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「ゲームと映画」            2006/07/16

 最近よく映画のようなゲームといった言葉聞く。今年は次世代機が揃う事もありグラフィックの向上からまた一歩映画のようなゲームに近づく事が出来ると考えている開発者もいる。その映画のようなゲームを目指してただ綺麗なCGをながすだけに終わるならそのゲームを非常に面白くないものになる。
  対極的な例だがファイナルファンタジー12(PS2)と脳のトレーニング(DS)の宣伝を思い出してほしい。FF12の方は、前面にCG画面を出し壮大な物語を彷彿させ全世界が待っていたとまるで映画のような宣伝で知らない人はこれがゲームの宣伝だとは思わないだろう。脳のトレーニングの方は松島奈々子が楽しそうに遊んでてちょっと俺もやってみてぇーと思わせてくれる。ゲーム機を持って遊んでいるのだから誰が見てもゲームの宣伝だ。両タイトルの客層は違うと思うがファイナルファンタジー12(PS2)の方が映画のようなゲームを目指したのもでありゲーム性ではなくストーリー性が強く求められるタイトルだ。しかし脳のトレーニング(DS)の方は新しいゲーム体験を提供したゲームではないだろか。
  僕が求めているのはゲームだ。グラフィックの向上は必要だが長いCGを見せられ肝心のゲーム部分がさっぱりでは本末転倒なのだ。実際にゲーム製作者が映画を作っても坂口博信氏のように失敗に終わると思う。ゲームと映画では求められるものが違うからだ。
  その坂口氏は本格的なゲーム製作から身を引いていたのだが、新しくミストウォーカーと言う新しい会社をたて再びゲーム業界に戻ってブルードラゴン(Xbox360)というゲームを作成している。
  それがかつて坂口氏が制作したファイナルファンタジーシリーズが目指した映画のようなゲームなのか楽しみで仕方ないのだ。

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