(3)A Minor Forest
![]() | 解 説 |
サンフランシスコのA Minor Forestはグランジ感溢れるハードなオルタナティヴロック。
が、しかしどうこの音を表現したら良いでしょうか・・
すべてが緻密な計算をされているかのように
プログレ感のある物凄い構成力を持っている演奏。
メランコリックなボーカルに始まり静かな演奏が始まったかと思うと、
じわじわと綿縄で締めつけられるかのように脳に響いてきて、ガンガンな破壊力で突き進んでゆく・・
これ、ライヴで聴いたらヤバイよ、絶対。あっちの世界にいっちゃうね(笑)
祈願・A Minor Forest来日公演!!
スリルジョッキーの音楽の幅広さを知らしめるA Minor Forest、ああっ・・あまふぉ〜!!!一緒に叫びましょう(笑)
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guitar,singing and Yelling:Erik Hoversten
drumming and Yelling:Andee Connors
bass and some vocals:John Trevor Benson
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「Flemish Altruism (Constituent Part1993-1996)」 Thrill Jockey(Thrill034cd) Engineer:(ODD Tracks) Bob Weston (Even Tracks) Steve Albini Release Date: 1996
(上段)通常盤 (下段)初期盤 |
彼らの1stアルバムなのですが、奇数トラックをBob Weston、偶数曲 Steve Albiniがエンジニアしている全10曲。緊張感溢れる奇数曲に神経を ピリピリさせ、頭をぐぁんぐぁんされるように爆発暴走する偶数曲。 メランコリックなボーカルから豹変する絶叫ボーカル。 10曲なのに73:17と言う半端じゃない演奏時間。 どれを取っても、とてもじゃないがじっと聴いてはおれん1枚!
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「inindependence」 Thrill Jockey(Thrill056) Engineer:Brian Paulson Release Date: 1998 |
前作にも増して構成力が凄い2ndアルバム。 展開も斬新で、18:56のからなる5曲目“The smell of hot”などは必聴! ピアノの曲で終わる7曲目“discoier”も全然違和感がなくじっくり染みこむナンバー。 全7曲で53:54もあるのに欠点と言えばもっと聴きたい!・・の一言である(笑) |
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「...so were they in some sort of fight?」 My Pal God Records ( MPG018 ) 2CD
Release Date: 1999 |
悔しくもも解散してしまった、A Minor Forestの
シングル、V.A.、未発表曲、ライヴなどの貴重な音源を、 余すことなく収めた大注目の2枚組み! 濃いい!その内容は今まで出したアルバムの顔とは違った面も出しており (デジタル・ハードコアっぽい曲やカントリーっぽい曲もアリ!) このバンドの奥深さを感じる、 狂気と静寂を兼ね備えたバンド・・A Minor Forestet、いいバンドでした! 今後は2つのバンドに分かれて活動の事、今後の彼らの活躍に注目したい。 |