my favorite その2
 つれづれなるままに・・・さっかーさっかー(にやり) 

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   1999年10月17日  「シドニー五輪最終予選 第2戦 vsタイ in国立」                            

  ホームゲームの初戦。

  タカはスタメン出場が濃厚ということで、気合いは充分でした。(今度はどのメディアも手のひらを返したようにすっかりタカがスタメン予測に入っていてなんだか嬉しいやら・・・やら(^^;複雑な気分だ・・・。

  さて、スタメン出場。となると「みしっ」という音が聞こえそうなくらい肩に「得点」というプレッシャーがのしかかってきます。前の試合でMFの得点ばかりでFWの得点がなかったこともFWの得点を望む要因でした。しかも熾烈なFW争い。どのFWも「得点してアピール!!」という意気込みがあったと思います。実際、今の五輪のFWに絶対的な選手がいないため、一般のサポーターのイメージの中にも「誰」という特定の選手名が浮かびづらい所があるのでしょう。だからこそタカには「得点でアピール!!」して欲しかった。五輪のエースストライカーは高原だ!!という印象を植え付けるためにも!!

  ということで、めちゃくちゃこの試合は気合いが入ってました。私がこんなに緊張してどうするかね、と自分でつっこみたいくらいに。手に汗握って応援(カメラ持ってたけど(苦笑)。

  タカと福田の2トップはすごく楽しみな組み合わせでした。去年のアジア大会は準備不足からイマイチだっただけに、しっかりとした練習の後でのコンビを見たかった。結局、タカのインタビューによると福田とのコンビの練習はほとんどしていなかったということだったので、ああいう結果も仕方なしという所だったのでしょう。(攻撃パターンも問題あったし)練習期間でいうとタカと平瀬の方が長くやっているらしいからなあ。

  後半、タカと平瀬の2トップ。攻撃の機能は前半の40分過ぎからずいぶん良くなってきていたのが、後半に現れていました。ボランチの2人の位置が変わったことと、モトのサイドの攻撃が機能してきたのも良くなってきた点でした。平瀬の2ゴール後は「あとはタカのゴールだけ・・・!!!」と祈るような思いで見守っていました。これでタカが無得点だったらかなりキツイ・・・と本気で思いました。

  そして、待ちに待ったタカのゴール!!・・・どっと一安心でした。良かった〜・・・・・。という感じでした。その後も点が取れたかなというシーンは何度かあったのが残念な所ですが、とにかく五輪代表初得点!目前でそれを観られたことに感謝したいです。

  FW争いで他より抜け出すにはやっぱりゴールしかないのだということを本当に肌身に感じさせられた試合でした。他のサポーターもやっぱりそうでもしないと納得しないし。・・・そういう意味で考えると、世間のヤナギ期待論って??と思うんだよな〜。確かにポストは上手いと思うけど香港で点取れなかったのは致命的だと思うんですよ。あのレベルの相手だし。それがFWとしても当然の報いでしょう。そうじゃないと吉原とか平瀬とか得点した意味がない。点が取れなくても良いって言われるFWなんていないんですよ。だから、私はタカがポストも出来て点も取れるFWであることがとても誇らしいのです。タカは結果を出しました。最終予選で。今、タカや平瀬を評価しないでいつ彼らは五輪のエースストライカーだと認められるんでしょう。これでもヤナギがいるんでしょうかね。・・・・ちょっとグチでした(^^;

  これでシドニーにまた一歩前進。階段はあと2段。

  最後まで油断は禁物です。

  タカ!次もゴール!!!狙ってくれ!!!!

 

    1999年10月9日  「シドニー五輪最終予選 第一戦 vsカザフスタン inアルマトイ」                            

  最終予選です。

  トルシエは最終登録の18人を直前まで選手に知らせないということで、様々なスタメン予想が出たりしていましたが、どのメディアでもタカの名前が載っているものはありませんでした。スポーツ新聞やネットを見るたびに「むむむ〜」と眉間に皺を寄せていた・・・。やっぱり悔しいもんですね(^^;正直、確かにアピール面では他のFWのメンバーに遅れをとっていた分、スタメンを外れて途中出場になっても仕方がない、出場した時点で最高のプレーをして欲しい!!という気持ちでキックオフを待ちました。実力はもちろん申し分ないと確信していましたが!

