狭中間と3種類揃ったので
  削り具合を比較してみると、幅広のは私の手癖では面圧が足りず意外と削れない・幅狭のはこれまで使っていた中間のよりも快適に削れると、幅によって使い勝手の印象が大分違う事が判明。
  これから試しに買われるのであれば、先ずは幅狭の方(メーカー品番:GF-3)を買って試してみるのが宜しいかと思います。
   キットの方ですが、エデュアルドから1/48でアビアS-199(エルラキャノピー)が出るとの事。1/72では既に出ていますが、1/48でも機首周りを新規金型にして出してくるようです。これで昔々の
  ホビークラフトのキットは完全に御役御免となりますね。又、ミニアートの1/48新作P-47Nは9月現地発売との事ことです。珍しいところで、Aerocraft Modelsから1/48マーチンベーカーM.B.3を2種と
  M.B.4が出るとの事。このスケールでのキット化は多分初めてだと思います。重度の蛇の目好きなら食指が動くところですが、Aerocraft Modelsはマイナーメーカーでパーツは全て3Dプリント、
  国内入荷も多分無いので価格も含めて入手するには敷居が高いのが難点です。
   先週書いたコータリモデルが1/48でハンドレーページ ハリファックスMk.IIを開発、発売予定は2028年の第2四半期という話ですが、どうやらクラウドファンディングという形で展開されているようです。
  コータリのwebサイトからのみの受注生産で生産個数は7000個限定。予約者(予約金は全額前払い)はProject Halifaxメンバーとして限定のFacebookグループとフォーラムへのアクセスが可能となり、
  開発情報を受け取れると同時に開発について意見・希望を述べられるとの事です。重度の蛇の目好きで英語に自信があればどうぞ。
  おまけの話ですが、Mojo Modelworksというメーカーから1/12 GAU-8アベンジャー/30mm機関砲が出るとの事。マズルから機関部まで含めたGAU-8全体の単体キットで、パーツは全て3Dプリントの
  ようです。以前イタレリで1/12のF-16コクピットとかが出ていましたが、EUではこのスケールでの部分単体キットの市場があるんですね。日本ではあまり聞きませんから、ちょっと興味深いです。


31.AUG.25

   今日で8月が終わり。来週からは9月だと言うのに名古屋では最高気温が40℃を超えたそうで、更に来週も猛暑日続きの予報。長期予報では平年並みの気温となるのは11月からとかで、
  今年の秋も遅くて短そうです。新型コロナ・ニンバス株の流行も進んでいるので外出時にはマスクをしたいところですが、それで熱中症になったら目も当てられません。周囲の状況で適宜着用・
  非着用を使い分けて、体調に注意して乗り切って行きたいですね。

   模型の方ですが、先週書いたCMKのエアフィックス1/48ライサンダー用Mk.IIコンバージョンセットが現地発売となりました。お値段は5600円程。重度の蛇の目好きなら手を出しても良いかも。
  エデュアルドからは1/48零戦52型甲のプロフィパック版が10月国内発売との事。ファインモールドと真っ向勝負ですが、三菱製/中島製の区別は出来ていない模様。基本中島製の様です。
  スペシャルホビーからは1/72ボーツールIIAが4年ぶりに再販されるとの事。初版は15年くらい前ですが、まともなキットはこれぐらいなので貴重です。デカールはIDF。
  少し先に話になりますが、コータリモデルが1/48でハンドレーページ ハリファックスMk.IIを開発中との事。発売予定は2028年の第2四半期だそうです。ウイングナットウイングス時代に手掛けた
  1/32ランカスターはボーダーモデルに渡ってしまいましたしたから、中の人によるリベンジという事でしょうか。お値段は10万円近くは行きそうです。
  艦船ではトランペッターが9月に1/350 ロイヤル・オークを発売するとの事。WW1のユトランド沖海戦で戦った戦艦ですが、それよりもWW2初期にスカパ・フローでU-47のギュンター・プリーン
  艦長(当時大尉)により撃沈された戦艦として有名です。


