■日記です。■


●1999/08/05
  こんにちは、始めての8月になりますね。ここ最近は、原稿の作業とその後の反動で、少しボーッとする日々が続きました。MONTHLY SPECIALやっと更新しました。今回は、もう目前ですが、東雲橋コミケ情報ということで、掲載しました。時間的な問題もあったので、あまりこだわって作れなかったのがちょっと残念です。
  さて、今度幾原邦彦氏にインタビューできる機会が出来ました。その資料作成でここ2日はずっと作業していました。インタビューは、今度の9日の予定になっています。ウテナ劇場版ということでのインタビューとなりました。緊張です。
●1999/08/06
  ここ最近書いていなかったか、色々書きたいことが貯まっている。一気に書くと長くなるからぼちぼち書き込んでいこう。これで当分はネタに困らんな。ハハハ。
  さて、バカはほっておき、今ちょっとイラストギャラリーの絵を一部リマスタリング及び描き直しをしようと思っています。リマスタリングは、今僕の家のHDに眠っている本のデータを少し変更し新たにマスターを作り、それを再アップしようかと思っています。具体的には、色味を修整したり、以前僕がイメージしていた通りに一部塗りなおしたりといった事になりますが。また、ちょっと絵的に、う、と思ってる奴を描きなおそうかと思っています。まぁ、この夏の間に出きればなと思っていますが。
●1999/08/07
  僕の趣味の一つにオーディオがあるんだけど、アニメサントラだって、結構立派なのがあったりします。最近ではO.V.Aのるろ剣のサントラの出来は非常に良かったです。かなり音がきれいに入っているし、曲的にもオーケストラを用いて、重厚感ある曲で迫力あるし。また、逆にO.V.Aメルティランサーのサントラはポップな感じの曲があったり色々混じっていますが、こちらも飽きがなくgood。そんな我が愛機をずっと独占している曲があります。THE END OF EVANGELION の THANATOS-IF I CAN'T BE YOURS- もうかれこれリリースしてから2年ぐらい立ちますが、いまだに家では、ほぼ1日に最低1回は鳴っています。大好きです、この曲。ふと郷愁に浸ったり、色々思い出したりして。LORENのボイスがまた曲とマッチしていて、何回も聞く気にしてくれます。いまだに飽きが来ません。
  最近はなんだかオーディオのページも作ってみたいなと思ったりしますが、そんな容量あるわけもなくいずれ何らかの形でと今は思っているのみです。更に、アニメサントラコーナーみたいのも作ってみたいな。
●1999/08/08
  さて、速くも逮捕劇場版リリースですが、やっぱdts版のLDがリリースされないのは残念ですね。仕方なくDVDの方も買いますが、(メインはLD)DVDまだデッキ持っていません。あまりDVDが好きではないんです。MPEG2に圧縮のあれが。LDは、アナログ無圧縮ですからね。フィルム一枚一枚がすべて収録されているのです。最高じゃないですか。(これって、CDとアナログディスクみたいとは良く言うけど)画面がちょっと固く感じますね、DVDは。しかし、初回生産分のみということだし、dts盤はそれしか手に入りそうにないので、仕方なくLDとDVD両方買います。んでもって、液晶プロジェクターを買いたいな。お金があれば・・・。
●1999/08/09
  ついに本日、幾原邦彦監督のインタビューに行って来ました。正確には、同行させてもらったのですが。朝、試写室で、劇場版を見せて頂きました。試写室はとてもきれいでした。映画の内容はまだ公開前なので触れませんが、面白かったです。驚いたのは、THXによる公開となっていたことでした。これって、日本のアニメでは天地無用inLOVE以来?インタビューの時は、もうひたすら緊張して、お話を聞いていましたが、とても面白い話を色々聞かせて頂きました。外見がどうのこうのというわけではなく、内面的に出てくるものがあって、もうカッコ良かったです。アニメを仕事にしている人って、やっぱかっこいいやと思いました。帰りの電車は、もう顔がゆるんじゃって、怪しい人でした。帰ってからも、おかしくて、ここ2、3日はちょっと頭が変になってそうです。貴重な体験が出来た1日でした。