  この日はいつもの友人達とWユースの時と同じホテルを取って観戦。総勢8人の気合い入ったお姉さん組。Wユースの時から縁起モノになっているお菓子(「さやえんどう」やら「梅干し」やら、亮ちゃんのソウル土産「しおからキムチ」も登場(笑))を買い込んで準備万端。←めちゃ怪しい!!(^^;

  試合直前。放送の始まった画面に「30番」が見えた途端に、「うわ!タカ!スタメンだっ!!」と叫んでしまいました。そして、私の脳裡にトルシエの「スタメンはもう決めてある」と2日前くらいから言っていた言葉が巡りました。まあ、真実はトルシエのみぞ知るですが、トルシエの中での高原の存在感を実感し、安心したのと同時にかなり気合いの入った瞬間でした。(^^)

  試合開始後、でこぼこグラウンドは想像以上にひどかった。しかもカザフの守備がもうガチガチ。ある程度予想していたことでしたが、あれでは中にボールを入れようもないですね。ペナルティエリアにDF4人とかって・・・。おいおい。とにかく無失点で抑えようと守備にやっきになるカザフ相手にタカはポストとして奮闘していました。空中で競り合うシーンが多かった。ソガのゴールキックは必ずタカの所に飛んで来るので、最初に真ん中で競り合うのはタカの仕事という感じでした。

  この試合、とにかく光ったのはやはりナカタ。ボディバランスとキープ力とそして体力。3人に囲まれても倒れないボディバランス。タカに一番学んで欲しい所です。そして体力、後半最後の最後までボールを追うその体力には脱帽。U−22のメンバーにまだ足りないものを教えられたプレーぶりでした。話題になったのはFK。ヒデか俊輔かという場面はとても面白いのですが。これに伸二が加わったらと思うと、もう・・・(笑)3人の誰が蹴っても入りそうで。ホント豪華幕の内弁当って感じですよねえ・・・。←意味不明。

  そういえばTV観戦の時にBSで見るか民放で見るか。いつものメンバーで見るときは必ずBSです。民放はとにかく実況が煩いので・・・。でも、今回最初の方でBSはめちゃくちゃ名前間違っていましたねえ(怒)

  1点目のナカタの得点の時は、決まった瞬間から「い、今のタカのアシスト??」とうわごとのように口走っていました(^^;そして、2点目のイナのボレーでは拍手喝采!イナサポのダメ学生くん大興奮(^^)イナは春から苦しい時期が続いていたので、すごく嬉しかったです。ただイエローは気になりますが・・・。本山が出場したときは本山サポのメンバーは大緊張してました。まさに伸二の「本山がんばれ!」状態。・・そうか伸二もきっとああやってTVの前で握り拳で応援していたかもしれない・・・(爆)

  勝ち点3!です。緒戦のアウエーに勝利した。無失点で。シドニーへ1歩前進です。最後の階段はあと3段。

  次からは中田も伸二もいない中盤。俊輔、満男、モト。がんばれ!

  そして、タカ。やっぱりFWはゴールを狙う姿勢で評価される。無得点なら決定力不足と言われてもしかたがない。ポストプレーも充実してきたけれど、やはりゴールが見たいです。

  タカ!タイ戦でのゴール!頼んだぞ!!

 

    1999年9月27日   「韓日戦inソウル」                                               

  五輪最終予選に向けた壮行試合。対韓国。第2戦がソウルで繰り広げられました。

  U−22日本代表としてはタカの初登場。スタメン予想がされていただけに試合前から緊張と気合いを込めてTVの前に陣取りました。

  この試合、1次予選前に作ったタカの横断幕を友人の亮ちゃんやほたるちゃん達←テレビばっちり映ってたよ・・・(笑)がソウルまで持って行ってくれました(^^)ようやく初お披露目できたタカの日本代表バージョン断幕「闘威 高原直泰」。スタジアムに飾ってあるのが見えました。本当にありがとう!(^^)←この話は話せば長くなるのでまた今度。

  ああ、私もこのお腹さえ元気だったらソウルでカルビでもユッケでもビビンバでもキムチでも食べたかったよ(泣)←食べ物ばっかり。垢すりもね(号泣)

  前半の20分は韓国の気迫が感じられた展開。ホームで負けられないというプライドがあの当たりの強さに現れていたのだと思います。しかし、よく守備陣が守ってくれました。特にこの試合の中沢は良かった!1次予選の中沢は身体能力は強いのだけれど、上がり過ぎるのが気になっていたのですが、この日は辛抱辛抱でした。

  前半20分過ぎからは攻撃にだんだんリズムが出てきました。タカはポストをこなしてました。タカのポストはかなり板についてきましたね。中央まで下がって受ける。運動量もあった。・・・一つ気になったのは平瀬はポストが出来ないんでしょうか・・・。う〜む。1次予選でヤナギがポストに忙殺されて点が取れなかったのが分かった気がする・・・。それで平瀬が得点王か・・・。あれでは片方は辛い。そういう戦術と言わればそれまでだけど・・・。ただFWにボールが回る回数が少なかったので後半に期待したいと思っていたところに流血事件が!!!

