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フレンドのイタリアン

 そう、あの「イタリアン」である。といっても、新潟県に住んだことがない人にはお分かりにならないだろう。

 本ページはフレンドとは一切関係ありません。

  1. 駅前からフレンドが消えた
  2. これがイタリアンだ!
  3. あのフレンドにHPが!

●駅前からフレンドが消えた

 長岡(或いはその近隣)市民ならば「フレンド」の「イタリアン」は食べたことはなくても名前ぐらいは聞いたことがあるだろう。ごく簡単に言うとミートソースのかかった焼きそばである。それが何故イタリアンなのか?そんなことは僕は知らない。とにかく太目の四角い断面の焼きそばの上にミートソースがのっているのである。ミートソースといってもいわゆるスパゲティで良くあるような色鮮やかなものではなく、「これがミートソース?」と言ってしまうような妙なソースなのである。

 で、そのイタリアンと必ずセットで食さなければならないのがギョウザである。何故ギョウザなのか?その答えは小学生の頃からイタリアンとギョウザを食べている僕でも未だに答えを見出せていない。イタリアと中国に何のつながりがあるのか。イタリアで商売をしていた華僑が文革の影響で日本に逃げ仰せ、長岡で商売を始めたのだろうか。だったらもう少しイタリア色や中国色を出しても良さそうなものである。

 それはさておき、新潟を離れた僕は帰省の度にフレンドのイタリアンとギョウザを買って帰りの新幹線で食べるのが楽しみの一つとなっていた。イタリアンのパックのフタを開けたとき、なんとも言えず良い匂いがあたりに充満するのである。ところが...2001年あたりに花火見物で帰ったら銀行の隣に(「美松」の向かいあたりだったかな)あったはずのフレンドが「ない」のである。「そんなバカな」僕は目を疑った。僕はフレンドを探して歩き回った。丸専の地下、覚張書店の上...「何処にもない」何が起こったんだ。僕のイタリアンとギョウザは何処へ行ってしまったのか。あれが食べられないのならば新潟へ帰る意味などほとんどない。そのときの僕は失意の中、長岡を後にした。

 時は流れ2002年。僕はその後もフレンドを探しつづけ、長岡のジャスコにあるらしいとの情報を得た。知らない方のために解説すると、長岡のジャスコは花火大会の会場のさらに向こうにあり、車でないと行けない距離にある。「青春18きっぷ」で長岡に着いた(7時間も電車乗りっぱなしだぜ)僕は「駅レンタカー」で早速車を借りてハンドルを握った。ジャスコができたのは確か僕が新潟を離れた後なので初めて行く場所である。駐車場に車を止め(新潟はやたらと駐車スペースがあってしかも無料なので良いね。)店の中に入る。本当にそこにフレンドはあるのか、ガセネタではないのか、不安が脳裏を過ぎる。店内をさまようこと5分、フードコートらしきものを発見。まずミスタードーナツが目に飛び込む、ラーメン屋、アイスクリーム屋...あった!ついにフレンドを見つけた。やはり、フレンドの火は消えていなかった。僕は迷わずイタリアンとギョウザを注文した。

 実は2001年の夏、僕はある確信を持って長岡を後にした。それは長岡まつりの花火大会の会場でフレンドのイタリアンが売られていた、つまり、「フレンドは必ずどこかで営業しているはずだ」。それを今回やっと確かめることができた。

(2002/08/29)

●これがイタリアンだ!

 繰り返しになるが「イタリアン」とは焼きそばにミートソースがのっかったものである。同じ新潟でも新潟市の方にはみかづきのイタリアンと言うのもあるらしいが、僕は実物を見たことがない。写真はフレンドのイタリアンでもちろんギョウザもいっしょである。イタリアンのミートソースもギョウザも以前よりもスパイシーになった感じがする。イタリアンの下部の小皿はギョウザのタレである。これはなんとラー油もいっしょに入った優れものなのである。

 「美松」(みまつと読む)で思い出したが「美松」にはサンキューセールのシュークリームとレーメンなんてのがある。レーメンて言うかあれはサラダ風冷やし中...いずれ機会があったらリポートしてみたいものだ。

(2002/08/29)

●あのフレンドにHPが!

 なんとあのフレンドにいつの間にかHPができているではないか。冷凍ギョウザの通販もやっているらしい。フレンドのイタリアンとギョウザで育った人には懐かしいCMソングも聴ける!

http://www.e-friend.co.jp/

(2005/03/23)



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