モデルプレート
モデルプレートは車両の身分証明証のような物で、
フロントストラットの上部にリベット止めされています。
このプレートにはアプライドモデル(車両形式記号)、エンジン/トランスミッション型式、外装色、トリムコードなどが打刻されています。
←自車の場合

アプライドモデル
アプライドモデルの数字/記号の意味が分ると、車種、年改(おおよその製造時期)記号、
車両形状等がわかります。

例) E-GC8A47D
E= 昭和56年度排出ガス規制適合
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G=インプレッサ
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C=セダン
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8=2.0L 4WD
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A=Atype
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4=4枚ドア
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7=WRX typeRA
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D=5MT DOHC EGIターボ
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この年改記号でいうとA〜Ctype、Dtype以降で大幅なマイナーチェンジが
おこなわれており通常、前期型/後期型と区別されることが多いです。
また後期型でも外観やエンジンのマイナーチェンジもあるので、
D,Etypeは中期型、F,Gtypeは後期型とするのが判り易いかもしれません。

エンジン形式(WRX系のみ)
A〜Ctypeのエンジン形式はEJ20Gのみですが、
D,Etype、F,Gtypeではグレード等によっても変わるので
ちょっとややこしいです。
またエンジン制御系もこの区切りで大きく変わっていて、
ECUを変更する場合には注意が必要です。
Type | エンジン型式
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A〜Ctype | EJ20G
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D,Etype | EJ20K
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F,Gtype | EJ207(STi) / EJ205(NotSTi)
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ECUでは下記の違いがあります。
A〜Ctype | ROMソケット用のスルーホールが存在
| D,Etype | 外部接続用のスルーホールは存在
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F,Gtype | フラッシュROM内蔵のマイコンを採用
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ROMのチューニングベースとしてみると一番簡単なのはA〜Ctypeで、
D,Etypeもマイコン等の仕様書が手に入るのなら、
配線を追いかければいいだけなので比較的簡単です。
F,GtypeになるとROMを書き換える為の各種解析、
もしくはマイコンを取り外し(ここは経験も必要)、
書き替えるための機材が必要なので大変そうです。
とりあえず自車のAtype用は楽ですね。