  血だらけのタカが映った瞬間、「えええ、タカッ!!??」と動転してしまいました。本気で焦った・・・。そのあとはただケガの具合だけが気になって試合を集中してみることができませんでした。

  後半、タカが下がった後もケガの具合が心配でしたが、ベンチに座っているようだったので一安心。

  試合は後半に入っても韓国の中盤の機能が復活しなかったこともあって五分で試合が進みました。日本で中沢の次に良かったのは明神!!酒井といい明神といい右サイドは仕事人が多いですね(^^)こういう選手がチームを支えるという典型です。仕事きっちり。

  しかし・・・ヤナギと福田は・・・。福田がボールを投げた時は「2トップが退場になっちゃうよ(^^;」とか思った。福田は動きが良かっただけに、あれは焦った。確かにあの線審にはかなりむかつきましたが。

  ソウルでの試合に勝利したことは良かったです。アウエーでの経験になったでしょう。ただもう少しタカのプレーが見たかったです。

  最終予選です。

  シドニーへの最後の戦いが始まります。

  タカのプレーがゴールが見られることを期待して!

  ・・・それにしても韓国は大丈夫なのか?高宗秀呼ばなくても良いのだろうか・・・。中国に負けるなんてことがないことを願っています。東國、大丈夫???   

 

    1999年9月20日  「明日は退院です。長かった〜・・・」                                               

  8月の初旬に体調を崩してからもうすぐ2ヶ月になります。入院生活は約40日。

  初めての入院生活でなんだか色々なことを学びました。

  1つは、やはり健康の大事さ。普段はさっぱり気にしていなかったのですが、入院して動けなかったり食べられなかったりしてようやくその大切さを実感しました。特に物をなんでも食べられることの喜び(?)をひしひしと感じました・・・。1ヶ月間お粥だったからなあ(←白いご飯のありがたさが身にしみた・・・やっぱりご飯は美味しいよ(涙))私の場合はお腹の病気(腸)だったので、特に食事については色々と勉強になりました。ちゃんと栄養士の先生の指導も受けたし。(←規制されている食べ物が多いので自宅に帰ってからが大変だ・・・)・・・そういえば今回の入院で一番痛かったのは首筋の動脈点滴の針を入れるときだった・・・マジで痛かった〜麻酔何本打ったか分からない(><;;)やっぱり健康が一番。

  2つめは、人生について。同じ部屋にいる患者さん達は(40日の間に8人のおばあ様方と生活しました(^^)みんな元気に退院されたり治療しています)それぞれ深刻な病を持っていたり、すごい手術を乗り越えてきたりしていてそんな武勇伝(←入院歴25回のおばあ様等々)やら今までの苦労話やらを聞いていると、本当に人生いろいろだなあと思いました。

  今日の検査の結果、明日退院できることになりました。ようやく自宅へ帰れます。(^^)

  今回の入院にあたって家族や友人達にはとてもお世話になりました。お見舞いに来て下さった方々、本当に有り難うございました。それからメールを頂いた方々、励ましのお言葉、とても嬉しかったです!ありがとうございました!!

  担当の先生や看護婦さんにも本当にお世話になりました。

  人はやはり1人では生きては行けないということですね。

  さあ、リハビリを頑張ってまたサッカーを見に行ける位に体力を養わねば!!最終予選のホームで、タカのゴールを生でみるために!

  ・・・23日の神戸戦。行きたいなあ・・・。←さすがにそれはマズイでしょ(苦笑)  

 

     1999年9月18日   「また市原に負けた〜(怒)!!&浦和マジでJ2落ちちゃうよ〜(汗汗涙)!!!!!」

  今日は地上波の放送が鹿島対G大阪と横浜対川崎があったので、両方を見ました。鹿島対G大阪の試合は友人達が見に行っていたので延長前に放送が終わってしまった結果は電話で聞くことが出来ました。←延長戦もちゃんと放送してくれ〜!!そういえばイナは誕生日だったのですね(^^)祝20歳!!

  19:00からの試合はBSの入らない病室では見ることが出来ないのでニュースで結果をしることしか出来ません。

  ↑こんな時に役に立つのがJリーグ速報(電話)です。(因みに私はDDIのスポーツサービスを利用しています)

  速報で結果を聞いていると各地の得点の途中経過と得点者の名前が分かるのですが、ジュビロの所を聞く度にやっぱり少し緊張しますね。いや、タカの名前が聞けるかな〜と期待して(笑)

  しか〜し!!この日は21:00過ぎに電話をかけると「磐田スタジアムは1−1で延長戦に入っています」と流れ、「おいおい・・・また延長?!」と嫌な予感。しかも「浦和も1−1で延長戦」。が〜ん。こっちもまた延長。ますます嫌な予感。  