●1999/08/10
  暑い。正確には、蒸し暑いです。今日は、雨が降ったり日が出たりの繰り返しだったので酷かったですね。色々やることがあるのに、もうなんかやる気うせちゃって・・・。夜は、風があっていいので、夜はすごいはかどるんですけどね。来週末ぐらいに、(もうちょっと前になるかもしれないけど)久しぶりに、A.C.Eをまたバージョンアップさせる予定です。そろそろデータ量が多くなってきてロードにかかる時間が増えて来たので、バージョン2を考える時期もちらほらといったところかな。
  気がついたらもうカウンターが1800突破。ありがとうございます。もうすぐ2000だ。
●1999/08/11
  いよいよ今週末から、ウテナと秋葉原の劇場版が公開されるわけだが、どうしたものか、イマイチ盛り上がっていないような気がするのは僕だけだろうか?いわゆる、アニメ雑誌などを見てもどうも大きくは取り上げられていない。特に今回は、されこそ公開直前の号というのにだ。ニュータイプなんか巻頭でターンAでその次は秋の新番組、その後に見開き2ページずつだけだし。まぁ、でもその方がいいのかも。下手に分け解らず騒がれるよりは、より純粋に作品として見れるのでは。まぁ、でもあまり興業的に失敗するとアニメ映画としてもちょっと苦しくなるかも(どうかな?)。でも、ちょっと劇場での公開が全国的に見ると少ないよね。これを果たして本当に劇場化と呼んでもいいのかな。誰もが見れるものであれば、もっと多くの劇場で公開したほうがいいんじゃないだろうか。それがひいては、アニメがもっと一般的に広く見てもらえるし、イメージ的にももっとよくなるんじゃないかな。ちょっと、狙おうとしているターゲットが露骨に出過ぎて、一般の客を呼ぶことには成功していないんじゃないだろうか。それはTVCMのしかたにしても、各誌に載せる広告にしてもである。このままでは、アニメはどんどん閉鎖的な世界になってしまうんではないのかと思うことがある。というわけで、明日は閉鎖的になるアニメ業界ということで、今日は終わり。
●1999/08/12
  というわけで、閉鎖的なアニメ界ということで。4年前に、庵野監督も似たようなことを言っていましたが、まぁ今回の内容とは別の意味だと思うので・・・。で、最近の作品のラインナップを考えてください。最近続編物とか、またかと言うような内容のものが多いと思いませんか。これはそう感じる人と感じない人がいると思うので、なんとも言えないところだとは思うんですが。こういったものが多いって言うのは、商業的に見るとある程度の儲けが予測できるから。つまりリスクが少なくてすむと言うことになりますね。でも裏を返せば、大きく変わった、作品と言うものに我々は出会うことがなくなってきているね。新番組のラインナップが出るたんびに、なんか期待が持てない。面白そうじゃないんだよね、ぱっと見ても。続編物なんて、前作見ていなくてもある程度は楽しめるかもしれないけど、それ以上はムリだしね。それにもう、似たような作品は飽きたよ。ちょっとあのキャラがはやれば似たようなものを並べたりで、どうもね。うちのは、似てるかも知れませんがここが違うんですよ、とか言うのも飽きたよ。結局は根本の部分では似せているんだから。こんなんじゃ、この業界ダメだよ。そりゃ、その手が好きな人から見れば、その世界はたまらないだろうし、居心地がいいと思うよ。でも、企業に踊らされて、同じような商品展開して、同じような作品に見飽きた人も、新しいものを求めている人だっていることを自覚していただきたいものだ。結局ターゲットは、オタクなプレミア好きのお兄さんでしょ。いいよそういうのは、もう。最近の商品なんか全然売れていないじゃん。いつまでも一昔前の商売方法で夢見ていないで、もっとユーザーを考えた作品(商品)を作りなさい。我々は、もっと新しいタイプの作品を求めているんだよ。ということで、最初の話に戻るけど、そう、気付かない人は気付かないんだよ。だって自分の世界で、物事(作品・商品)が回っているんだもん。企業にだって言えることだよ。そう見ると、どんどん閉鎖的になっていってるよ、この業界。アニメーションという作品が好きな人だっているんだから。もっと、幅を持った作品を出していかないと、つまらない世界になりかねないよ。