24.AUG.25

   今週も日中は35℃超えの猛暑日続き。来週もまだまだ続くようでうんざりしますが、夜になると外からはいつの間にか秋の虫の大合唱が聞こえて来るようになりました。季節はしっかりと秋に
  向かっているようです。ただ、先ずは松虫やコオロギが鳴き始めて~となるのが、鈴虫まで含めて全ての秋の虫が一気に鳴き出した様な雰囲気。今年の秋は(も、かな)急傾斜で冬に雪崩込む
  のかも知れません。

   模型の方ですが流石に夏枯れの状況。開発を少し遡ってレザーバックの1/48 P-47Dを出したミニアートが、次のバージョン展開として量産最終型のP-47NとD型の速度向上型であるM型を
  出すとの事。N型の新キットはレベル・モノグラムとアカデミー以来。どちらもベテランキットなので、この発売は有り難いです。発売は秋ぐらいでしょうか。M型はそれ以降の模様です。
  他にKPモデルから1/72のEEキャンベラB(I)が出るとの事。”ヴィンテージ”と銘打たれている通り、中身はフロッグ/ノボでキャノピーだけ新金型を起こしている模様。又、Hi-Techとして同じく1/72で
  ミラージュIIIEとIIIOも出すとの事ですが、此方の中身はRVモデルズ。レジンパーツではCMKがエアフィックスの1/48ライサンダー用にMk.IIコンバージョンセットを出すとの事。MK.IIはエンジンを
  ブリストル・マーキュリーからブリストル・パーシウスに変更したのが違いですが、エンジン・カウリング・排気管は3Dプリント製でMk.II使用部隊のデカールも同梱されます。
   AFVでは、捻くれたアイテム選定が得意のゲッコーモデルが1/35でルノー4CV '60~'70年代ベトナムのタクシー仕様を開発中との事。このスケールでの4CVのキット化は初めての様です。
  まだ3DCADの段階なので発売は早くて年末でしょうか。ノーマルのバリエーション展開もあるでしょうが、WW2以降の車ですから他での使い所が難しいですね。

本日の模型購入:

  タミヤ 1/72 F-35C

   タミヤの1/72 F-35シリーズの最新作。あのバリエーション展開の遅いメーカーの代名詞であるタミヤが、2022年末の1/48 F-35Aの発売から僅か3年弱で1/48・1/72の両スケールでA~Cまで
  全部揃えたのだから、そりゃ異常気象が続くのも宜なるかな。これでデカール変えやビーストモード等のバリエーション展開をしたら、地球への隕石衝突を心配すべきかも知れません。(半分マジ

   出来の方ですが、これまで同様1/48のスケールダウン+αですから何も問題無し。現時点でベストのF-35Cが手に入ります。主翼の折りたたみは流石に1/48の様な差し替え再現は出来ませんが
  選択可能。デカールは細かいコーションや塗り分けも含めて十分な量。何より色味が乏しいステルス機で例外的に派手目なVMFA-251の指揮官機が入っているのが嬉しいです。

   これで一応のバリエーション展開終了ですが、その次としてホバリング・着陸姿勢しか作れない1/72 B型のノーマル形態での派生は是非とも出して欲しいところ。1/72 F-16の武装レス問題と同様、
  タミヤの、おそらくコスト面でのこの妙な割り切りは結局モデラー側に不満を持たせる事にしかなりません。選択式で売価が上がるのを嫌うなら、しっかりバリエーション分けで出して欲しいです。
  このバリエーション展開についてだけは隕石衝突の心配が~とかの戯言は言いませんので。