  そして21:20頃、そろそろ決着したかと緊張しながら電話をかけると・・・。「磐田対市原は中西の延長Vゴールで市原が勝ちました」負け!?ファーストステージに続く屈辱の敗戦!!!「また市原だ〜!(怒)悔しい〜!タカはどうしたのじゃ!?」と怒っていると「浦和対名古屋はストイコビッチの延長Vゴールで名古屋が勝ちました」。「なにぃ!!!浦和はまた延長Vゴール負け!?!?情けなさ過ぎ!!(怒怒怒)」という散々な結果を知ることになってしまいました。血圧上がるよなあ・・・。(←そう言えば、この間の磐田対G大阪の試合をベッドで見ていると看護婦さんがやって来て血圧を測られたのですが、(今は測らない方がいいのでは・・・という主張は通らなかった(苦笑)案の定、普段より30くらい高かった(爆笑)血圧の高い方はサッカー観戦には注意しましょう(笑))

  嘆息、嘆息、の2つの延長Vゴール負けです。

  試合自体を見ていないので内容はとやかくは言えませんが、延長Vゴール負けというのは嫌ですね。

  ジュビロは隊長が手の甲を骨折!!とか・・・。(涙)

  レッズは・・・。マジでマズイですよ・・・。J2落ちちゃうよ・・・。浦和が・・・。がんばってくれよ〜(涙)やっぱり埼玉県民にとって浦和は心の底での誇りなのだよ。本当に。J2に落ちたら浦和対大宮の埼玉ダービーが!!なんて喜んでる場合じゃないんだよ〜(涙)

  がんばってよ、レッズ・・・。(祈)

  磐田は出直し!!(喝)

 

    1999年9月17日  「タカ、U−22日本代表韓国戦遠征メンバー 選出!」                         

  タカが27日の韓国戦のU−22日本代表メンバーに選ばれました。

  この試合の後、最終予選メンバーをもう一度発表するということ。メンバー選考に苦心している関係者の顔が見て取れるようです。実際、MFとFWに関しては選考が大変だろうなあ・・・と同情心も・・・う〜む。18人に絞るのは難しいですね・・・。どの選手のファンの方々も発表の度に我事のように心配しているのを知っているので、やっぱり複雑です。

  選ばれたからには、結果を残していくだけ!!韓国戦では、タカにはしっかりアピールをして欲しいです!誰にも文句を言わせないくらいに!私は、U−22のエースストライカーは高原直泰だと信じている!!

  気がかりなのは怪我と病気です。ここで絶対にチャンスを逃して欲しくないので、身体にだけは気を付けて欲しいです。頼むよ〜、タカ!

  某スポーツ新聞に選出のコメントとしてタカの所に「伸二をシドニーに連れて行きたい。コンディションは上向きです」とありました。

  伸二と言えば最近はモトですが←マジで仲良すぎ(笑)、タカと伸二の間にある絆もとても深いなあ、と思います。前にも書いたのですが、タカと伸二が互いのチームの10番を着けて戦った小学生時代のサッカーの試合のVTRを見た時に、二人の間にある因縁というか運命をすごく感じました。同じ静岡に育ったということもその絆の一つですが、小学生でも、U−17のエクアドルも、静岡の高校選抜でも、国体の静岡代表でもU−20でもetcetc。もう10年近くもある時はライバルとして、また共に戦う仲間としてやってきた訳です。伸二がA代表に選ばれてW杯に出た時に嬉しく、そして最も悔しかったのはタカだったろうなあと思います。

  タカと伸二にはいつでも一番のライバルとして最高のメンバーとして共に戦い続けて欲しい。コメントの通り、タカの得点で伸二をシドニーに連れて行って欲しいです。そして、今度はタカがA代表として伸二と一緒に戦える舞台に立って欲しい。その先の二人には世界が待っているでしょう。

  伸二をシドニーに連れて行くためには最終予選に勝たなくてはいけません。もちろんタカにはメンバーに残って貰わないと!!

  シドニーで二人が揃って戦う姿を見るのが今からとても楽しみです!!

  信じているよ!!タカ!!    

 

    1999年9月15日   「1−3ってどういうことよ!!←怒怒」                         

  ジュビロ対ガンバ大阪。in万博。

  万博へ行きたかったなあ・・・。と思っていたのですが・・・まだ病室からテレビ観戦です。・・・入院生活1ヶ月突破(泣)でもこの日はNHK総合で放送があったので生で見られました。(←・・・台風で放送中止になったらどうしようと思っていたので(せっかくの地上波での放送なのに)、天気が持って良かった)

  さて、この試合。開始早々8分。タカのゴールが決まりました!!トシヤのマイナス気味のクロスに走り込んだタカが落ち着いてシュート!ズバリと決まった瞬間!思わず、「おっしゃー!!!」と叫んでしまいました!(^^;すると、同室のおばあ様方が「どうしたの??」と驚くので(そりゃそーだ・・・)「今、高原が点を取りました!」と言うと、「良かったわねえ」と喜んでくれました。(^^)みんな「タカハラ」というサッカー選手がいるということは理解してくれている。ニヤリ。布教効果アリ?!(^^)

  しかし、ほんの1分後に同点。ガクリ。

  後半、あれだけ攻めていたのに点が獲れなかった。敗因の一端はこれでしょう。決める時に決めないと敗れるという典型的な例ですね。それにしてもロスタイムに2失点っていうのは情けなさ過ぎる!!!!

