DIARY2000 07

■日記です。■

●2000/07/02●
新宿の青山ブックセンターで、沖浦監督のサイン会に行ってきました。人狼のムックを買うとサインしてくれるというものでした。どうせムックも買おうと思っていたし、生で沖浦監督見れるし、しかも、サインも頂けるということで、行くしかないと思い、行きました。シャイな感じの人に見えました。途中、ちょっと飲み物を飲むとき、照れくさそうに飲むのが印象的でした(どこ見てんだか)。サインは、監督の自画像付でした。思わず、握手してもらいました。嬉しかったです。ほとんど、ミハーですね。さて、本の中身ですが、これまたなかなかです。レイアウトや原画が載っていてかつ、インタビューページが豊富で、ほとんどの主要スタッフのコメントが載っているというなかなかおいしい本でした。ちょっと高かったけど、サインももらえたし、内容も良かったので、納得です。
●2000/07/03●
久しぶりにCGを描いています。まぁ、友達がサイトを開くということで、何かよこせといわれたもので・・・。で、がつがつ描いて、色を塗り始めたのですが、背景がうまくいかなイッす。もともと、CGっぽい背景とか嫌いなので、出来るだけ水彩的というかガッシュみたいなアニメみたいな背景を描きたいなと思うのですが、うまくいかなくて困っております。誰か何とかして欲しいものです。　昨日買った人狼の本を呼んでいるのですが、読めば読むほど面白いのですが同時に色々考えさせられます。なんか絵をかけなくなりそう。考え込んじゃって。ただそのシーンを描くのではなくて、そこにあるもの一つ一つにその存在理由を持たせたり、また以下にもてきなポーズをとらせることなく描いたり。感服いたします。やっぱプロってすごいなと思うと同時に、ああいう風に描けるようになりたいと思うのでした。
●2000/07/05●
アフターレポートとしてイベントサイトを更新しました。で思い切ってイベントサイトのトップページもリニューアルさせました。いかがでしょうか？シンプルだねーといわれそうです。そうです、シンプルにしたんです。思いっきりシンプルにしたかったというのがありました。どこまで、内容に対して絞りきれるかなという。結構悩んだんですが、まぁ結果としては良かったかなと(だから公開したんですが)。
●2000/07/06●
Netscape Navigatorを4.73にアップしました。最近妙に調子が悪かったので、これを期にアップグレード。しかし、何が換わったのか良くわかりません。しいて言うなら、アイコンでしょうか。快調に動いています。
●2000/07/09●
原稿が大変です。もうギリギリのところで作業していなくてはいけないのですが、ちょっと気が緩んでしまいます。というか、暑かったり、色々で作業に集中できないんです。いや、集中しているんだけど、長続きしないのかな。とにかく、大変なんです。逃げたいわけではないのですが、やっぱり逃げたいです。あうー。　久しぶりに、またコラムでも始めようかな。今回は、アニメビジネスにおけるターゲット。つまり、作品を展開するとき、ターゲットをどこに持っていくかということですね。この点に関して、僕の持論をいえば、女性をメインターゲットにするというのは結構難しいということです。特に原作付だとなおさらです。個人が抱いているイメージが強すぎるため、ちょっと違ったり、おかしかったりすると、もう罵声の嵐です。テレビで展開するというと制約も多く、原作どおりには行かない部分もあります。また、原作者を離れアニメ製作スタッフにゆだねられる以上、スタッフの考えも出てくるわけで、原作どおりにはならないわけです。その辺の理解が薄かったり、どうでも良くなっていたり、まったく興味なかったり、飛んでいったりということが多く、大体は製作者がかわいそうなめを見る羽目になるのです。アニメになるのだから、そこにはプラスαが必ずあるわけで、すべてが同じにはならないのです。まぁ、原作どおりにやってしまえば、原作を読んでいればいいということになってしまうわけで。個人の思い通りに行かないとすぐにいやになるわけです。そしてこれが、商品になっても、当然売れません。特に最近、ソフトに関しては期待できないものがあります。作品が終了してしまうと、次のものヘと移っていき、それまでの人気はどこへやらということになり、その結果ソフトも売れてこなくなるという現象が起きています。この点を考えると、メインターゲットに女性を持ってくるのは大変だと思います。逆に当たれば、それなりにも期待できるのですが、すべてそれ横一線というつまらないことも起こるわけで。子供がターゲットというとまた違ってくるんでしょうが(いい例がセーラームーンですね)。というわけで、今回はこの辺で(ああ、反感が多そう・・・。その辺は掲示板かメールにでも)
●2000/07/11●