17.AUG.25

   8月も後半になり、気温は高いものの湿度が10%ほどは下がって多少なりとも過ごし易くなってきました。この調子で秋に向かってくれると嬉しいのですが、まあ暫くは残暑が続くんでしょうね。
  TVで流れている高校野球中継もベスト8が出揃ったとの事。今年の高校野球は「闇」の部分で大きな問題が発生していますが、少子化が進めば高校野球大会自体が継続できるかの問題になる
  との事。既に3校、4校の合同チームで地区大会に出る例が各地で起きているそうで、高校野球以外でも参加校の減少で県大会が開けるかどうかになっている競技もあるとか。
  既にその傾向は出ていますが、数年したら高校野球は特待生とかの手段で選手をかき集められる私学の間だけの大会になるのかも知れません。そうなった時、先の「闇」の問題も含めて
  高校野球の在り様が根本的に問い直される事になりそうです。

   模型の方ですが、ICMから8月に新製品として1/48 Do217M-1が発売になります。M型のキット化は初めてになるんですかね。又1/32グラジエーターとフィアットCR.42のセットがマルタ島の戦いと
  題されて発売されるとの事。又、レザーバックのP-47Dが発売になったミニアートからは、初期型(P-47D-10RE)のレザーバックP-47Dが発売されるとの事。先に発売となったのはP-47D-11REと
  いう形式ですが、何が違うんだろう?この辺のミニアートの細かいバリエーション展開は、付いて行くのがちょっと大変ですね。
  そのミニアートですが、AFVの方では1/35独トラクター&Fla-MG151/20三連装対空砲という代物を出すとの事。要は農業用トラクターがFla-MG151/20三連装対空砲を乗せた荷車を曳いている
  状況をキット化したもの。フィギュアは入ってない様ですが、どんな姿のドイツ兵なら様になるのやら。ディオラマに最適との煽り文句が着いてますが、ディオラマビルダーのお題を出した様にしか
  見えません。


10.AUG.25

   今週前半はエアコンが不調になるくらいの猛暑日続きだったのが、後半は一転して雨模様。空気が入れ替わったのか、体感湿度も減って過ごしやすくなりました。まあ、その代償が北九州と
  日本海側の梅雨末期の様な大雨というのは、住んでいる方々にはたまったものではありません。洪水や土砂崩れ等で大きな被害が出ないことを祈ります。
   当地も雨雲が流れて来て、この週末はもっぱら雨。これで渇水や農作物への懸念が少しでも解消したのであれば救いがあるんですが、さてどうなるか。それに8月後半から9月にかけて猛暑が
  ぶり返す可能性もあるわけで、まだまだ油断は出来ないですね。

   模型の方ですが、モデルコレクトから1/72 A-12アヴェンジャーIIが8月発売予定との事。FIST OF WARシリーズの一つなので、国内での発売はロケットモデルズ名義となって10月以降になると
  思われます。1/48キットの方は国内で発売済みですが、流石に1/48の三角定規は大きすぎ高すぎで棚の守護神となっている模様。1/72となって値段も下がれば、形の面白さから手を出してみる
  人も増えるかも知れません。又アルマホビーの1/72カーチス・ホークH-75のバリエーションとしてP-36Aが9月発売予定との事。真珠湾攻撃で迎撃に出た機体もセレクトされていますので、日本人
  モデラー的には此方が本命かな。お値段も一時期に比べると少しは安くなっているのも有り難いです。
   AFVではM36ジャクソンが発売されたばかりのタミヤの1/35新作が5cm対戦車砲 Pak38と米IMPSで発表がありました。発売は9月位でしょうか。又、アミュージングホビーから1/35でロシア軍の
  UCGV(無人戦闘車)であるウラン9(Uran-9)が今月発売との事。実戦投入された現用無人戦闘車のキットは初めですかね。又ゲッコーモデルの新作1/35マチルダMk.Iも今月発売との事です。

