![]() | 99年04月下旬 |
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Ida [ Tales of Brave ] engineered: bruce hathaway simple machines ( SMR35 CD) Release Date: 1994 |
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Ida [ I Know About You ] engineered: bruce hathaway simple machines ( SMR47CD ) Release Date: 1996 |
久々の感動の1枚!、この感覚はシュリアン・オーファン以来だ、
その名もida、ニューヨークのバンドらしい。
フォークギターベースだが、時々ラウドなギターが絡む(これがまたたまらなく良いんだ・・)、
ドラムは必要に応じている程度、と・に・か・く!たまらなく美しい!男女の歌のハーモニーがステキだ〜
いやいや、なかなかアリそうでないんです、これほどまでにピュアな音楽を聴かせてくれるバンド。
ギターの音をたれ流しながら歌っている最近のギターバンドに歌心を感じられない今、このバンドの存在は貴重だ!
今月一番のお奨め!心が洗われます・・・最高!
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Retsin [ Sweet Luck of Amaryllis ] recorded: KevinCoultas with Noel Hawley Carrot Top Records ( SAKI 021) Release Date: 1998 |
・・・絶句、
新作が出ていたなんて・・ノーマークでした・・(新作はsimple machinesレーベルじゃないし・・)
とにかく感激!retsinの新作!
内容はますますシンプル、今まで以上にフォーク色が強くなっています、
それだけにギターの響きがたまらない!
Tara jane O'neil(ex Rodan、Sonora pine)とCynthia Lynn Nelsonの二人の歌もますますステキ!
話は変わりますが、実はidaとの交流があって、噂ではida retsin familyにてなんか出しているらしい・・(情報求む!)
最近ピュアな音楽に飢えている貴方!是非お奨めの1枚、聴いてみてください〜!
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old time relijun [ uterus and fire ] recorded: phil elvrum K ( klp 971) Release Date: 1998 |
「すっ、すげぇ!!このバンド何物!?」
東京出張の際、渋谷のワルシャワで流れていた音楽がこのバンド。
あまりの衝撃に、小心者の私が「すっ、スミマセン!このバンドなんですか!?」・・と聞いたぐらい(笑)
とにかく音的にぶちきれています、最近病んでいる私にとって衝撃的でした。
なんと表現したら良いのでしょうか、墓場のジーザス・リザード!?(意味不明(笑))
でもアルビニ録音の音とはかなり違うし・・
パーカッションの音がドッカンドッカンきて、自由奔放なギターがギャンギャンきて、
その上この狂ったような濃いボーカル。
大音量で聴くとトランス状態確実、音革命の1枚です。
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Poster Children [ New World Record ] recorded: Poster Children Spin ART Records ( spart 69 ) Release Date: 1999 |
祝・メジャー解雇!ここ2、3枚絶不調だったポスチル、今回のアルバム吹っ切れました!!!!
これだよこれ!ポスチルは!初期のビート感たっぷり、いや初期以上!?
とにかく、シャープで切れがよく躍動感がありエモーショナル!
この内容ならライヴではさぞかし大盛り上がりでしょう。みてみたーい!ライヴ!!!
・・・・と思ったら、実はライヴの映像も3本入っています(ベースのRose嬢の演奏最高!)
他にもスクリーンセーバー、ゲーム(笑)付きのお買い得内容、買って損なし!
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Derek Bailey [ Play Backs ]
Bingo ( BIN 004 ) Release Date: 1998 |
1. Darry Moore | 7. John French |
2. Henry Kaiser | 8. Cacey Rice | ||
3. Cacey Rice | 9. Ko Thein Htay | ||
4. John Herndon | 10.Sasha Frere-Jones | ||
5. Tied + Tickied Trio | 11.John Oswald | ||
6. Bundy K. Brown | 12.Jim O'Rouke & Loren MazzaCane Connors |
この方は私よく知らないのですが、Loren MazzaCane Connorsと系統的には同じで(・・と思う)
フリージャズ感覚のかき乱すギタープレイ(奏でると言うか、鳴らすと言った感じ)を聴かせてくれます。
それを豪華なメンツが各自MIXして、(Loren MazzaCane Connorsも参加していますね)
無機質な打ちこみにフリーなギタープレイが絡む、めちゃクールで楽しい世界!
個人的にはCacey Riceの個人ユニットDesignerのハードバージョン“Resigned”のMixが最高!
やっぱこの人凡人じゃないです、天才です。
他にもJohn Herndon(トータス)、ジムオルーク、バンディKブラウンetc・・と買って損の無い内容になっています〜
(修正)
このDerek Baileyと言う人はジム・オルークなどに多大な影響を与えたギタリストとの事。
それと豪華なメンツかリミックスをしたのではなく、
このメンツが各自用意したリズム・トラックをDerek Baileyが聴いて後からギターを即興演奏で絡めたとの事。
・・・・絶句、凄すぎるこの人。リズムと音の微妙な狭間を操る物凄い人物です、是非チェックを!