さて、2日前に書いたコラムの続きを。ターゲットを男性に絞った場合。キャラクターにある程度みんながすきそうなのを配置すると、そこそこの人気(視聴率)を獲得することは出来る。しかし、話がおろそかだといまいちになってしまうのだが。男性の場合、リリースされているシリーズもののソフトは、番組終了後も、引き続き買いつづける人が多い(もちろんやめる人もいる)。しかし、全快書いた、買わない率で見ると、男性の方が少ない。企業とは、リスクを少なく行こうとすることが多いので、この辺を見ると、男性をメインにそろえたほうがいいといえる。また、キャラクターに対する思い入れも、女性に負けず劣らずだが、製作者が悲しい目を見るというのは女性ほどではない(掲示板へ抽象内容を書き込むとかがあまり無い)。そう考えると、男性層の方がメインに据えやすいというのはある。　さて、前回今回にわたって書いたコラム、アニメビジネスにおけるターゲットということだしたが、ビジネス的に捕らえるのは良くないということを言う人もいます。もちろんそれは、おかしいわけではないですが、いろいろなスポンサーが入り混じり、その各スポンサーはその作品からのロイヤリティーを期待しているわけです。そう考えると、今回のような考え方もまたビジネスという立場で見ると考える手段・ものさしになるわけです。しかし、作品を商品として扱うこともあるわけです(その得たお金で食べているのですから)。しかし、その商品の展開の仕方に最近は問題があるように思うのは以前から良くここに僕が書いてきたことですね。作品を商品として扱っているところほどーサービスには気にしているところが多いのもまた事実です。この辺のバランスが大切であり、今の業界に求められるもののように感じます。
●2000/07/14●
コミケのサークル情報をちょっと前に出しました。いや、もっと早く出そう出そう思っていたのですが、めんどくさくなっちゃって・・・。やっとの公開となりました。今回もまたすごくシンプルですが、背景に絵を使っているところがここの他のページとは違う雰囲気を出しているのではないでしょうか。
●2000/07/16●
原稿大変です。本当に時間が無いので、もうとにかく時間を見つけてやっているという感じでしょうか。寝る時間もおのずと削られていきます。しかし、そんなときでも、常に遊び心を持っていどもうかと思っております。いや、まぁあまり根詰めてばっかというのも、精神的に辛いし、ただでさえ余裕も無いもんだから、少しでも心のどこかに、余裕というか、ほっとできる場所を持とうということで、遊び心を持って、学校で色々暴れて(？)おります。
●2000/07/18●
いろいろここのホームページをバージョンアップさせたいなと今いろいろ考えています。幾つかやりたいことはあるんですが、時間に追われてしまっているので、今出来ない状況ですね。夏には、時間的余裕をどっかで見つけて、集中的に取り組みたいなと考えているのですが、果たしてうまくいくのでしょうか？たとえば、メニューページのバージョンアップとかですね。
●2000/07/19●
ちょうど３年前の今日である。それは僕にとっておそらく一生忘れられない日の一つだろう。映画(アニメ)を見るために、かなり前から並んでいたことだ。誰もがそのときを待ちわび、そして興奮した。あの時の勢い、気持ちはなかなかそう出てくるものでもない。そのときに、一つの曲に出会った。「只今の曲」として流れたその曲は、とても心に残り、今でも僕の中では、一番のお気に入りの曲であり、３年たった今でも良くかける。偶然なのだろうか、それとも何かがあったのだろうか、ちょうど今日たまたま、とある映画(アニメ)を見に行った。もともと、それは特に見たいと思っていたわけでもなく、作品のタイトルぐらいしか知らないものだった。ちょっと前に、いろいろな関係からそれを見に行くことになってしまった。映画も終わりに差し掛かり、最後の主題歌が流れ始めたときだった。どことなく聞いたことのあるような、曲だった。何かが似ていて、懐かしかった。テロップを見ると、作曲・編曲に見たことのある人が。それは３年前に、聞いた曲と同じ人だった。たまたま今日それを見に行くことが無かったら、おそらく聞くことはほとんどなかったであろう曲だった。いい曲だった。明後日あたりにでも、CDSを買いに行こうかなと思った。曲を作った人の名は、鷺巣詩郎。僕が大好きな作曲家だ。３年経って、たまたま、映画という形でまた彼の曲に出会う(その間にもテレビとかで見てCD買ってはいたが)ことになったことになんか、偶然性を感じずにはいられなかった。
●2000/07/22●
今日は秘密がいっぱい・・・。
●2000/07/23●
今日も秘密がいっぱい・・・楽しい２日間でした。
●2000/07/25●
忙しい日々を送っております。まぁ、コミケの原稿なんですが。さて果て、今年は色々大躍進の年となってきました。こんなにいろいろなことが起こるのは、初めてです。僕自身はノリにノッているという感じなんですが。いろいろといい経験をしています。最近思うことは、どこで自分が満足するかということです。今の時点で満足するか、それとも、更にその先を目指すのかということです。もういいや、これでとか、どうでもいいやといいますが、おいらはそれは大嫌いです。可能性を自分で否定するのは、いやだからです(否定と謙虚はまた別)。だから、今の時点もなかなかいいですが、それ以上に更に上を経験したいと思っています。それはしいて言うなら、アマと、プロということでしょうか。この先も自分からも色々と起こしていきたいと考えています。