  最後に。今週1番びっくりしたのはハセガワのA.S.Gでしょうかね。今頃、レッドオーシャンも極まった美プラ1/12スケールに、正直言って絵柄が古い「たまごガールズコレクション」のデザイナーで
  オリジナル設定で参入って、何を考えたら見えている地雷原に無策で突っ込む様な企画にGOが出るのか。死闘を繰り広げているコトブキヤやバンダイを始めとする美プラのメーカー各社を
  正直馬鹿にしてませんかね。この企画、ハセガワの飛行機キット開発の息の根を止めたとも言われる1/48九五式水偵の二の舞いになりそうな予感しかしません。

本日の模型購入:

  ファインモールド 1/48 零戦52型甲(中島製)

   ファインモールドの零戦52型シリーズの最新作。先々週発売となった52型甲(三菱製)に続くキットとなります。三菱製との違いは長い耐熱版と大型化されたスピンナー。タミヤの傑作キットと
  直接バッティングする事になります。

   出来の方ですが、先の三菱製と同じでまずは問題無しかと。スピンナーに関しては外形はファインモールドの方がやや大きく実機に近い様ですが、分割位置等が違うのではという指摘もあります。
  タミヤは三菱製/中島製を一緒くたにしているところがありますから、考証面ではどっちもどっちかなと。組易さではタミヤ、緻密なモールドではファインモールドに軍配が上がるので、この辺は
  各人の好みかと思います。デカールは653空2種と筑波空の3種類入り。

   次は1/72での52型三菱製/中島製となりますが、その先の発表はありません。カウリングの差し替えになる乙型は出せそうな気がしますが、丙型や62/63型はどうなりますかねぇ。エデュアルドが
  11/21型から始めて全派生展開を予定していますから、本家日本の模型メーカーとして頑張ってほしいところです。


03.AUG.25

   今週も連日35℃超えの猛暑日続き。日夜フル稼働のエアコンを見ると電気代の請求が恐怖ですが、まあ数万円を惜しんで熱中症になって入院したり最悪死ぬよりは余程マシでしょう。
  天気予報では来週がこの夏の暑さのピークと言っていましたが、問題は真夏日超えの気温が何時まで続くのかという事。9月一杯までなのか10月まで続いたりするのか。せめて秋ぐらいは
  例年通りに味わわせて欲しいものです。

   模型の方ですが、サマーバケーションの時期とあって、あまり目ぼしい情報はありません。先ずCMKがエアフィックスの1/48ライサンダーのMk.III(SD)コンバージョンキットを出すとの事。
  3Dプリントの大型増槽や後席搭乗ラダー等にデカール4種類が付くそうで、残念ながら”ジョー”は無いようです。本家エアフィックスのMk.III(SD)発売が何時になるかは分かりませんが、出るのは
  確実なのでじっくり待っても良いかと。又、スペシャルホビーからは1/72一式双練のバリエーションとして戦後米軍マークを付けて使われた機体が出るとの事。デカール替えだけでは無く、これまで
  出たバリエーションも纏めてワンパッケージにしたようなんですが、詳細は分かりません。
   キット情報ではありませんが、バンダイが30 MINUTES LABEL(30MM,MS,MF,MP全体の呼称)のフェスを9月13、14日にやるとの事。地味めだった30MMにコトブキヤの後追っかけで30MSを
  展開し、一気に市場ボリュームが増えたのを良いことに30MF,30MPと矢継ぎにブランドを拡げて来た訳ですが、正直迷走してるんじゃね?的な雰囲気もあります。このフェスの目的がその辺の
  引き締め直しならば良いのですが、サイトの各担当プロデューサーの写真が「黒Tシャツに腕組み」(鉢巻したら、どこぞのラーメン店のスタッフ集合写真そのもの)なのを見ると心もとないかなと。
  私的には、格好だけで内実は薄っぺらの信用出来ない遅れたイメージしかないんですよね、あのポーズ。あれを今更堂々とやられるとはねぇ…。
  流石にたまごっちの二の舞いになる事は無いでしょうが、バンダイの企画・経営はやっぱり信用出来ませんね。


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