  ファーストステージのジュビロは、こういう時に必ず点を取って勝っていた。1点差でも大切に守って勝っていた。

  今のジュビロは1点を守る大切さを忘れているような気がします。点を粗末にしすぎる。どうしたらいいかは選手達が分かっていると思います。1試合1試合大切に闘って欲しいです。あとは上の判断!動くのが遅すぎ!!フロントしっかり!・・・金沢くんは骨折とか・・・。むむむ・・・。

  そして、タカには点を1点でも多く取って、勝利に結びつけて欲しい!!決める所は決める!!

  がんばれ!ジュビロ!

  がんばれ!!タカ!!ゴールを決めろ!!    

 

    1999年9月7日  「U−22最終予選壮行試合 日本対韓国 第1戦 in国立」                                    

  昨日、病室で誕生日を迎えました(^^; 2×歳。むむむ。そろそろ・・・(^^;。

  まあ、そんなことは置いておいて、今日は日韓戦でした。←TV観戦。

  タカの出場がずっと気になっていたのですが、やはり先日のJでの怪我の具合が思わしくないらしく練習もずっと別メニューだったそうなので、無理をしなかったようです。残念・・・。

  この試合の私の注目は「韓国の攻撃陣相手に日本のフラット3は通用するのか?!」ということでした。

  日本の課題はずっと以前からですが、やっぱりDFライン!!この死線さえなんとかなればWユースの時のように上へ上がれるチャンスが出てきます。

  前半、李東國の攻撃が日本のDFラインを突破してきました。マークが甘く、破られる場面が多数。ツジしっかり!!しかし、ラッキーだったのはこの日の韓国の攻撃陣が思いの外チグハグだったことでした。しかもミスが多い!!韓国チームは大学生主体で7月終わりからずっと欧州遠征へ出ていて、Kリーグ組が合流したのがこの日韓戦直前ということだったので、さもありなん。という感じなのでしょうか。しかし、悪すぎ。こんな韓国はニセモノですね(^^;韓国の最終の相手は中国とバーレーン。このままでは結構キツイかもしれません。まあ、次のソウルでの韓日戦でどれくらい修正してくるかが見物です。李東國、金龍大・・・。去年のアジアユースでの借りをオリンピックで返すためにもぜひ一緒にシドニーに行きたい韓国チームの選手達です。

  さて、日本で良かったのは私的には福田。福田の強引さや泥臭さなど良い所が出ていました。

  福田も1次予選に出場していなかっただけに、アピールに懸命です。それがすごく伝わってきました。ナカタは確かに強いけれど、ナカタが入ったから良いかと言われれば、伸二がいたらどうだったかな、という感じでしょうか。ちょっとみんなナカタに頼り過ぎのような感じもしました。もっと一人一人がやれる選手なのだから、頼らないで堂々とプレーして欲しい。ヤットとイナのダブルボランチは念願の競演!!二人同時のプレーが観たかったので嬉しかったです。

  今回も「チャンス」というものの大事さを痛感しています。この試合は福田でした。トルシエがA代表のFWよりも五輪のFWを選ぶ方が大変と言ったそうですが、本当に厳しい争いです。

  タカは一次予選に続いてこの試合でもアピールの場を持てなかった。それは大きなハンデです。

  「チャンス」は巡って来た時に確実にものにしなければならない。勝利者の鉄則を逃したのだから仕方がありません。

  タカには厳しい現実が迫ってきました。後はJで結果を残すしかありません。17日の発表までJが2試合。

  ラドチェンコの加入でポジション争いも厳しくなりました。今が踏ん張り時!!

  がんばれ、タカ!!!

 

    1999年9月5日 「全日本ユース選手権 磐田ユース優勝!」                                       

  全日本ユースの決勝がありました。

  ジュビロユース対ベルマーレユース。全日本クラブユースの決勝と同じカードです。でも全然今回の方が試合が面白かった!

  攻撃の磐田対守備の平塚。そういう図式のような試合展開でした。

  平塚のDF20番の茂庭。ゴール前で奮闘していました。U−18のプライドですね!後半交代になるまで負傷しても奮闘!これから期待の選手です。

  そして、磐田ユース!