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Trans AM [ Futureworld ] Produced: Trans AM 徳間ジャパン/Thrill Jockey Records ( TKCB71591 ) Release Date: 1999 |
ほぼ1年のサイクルでガンガン出してくる絶好調のTrans AMのニューアルバム、
ボーカル(?)入り!・・とか、サックス使っている!・・とか話題が尽きません(笑)
今回のテーマはクラフトワークとアイアンメイデンの融合・・(うそうそ(笑))
やっぱ今回も人力テクノでドラム音とかバリバリ決まっています。
後半のだらけているのが残念ですが、やっぱオモロイはこのバンドは。
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Slicker [ Confidence,in,duber ] recorded: John Hughes Hefty Records ( hefty 10 ) Release Date: 1998 |
これまた絶好調のHefty Records!この個人ユニットSlickerのJohn Hughesという方は
同レーベールのBill Dingと言うユニットをやっている人らしいのですが(スミマセン聴いた事が無いんです・・)
音はテクノで非常にトリッキーな感じの音作りをします。ケーシー・ライスにも負けず劣らずいい仕事してますね〜
Bill Dingというのも気になってきた・・(ああっ・・物欲(笑))
APHEX TWINが好きな人とかも気に入っていただけるかも!?![]() |
P.W.Long's Reelfoot [ We Didn't See You On Sundy ] recorded: Josh Kramer/Stive Albini Touch & Go Records ( TG178cd ) Release Date: 1997 |
元MuleのボーカリストP.W.Longのソロアルバムを偶然Getしました。
アルビニ直系のいかにも“らしい”演奏に、
ささくれた感じのボーカルが非常に印象的だったMule。(B級とか言われるが、もうたまらなく好き!)
そのボーカルの人がとの様なサウンドを聴かせてくれるか興味津々でしたが、
聴いてみると・・・これはこれは渋いブルースナンバー!!
渋い!渋い!アコギをジャカジャガ演奏しながらの
P.W.Longのくしゃ枯れたボーカルのブルースナンバーはメチャクチャはまっている〜!!まさに理想のブルース声だわこの人は。
バンド構成の曲もあるがアコギで歌っている曲がヤッパかっこいい、
しかし最後のフィドル演奏で歌い込むあたりも染み染みです・・フフッ
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The EX [ Disturbing Domestic Peace ] EX (EX 004/005D) Release Date: 1994 ( 1980 ) |
The EXのむかーしのアルバム(1980年の再発)を見つけました。
うーむいかにもその時代のパンクと言った感じ、
今の厚みのあるソリッドな演奏とはかなり違っているが、
さすが今まで生き残っているバンド、混沌とした中にはっと言わせるような瞬間は確かにあります。
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Seaweed [ Actions and lndications ] recorded: Clint,Wes,and Seaweed Marge Records ( Mrg150CD ) Release Date: 1998 |
「健脳丸」(なんじゃコリャ!)とジャケに書いてある(笑)
なんだかなぁとMarge Recordsのseaweedと言うこのバンド初めて聴いたのですが、
これがまためっちゃダイナミックでカッコイイんですよ〜
雑でいながら雑でない、パンキッシュでいながらひねくれている、
雑誌の紹介で、突抜けているようでどこかで引っかかっているもどかしさ、
細かいセンスの光り方があなどれないと書いてあるがまさにその通り!
日本のCowpers、Nahtなどが好きな人は、「ねぇ!ねぇ!これも聴いてみて!」・・と聴かせたくなる1枚、オススメですよ〜!!
(ジョイ・ディヴィジョンのカバーも入ってます〜)
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Plash [ More You Becomes you ] Engineers: Stive Albini P-Vine Records/Drag City ( PCD-5510 ) Release Date: 1999 |
皆さんが良いという理由がようやくわかりました。(なんせ鹿児島では入荷していないから(笑))
ステキです、ピアノとボーカル(あと少々の楽器)でコレだけの表現力!これはかなり良いです。
異色のアルビニがエンジニアと言う所も良いですね、この生々しい感覚もさすが!