●1999/08/13
  あー、我国の政治はどうなっとるんじゃのー。全く、今回の盗聴法案は、酷い話じゃ。彼ら政治家は、自分達の席が、国民からの投票で得られていることが解っているのかのー。全く、若者がダメだとか言うが、政治家もダメだな。国民の代表なんだから、あまり恥ずかしい行動しているなよな。政治から関心がないっていうけど、当たり前じゃん。だって、見るだけくだらないんだもん。政党は野党になったり与党になったり。おまえらの党は、なにがしたいんだっツーの、ただの席集めじゃんか。
  いよいよコミケが始まりましたな。某サークルはものすごい列だったようで・・・。
●1999/08/16
  さてはて、年2回の夏の祭典も終わりました。今年は初のサークル参加でしたが、開館と共に館内で迎え拍手が出来たのはちょっとうれしかったです。サークルとしての結果、感想などは、MONTHLY SPECIALにアップしましたのでそちらをご覧下さい。2日目も一般参加で行ったんですが、大雨の中並びました。もう服はびっしょり、ズボンはぐっしょり、傘は頭を守るだけ。かばんをごみ袋に入れて雨から守ったつもりだったのですが、どうも考えが甘かったようで、鞄が濡れてしまい、カタログが濡れて、また買い直しました。3日目終わったら高校の友達から夜遊ぼうとのお誘いが。迎えにくるというので遊びました。しんどかった。さて、これから次回の申し込みをすぐ書いて出さなくてはいけません。
●1999/08/18
  冬コミ申し込みました。締め切りがすぐだったので、ちょっと大変でした。サークルカットで、てこずった。ここんとこどうも、生活のペースが、デコボコになっていけない。部屋も散らかっているし。少し、振り出しに戻って、また一からがんばらなくては。
  A.C.E予定通りバージョンアップしました。恐らくマイナーバージョンアップはこれが最後になるかも。バージョン2に向けて動き出そうと思うので。でも他にもやることがあるから、すぐにはとはいかないと思うけど。
●1999/08/19
  あ、平和に一日が流れていったな。いいことだ。今日は、久しぶりに、のんびりとまったり過ごしていた。そろそろ宿題をやらないと。
●1999/08/22
  昨日、今日とイベントのバイトをしていました。いわゆるパンピーな人とバイトをすると面白いですね。色々感想聞けて。なんでみんなあんなに髪長いんだろーねーとか、恐いや、ピンバッチにあう?じゃないよーなど、なかなか面白い話を聞きました。しかし、なんとなくそれもわかります。髪が長かったり、寝癖のまんまというのはやはりどうかと思いますね。やはり、売るほうの人間としては、もう少しきれいにしてくれないかなという気になってしまいます。あと、目を血走って勢い良く買いに来るのも恐いっていうのはわからなくもないですね。そんなに走っても商品は逃げないんだからというのがありますからね。やはり、イベントとはいえ、それなりの社会的マナーや、暗黙のルール、常識的な範囲というものがありますからね。結構売るほうの人間は、好きな人がいてもそういうところさめている人が多いいんですよ。どうも、常識的な範囲というのがずれているんじゃないでしょうか。もっと普通にイベントというものを楽しみたい人も結構いるのに、その常識が少しずれてしまっている人によって、結構風当たりが強いんですよ、こういうイベントって。そんなの気にすることはねーよと思う人もいるようですが、しかし、社会一般的に見れば、やはりそれは半ば軽蔑の目で見られてしまうわけです。そういった事がひいては、この業界自体の社会的認知を落としてしまっていることに気がつかないんでしょうかね。まぁ、恐らくそういう人は自分さえ良ければいいような、個人主義のような人なのかもしれませんが(ちょっと暴走ぎみ・・・)。ところでこのイベントって・・・大体わかるよね。
●1999/08/23
