軽くて丈夫、加工性はかなり良くて、切る、削る、曲げる、伸ばす、貼る、ヒートプレス など自由自在です、
小物から大物まで応用範囲は広いのですが、通常の塗料は乗らないし、表面が粗いので、素材の表面を生かさないときはシート材を貼って処理することになります。
使える接着剤はGボンド、その中でG10と呼ばれるものが一番相性が良いようです、Gボンドの使用法は缶やチューブに記載してあるのでよく読んでください
ラリッサは硬質感のある光沢があり、裏地がある丈夫なシート材です
ロボットや鎧やプロテクターに使った場合、実際は柔らかいのに金属で出来ているような印象を与えられます、
ラリッサの塗装にはミニ4駆用のポリカーボネートスプレーかソフビカラーが使えます
発泡ポリエチレンで造形した上からラリッサを貼る時もGボンドを使います
造形面が平面か2次曲面なら貼るのに問題はないのですが、3次曲面の場合はラリッサに切れ目を入れて貼るか、ラリッサの熱加工で曲面に対応させる方法があります
ラリッサの熱加工についてはサターンの杖製作レポートの中で解説中
素材入手先:
東急ハンズ…発泡ポリエチレンの入手は大概の人は東急ハンズを使っているようです、
種類が多いし、鎧を作るのに一番向いているライオンボードを売ってるのはここだけ
ラリッサの入手もここです、色のバリエーションは東急ハンズでは12色、新宿オカダヤでは30色あります、
ただし価格はオカダヤの方が割高になります
佐々木商店…創業40年の伝統あるウレタン問屋です。
ポリAという商品名で発泡ポリエチレンを売っています。 ロボットに大量に使用するのでこのお店で問屋で買ってます、
メートル単位でしか買えないのですが厚さは1ミリ〜10pと種類はかなりの種類があります。
ハンズより7割ほど安いので重宝しています。
はっきり言ってダークナイトの生命線となっています。このお店がなくなったらダークナイトのロボコスも終焉を迎えるかも
場所はJR浅草橋駅を出て左に200mほど進んだ所、表通りにあるのですぐわかります、日曜休日 電話番号は0338511156(ミヤコイチイイゴム)
*発泡ポリエチレンラテックス塗り
怪獣造形によく使われている方法です 硬質感のある表面は出せませんがラリッサを貼るよりはるかに手間のかからない造形法です
技使用例: えすかふろーね 他
発泡ポリエチレン 前記
ラテックス 塗る前はアンモニア臭の強烈な白い液体 ウレタンや発泡ポリエチレンをに塗って
乾くとゴムの半透明皮膜を形成します、使った刷毛はほとんど使い捨てになるので安いのを大量に用意すると良いです、水性ペンキを数十パーセント混ぜることで着色することが出来ます
平面構成のロボットを作るのに適しているようです
発泡スチロールの薄板を白画用紙でサンドイッチしたもので本来は画材で画材店に売ってますが
カッターでの加工性がよくて軽いので平面構成のロボット系の造形の主材料に使われていることが多いです、
ロボット系コスプレーヤの半分以上がこの素材を使っているようです(C−NETの南さんが代表格)
表面処理はスプレー塗装かカッテイングシートを使うようです
弱点は曲面が出せないことと強度の低さ。
スチレンボードをメインの素材に使用しているバンダファクトリーのHPはこちら
* ダンボール
いつでもどこでも道端で拾えるおそろしく入手簡単な材料です、そのため粗末なものしか出来ないと思われていますが、造形次第では周りを驚かせるようなものが出来ます、ロボットや鎧に使えるようです
技使用例: パワードスーツ ガイバー(ボディパーツ)
ダンボールは説明の必要がないほど身近な素材、小学校のころ工作で使うし、荷造りに使うので、大概の人は工作能力を持ってます、
使える接着剤は 木工ボンド Gボンド等です
、カッターやはさみで部品を切り出してそれを接着剤で組み立てるのがメインの作業になります、
素材表面はややけばだっていてハニカム構造の波目が表に出ています、断面も穴が開いていて造形材としてあまり見栄えが良い方ではないですが、
それを補う方法としては、画用紙をダンボール造形物の上に張ってコーティグする方法があります
ほとんどすべての塗料が塗装に使えます、
木工
紙系造形物の強度を飛躍的に上げる方法として
ガレージキット用の樹脂(ポリ樹脂ではない)を内側に染み込ませる方法があります、
紙と樹脂が融合してがちがちになり、まず着用中に破損する事はありません
ガラスクロスと併用すれば人が乗っても大丈夫になります
この方法できぐるみの底上げをする高下駄も作ってます