やっぱオルークとは違うぞ!・・ってな感じです(いや、オルークはオルークの良さはあるんですけどね)
下手そうで・・上手そうで・・なんかもどかしいボーカル・・魅力ですねぇ・・
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Stephen Prina [ Push Comes To Love ] Produced: David Grubbs and Jim O'Rourke Drag City ( DC147CD ) Release Date: 1999 |
ガスターコンビがプロデュース、ジョン・マッケンタイア、サム・プレコップも参加していると言う話題の1枚、
Stephen PrinaをGetしました。
流れ的にはサム・プレ、ユリイカ系統で「午後のお茶系(笑)」ですね、和みます。
この系統好きな方は絶対Getして間違えない一品、
わたしはちょっと完璧すぎなんで、もすこしひねっても良いかな・・と言った感じです。
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CHicago Underground Trio [ Possible Cube ] P-Vine Records/delmark (PCD-5512) Release Date: 1999 |
CUO(シカゴ・アンダーグラウント・オーケストラ)、CUD(シカゴ・アンダーグラウンド・デュオ)に
続く第3弾、その名もCUT(シカゴ・アンダーグラウンド・トリオ)(セカンド?らしい)。
CUOはジャズをかなり聴きこんでいると言われるバンディK.ブラウンがレコーディングを担当して
ジャズの土臭さを見せてくれて、
CUDはケーシー・ライスが担当して、都会的雰囲気がでた音響重視のような作品でした。
はたしてCUTはどうなるのか!?・・と思ったら、その中間と言うべき音響と、フリージャズが両方楽しめるステキな作品。
自分個人としては、ジャズは聴いてみたいけど何処から入ったらいいかわからない・・といった感じだったので、
このシカゴ・アンダーグラウンド・・のシリーズはホントに嬉しいジャズ入門と言うべき作品です。
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The Olivia Rremor Control [ MUsic Form the unrealized film script ] Flydaddy ( FLY017-2 ) Release Date: 1996 |
最近ブレイクのきざしのあるelephant6の代表格とも言えるThe Olivia Rremor Controlですが、
実は私は聴くのは初めて・・・で噂通り実に面白い展開を見せてくれる作品でした。
極上ポップもあれば何処かに糸の切れた凧のように展開して行くまるで迷路のような作品・・
elephant6やっはりステキですね、多分セカンドも買う事でしょう(笑)
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V.A. [ Sounds of Geographically Challenged ] the temporary residence limited(LP) Release Date: 1997 |
A-1 Retsin |
A-2 Palomar | ||
A-3 the ( Improvisational )Phasor Project | ||
B-1 the ( Improvisational )Phasor Project | ||
B-2 Liquorice | ||
B-3 Hz Roundtable |
このオムニバスは東京のレコ屋でたまたま見つけた
ケンタッキーはLouisvilleのインディーズバンドを中心に集めたオムニバスの様ですが、(Retsinしか知らない・・)
そのレベルの高さは絶句・・・!!
Retsin
(アルバム収録の曲ですが、ギターの音の響きとボーカルはやはり大好き!)
Palomar
(SLINT直系のサウンドを聴かせてくれる、輪郭のはっきりとしたパーカッションに、ギター、ベースが絡む非常にカッコ良いLouisvilleサウンド!)
the ( Improvisational )Phasor Project
(これまたPalomarに負けず劣らずのLouisvilleサウンド!淡々としながらもしなやかに、時にトリッキーにうごめくヒリヒリ感がたまらない!)
Liquorice
(Retsinに似ているナチュラルテイストの女性ボーカル、サウンドも非常に気持ち良いです〜)
Hz Roundtable
(カントリー風の曲調でありながら土臭さの無い感じ不安定なボーカルに面白味があります。)
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V.A. [ International Hip Swing ] K ( klp 16 ) Release Date: 未記載 |
ネット友達のまつ氏に東京行った際買わされた(笑)1枚。
Kレーベルはまだほとんど未開拓のレーベルなのですが、
パンキッシュなナンバーからフォーク、ロックンロールと非常に多彩で
雑食性が高い事がよくわかりました、うーむ嫌いじゃないぞ、ヤバイかも・・物欲がまた高くなってしまった・・
< Singles >
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@Calexico [ The Ride PT.2 ] ( EP (CD) ) City Slang (08719-2) |
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AJune of 44 ( 7") BCore Disk (BC66) |
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BStarfish ( 7") Trance |
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CShellac [ The Rude Gesture a pictor history ] ( 7")
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DShellac [ Uranus ] ( 7") |
@のキャレキシコはアルバムナンバーのバージョン違いがいくつも並ぶシングル。哀愁サウンドの王道ですね(笑)
AJune of 44の新作前の先行シングル。うーむ・・・今一つぱっとしない!?アルバムに期待!
BStarfishのセカンド発表前のシングル、レーベル名同様トランス状態です(笑)
CDShellacのシングルはホント秒殺ですね、カッコよすぎ!短い時間にタイトに決まる・・やっぱ凄いわ、あんたら!