  まずはキャプテンの10番坂本!頑張ってました!(^^)22番の小林は私的に一番面白い選手でした。走る走る。そして15番柴田。ナイスボレーシュート!GKの松下も踏ん張りました。 

  これまで磐田というとちょっとユースの話を聞かなかっただけに、とても頼もしいです。

  最近はJのユースが力をつけている感じがします。ガンバユース、ジェフユース、そしてベルマーレユース。

  彼らは高校サッカーという舞台よりもあえてJの下層部を選んだ選手達です。いろいろな理由もあると思いますが、これからの日本のサッカーの構図もきっとこうしたチームの活躍で少しずつ変化していくでしょう。

  磐田ユースの選手達にはぜひこのまま頑張って欲しい!そしてトップチームで活躍して欲しいです!その日が来るのを楽しみに待っていたいと思います。

  それから全国中学校サッカー選手権で優勝した浦和の三室中!

  13番のFW金子!彼の今後にも大期待です!頑張れ!浦和の星!(^^)  

 

    1999年9月4日  「秘密の脱出計画 その2(完結編)」          

  9月になってしまいました。私の今年の夏の思い出は墨田川の花火大会で終わった気が・・・。会社の屋上から見た・・・。仕事中に。

  さて、ずっと?密かに計画していた「秘密の脱出計画」を実行する日がやってきました。そう、それは「J1 2st第6節 磐田対浦和in国立」16:00kick off!!

  しかし、既に訂正しなければならないことが幾つか・・・。(苦笑)しょせん小市民な私はすっかり内緒で出かけることが出来ずに、担当の先生に「サッカーを観に行かせてくれ〜!!!(涙)」と泣きついたのでした。(笑)←この時点で全然「秘密」ではなくなっている。

  私の担当の先生は今流行り?の女医先生です(←しかも若い!!私よりも少し年上という感じか・・・??)さすがに最初にそのことを聞いた途端先生は「ええっ!サッカー!?」という反応だったのですが、私のベッドに飾ってあるジュビロのレプリカとかいつも着ているWユースのTシャツとかジュビロのTシャツetcetc・・・で充分私のサッカー好きを知っているので(笑)、「考えておきます」との苦悩の返答が返ってきたのでした。(困った患者でごめんなさい先生・・・←一応反省)それ以来、ずっと「サッカーサッカー」と先生の耳元で囁き続けた甲斐もあり、ようやく外出許可を勝ち取ったのでした!!(^^;)

  しかし、もちろん入院中なので病院に届けを出さなくてはなりません。私の外出許可は「試験外出」というもので、患者さんのリハビリがてらに買い物などへ行くのを許可して貰うものだそうですが、・・・さすがに行き先に「国立競技場」と書いたのは珍しかったでしょう。

  こうして晴れて堂々と(秘密のままだと、どうやって看護婦さんに見つからないようにナースステーション(前を通らないとエレベーターに辿り着けない・・・)の前を通過しようかと思っていた。)国立へと向かったのでした。・・・そういえば左手の点滴の針は結局付いたままでした。←点滴針をつけてもサッカーを観に行く根性があればきっとなんでも出来るような気がする(笑)

  この日の試合はステージ前には予想出来なかった最下位決戦・・・。J2落ちのかかった浦和サポの気合いを表すような赤い海。ジュビロサポも負けずに青の応援!!

  久々のサッカー。嬉しかったです。雨が降りそうな天気だったのでメインスタンドに座りましたが、心はアウエーの青の応援。「ジュビロ19レプリカ」をしっかり着て応援しました(^^)負け試合が続いていたということでどういうチーム状態なのかが気になりましたが、この日のジュビロは立ち上がりからそれほど悪く無かった気がします。特に開始早々2分にタカー中山と渡った攻撃は、2人のコンビネーションの良さが出ていたような気がします。その後も24分の中山のクロスにタカが詰めてコカされたプレーとか(あれってPKじゃないんかい!審判!)、27分のタカのヘッドからの中山のシュートとかetc。前半、何度もそんな攻撃が観ることが出来ました。ちょっと一安心。

   後半、タカが頭を打ってタンカで運ばれた時は「タカ〜・・・・大丈夫??(涙涙)」でした(><;)タカを応援に来たのになあ・・・。(涙)と思いながら・・・。でも立ち上がって歩いてベンチに入ったので一安心。その目の前で福ちゃんのゴールが決まりました。この日は新外国人FWのラドチェンコの初出場。某マリノスにいたサリナスに似ているという友人が多数のラドチェンコ(苦笑)←でかいからか・・?は隊長とのコンビネーションもまだイマイチでしたが、これからどう戦力になってくるかが楽しみです。

  結局、1−1で延長戦。「やばい。先生に18:30に帰ると言ってきたのだった・・・」とドキドキしながら、でもせっかくここまできたから最後まで観るぞ!!と思っていた矢先に福ちゃんのこの日2点目が決まり、延長Vゴール!!!