  アキハバラとウテナの劇場版を見て来ました。まず、アキハバラを見たのですが、なんとびっくりというか、やっぱりというか、TVを基本的に見ていなかった僕はやっぱりというか、まぁ当たり前かなというか後半部分の内容がさっぱり。そして、最後の決戦部分の短さ、構成にまたびっくり。前半部分は、内容的に、まぁこれがアキハバラ電脳組のテンポなのだろうと言った感じか。しかし、TVを知らない人間が置いてかれる内容だったのは、ちょっと残念だった。ウテナの方ですが、全体的にはそこそこ満足しています。幾原監督のにおい(雰囲気)全開で、しょっぱなの部分から笑ってしまいました(いい意味で)。最後の部分が、まさかあのまんま行くとは思いませんでしたが、でもTVとは関係ないことを考えると、これもありかなと言ったところか。でも、ちょっと恥ずかしいかなやっぱり、内容がね。一緒に見に行った友達は、両作品とも好きなのだが、やっぱ劇場でやるには、ちょっと苦しかったのではと言っていました。まぁ、僕的には、ウテナの方は悪くないと思いましたが、もう少しアキハバラの方も劇場的な内容にしても良かったかなと思いました。パンフレットが両方とも1500円は高かったです。ちなみに両方とも、構成、編集は小黒祐一郎さん(スタジオ雄)です。
●1999/08/24
  いよいよ、夏が終わろうとしていますね。皆さんにとってこの夏はいかがでしたでしょうか?僕は、結構色々経験できた夏だったかな。まぁ、それなりにのんびりもしたけど、もうほとんど出来ないだろうから。しかし、この夏は、幾原監督に会えたことが大きかったかな。インタビューの中で、ウテナは、10代のいわゆるティーンエイジャーに見てもらいたいと言っていました。10代という時期は、まだ先のこともはっきりと決めていなくて、あれもやりたいこれもやりたいと思って、色々手を出すが、それでいいそうです。20過ぎると、それまで自分でやってきたことがかわいくなっちゃって、結局その世界におさまりがちになるので、10代の内に色々な経験をつんで、色々なものに興味を持つのがいいそうです。この言葉は、自分の中にも色々と考えさせるものとなりました。それまでやってきたことがかわいくなるというのがなるほどなと思いつつ、もっといろんな物に興味を持つようにしてみようとも思いました。皆さんも、自分の過去にやってきたこと以外のことにも、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
●1999/08/26
  友達の付き合いで、秋葉原に行きました。そしたらそこで、かなり久しぶりに別の友人に会いました。世界って狭いなー。単純に自分たちのすんでいる世界が狭いのかも・・・。
●1999/08/28
  今日は我友がパソコンがほしいということで秋葉原へ(またか!)。兼ねてから、ゲートウェイを薦めていたのですが、バイオが欲しいということでT−ZONEへ行ってみると、あまりの高さに、断念。結局ゲートウェイの安くて、ハイスペックになっとく。また一人、ゲートウェイ仲間(?)を増やしてしまいました。
  相互リンクのコーナーを作りました。また、2000HIT突破。ありがとうございます。今後もまたよろしくお願いします。
●1999/08/30
 以前書いた、イラストギャラリーのリマスタリングなどの作業をしていました。イラストギャラリーの逮捕2の絵を全面的に描き直しました。構図が同じ以外は新作も同然です。もうマスターのアップまで済んでいます。あと他の絵をちょっと修整し、ここにアップする予定です。久しぶりにパソコンで色を塗りました。ちょっとめんどくさかった。まぁ、思い描いたとおりに出来たからいいんだけど。
  さてもう夏休みも終わりです。学校が始まるー。今年の夏はゆっくり過ごせました。そろそろ次の仕事をまた探さないとお金が・・・。誰か仕事を下さい。
●1999/08/31
 イラストギャラリーのリニューアルバージョンを今日アップさせるつもりでしたが、ちょっとレイアウトに悩み、ストップ。今週中には、アップさせる予定ですのでよろしく。明日からいよいよ学校だ。

(C)1999 C.W.D.M 禁無断転載・複製