コメディ調の前半で攻略キャラを確定、後半はシリアスな個別シナリオ、というよくある学園恋愛物。これに絡む“えいえん”というキーワードがくせもので、何とも居座りの悪い設定なのだがこれによって絶妙な緊張感が演出されているのは確か。前半での日常会話も、よく似た設定のゲームが多い中で頭一つ抜き出ている。個人的に一番ストレートな茜シナリオが好みで、これだけなら9点。折戸氏が約半数を作曲している音楽も素晴らしく、「雪のように白く」「追想」「海鳴り」「雨」「永遠」辺りが好み。
最終更新 : 2003.05.03 PCゲームのインデックスへ ゲームのインデックスへ 表紙へ