  病院に帰ると看護婦さん達に「どうだった??」と聞かれるので「延長Vゴール!で最下位脱出!」と笑って報告したのでした(^^)

  後半の中盤の連携(おっくん、福ちゃん、トシヤ、浄)を観ている限りではこれから多分良くなっていくのではないかな、と思いました!!まだまだ、これから!!がんばれ、ジュビロ!! 

  でも、タカは大丈夫なんだろうか?????(><;;)(かなり心配)怪我だけは勘弁してくれ〜(切実)

 

    1999年8月26日   「秘密の脱出計画 その1」                                                     

  初の入院生活から2週間が過ぎようとしています。24時間点滴状態からはなんとか進歩し、一日1本の点滴になりました。でも、一応毎日なので左手には針が入ったまま(←針には管がついていて、点滴をするときだけ管を付け替える。ああなんて便利な。って感動している場合じゃない。10日も針を入れっぱなしだとだんだん痛くなるので、たまに抜いて刺し変えるのだ。やっぱり、イタタ(><;)

  それにしても、看護婦さんというのは今更ながら大変な仕事だなあと感心させられてしまいました。24時間点滴の時は夜中も1時間ごとに見回りに来てくれたり、ベッドの掃除や、髪を洗うのを手伝ってくれたり、食事を運んだり・・・。本当にすごい重労働です。今まで病院にはあまり縁のなかった私なので、今回ばかりは本当に看護婦さんの偉大さを実感させられてしまいました。

  看護婦さんの労働条件の改正とかちょっと前まで話題だったのですが、今は「なるほど」と納得することばかりです。本当に看護婦さんありがとう(涙)

  さて、今いる病室は4人部屋なのですが、最初に入った時から私以外の3人は次々と元気に退院していき、新しい人が3人入ってきたので、既に私が一番長くこの部屋にいる病人になってしまいました(^^;

  みんなおばあ様方なのですが、夜になると何故かナイターに夢中です。巨人ファンやらアンチ巨人やらいるようで、勝った負けたとおばあ様方も静かに騒いでいます。しかもみんなやたらと野球に詳しい。・・・そんな様子を見るに付けやっぱり「日本のスポーツ=野球」という現実が目の前に展開されているような気がしてしまいます。

  いつか。将来、こうして病室でおばあ様方が「磐田が勝った!」なんて騒ぐ日がくるのでしょうか????サッカーが日本のおばあ様方をも魅了する日は果たして来るのでしょうか。・・・サッカー界の未来の暗示がこんな所に・・・。 

  まだまだ外出許可のない私ですが、実は密かに脱出を計画しています。ニヤリ。(←おいおい大丈夫か?????(^^;)

  今いる病院は新宿区にある某大きい病院なので、ここからなら国立までタクシーで片道20分くらいでしょう。フフフ。病院の門限?は午後8時。8時までに戻って来ることが可能な試合。それは果たして!?

  秘密?の脱出計画なのでまだ全貌は内緒です。(別に内緒という程のことはないような・・・笑)ない知恵を絞ってコツコツを考えている最中なのだ。(←考える程でもないような・・・笑)果たして、その頃には左手の点滴の針は抜けているのか?!(←針を付けてでも実行するがな・・・)免疫が落ちてるのに平気なんかい??(←これはマジでやばい・・・)等、謎は多いが、多分やってしまうでしょう。(サッカーに飢えているから)

  そう。言うまでもなくターゲットはジュビロ磐田だ!!タカを観に行くのだ!!ニヤリ。

  こんな感じで秘密の脱出計画はその2へ続くのだった。(・・・本当に続くのだろうか?あ、みんなの呆れ声が聞こえる(苦笑))  

 

    1999年8月24日  「タカ、U−22日本代表候補復帰!!」              

   タカがU−22日本代表候補に選出されました。当然選ばれるだろうとは思っていましたが、やはりこうして正式に発表になるまでは心配になってしまいますね(^^;

   まずは代表復帰!!嬉しいです!!

   「日本代表」というのは誰もがなれる訳ではありません。サッカーに限らずどんなスポーツでもそうですが、選ばれた者だけしかなれない「代表」です。学生時代サッカーをやっていたという友人に「日本代表になりたかったか?」と聞いた時、「当たり前」と言われました。憧れだけでも、望んでいるだけでも、また時には実力があっても・・・なれない時もあります。そんな全てを乗り越えて掴んだ「日本代表」。タカには自分の持っている力を全て発揮して欲しい。「日本代表」の先にはもっと大きなものが待っていることでしょう。

   今回選ばれた選手は31人。この中から9/17に9人が落とされます。FWにはタカの他に、平瀬、柳沢、福田、小島、吉原、永井が選ばれています。タカはこの中では最年少。一番若いFWになります。ヤナギや福田にはJリーグでの経験も2年後輩になるわけです。この2年という差を去年のアジア大会の頃にはとても大きな壁だと思っていました。タカはデビューの年となった昨シーズン、スタメンとして試合に出場した試合は数える程で、もちろんレギュラーはまだまだ・・・。Jでの経験と言われるとどうしてもヤナギや福田には劣ってしまう。それがとても悔しかった。しかし、今年は違います。今シーズン、タカはジュビロのストライカーとしてチームを引っ張り、レギュラーとして奮闘しています。Jでの得点も挙げ、FWとしての経験を積み続けている。そしてWユースにも出場し、世界の同世代の選手達と戦った。

  今のタカには堂々と彼らと渡り合っていけるだけの力があります。一番若くたって、押しのけていけるだけの信念と実力もあると思います。自分の実力を精一杯出し切って、U−22のエースストライカーの地位を獲得して欲しい。タカならやってくれるでしょう!!←強気!

  まずは22人に残らなければなりません。

  そしてその先には五輪の最終予選が待っています。そして、シドニー。

  タカのゴールでシドニー行きが決まりますように!そう願っています。(^^)

  あ〜。合宿見に行きたいよう。(涙)

 

    1999年8月22日  「やっと勝ったぁ・・・」              

   やっとジュビロが勝ちました。ホ・・・。タカのコメントも「これから。きょうの勝ちで勢いがつくはず」とのこと。誰もが「やっと勝ったよ・・」とひとまず胸をなで下ろした感じでしょうか(^^;。試合内容に関しては今回もこっそり起きて病室で見たサタデースポーツだけなのでなんとも言えないのですが、西君の初ゴールと福ちゃんのゴール。1人1人頑張らなければならない選手達が力を発揮してくれるのは嬉しいです。

  そんな中、最近タカに対する期待の高さを感じることが多くて、とても嬉しく気合いの入る思いです。スポーツ紙やサッカー誌の評価や監督などのコメントも「高原」に対する期待度が大きいような気がします。今は隊長がいないこともあって攻撃を率いる要にならなければならないのは当然「タカ」の役割です。去年であれば新人として許されたことも今ではチームを率いるストライカーとして妥協は許されません。

  今週発売されたサッカーマガジンのストライカー特集で総合的に高原が最も将来性のあるストライカーだというコメントがありました。タカがジュビロで期待されている以上の期待を日本代表としても望まれているという証拠だと思います。

  タカは確かに全体的にバランスの取れたFWだと思います。でも逆にいうと強烈なコレという個性がまだないということも言えるかもしれません。しかし、まだまだこれからいくらだって磨けるチャンスがあります。ボディバランスでもポストプレーでもゴールに対する泥臭さでも、今評価されているものを今以上に磨きをかけて本当に「和製ファンバステン」になってしまえばいいのです。

  次の鹿島戦で隊長が復活するとか!

  まずは一番身近なストライカーが帰ってきます。ストライカーとして盗めるものは全部盗んで欲しい。なんでも身につけてタカなりのアレンジをすればいい。そうすればもっともっとタカは強くなる。そう信じています。

  他のチームでもタカと同じ2年目の選手達がチームを率いて頑張っています。ベテランや中堅の活躍は当然として、若手の活躍は一番チームに活気を生み出します。ジュビロには大波を生み出せる良い若手がたくさんいるのだから、タカも負けずに頑張って欲しい!もっともっとタカゴールが見たい!!!

  24日に五輪の最終予選の候補者が発表になるとか。

  ジュビロとともにこっちも。頑張って欲しいです!!五輪のエースストライカーはやっぱり、タカでしょう。ニヤリ。 

 

   1999年8月21日  「五輪の最終予選代表メンバー」           

   トルシエが来日して五輪の最終予選が近づいてきました。日程も決まってあとは選手の選考が当面の大問題。

   松田をもう一度呼ぶとか小笠原を呼ぶとか。いろいろ言われているようですが、一番の話題はやはり「ナカタ」を呼ぶという話でしょうか。

   基本的に私個人としては今のシドニー五輪組には「ナカタ」は不要だと思っています。しかしこの「基本的」に。という所がポイントです。基本的に、とは「小野伸二がいるならば」という大前提があるのです。伸二を中心としたチームが作れればこのメンバーで充分シドニーを狙える。と思っていました。俊輔とモトのバランスも取れてきたし、DFももっと練習を積めば落ち着いてくる。FWはタカがいれば大丈夫だし(^^)・・・それが伸二の怪我で「基本的」が崩れてしまいました。

   当然のことですが、一番大事なのは五輪の最終予選ではありません。シドニー五輪に出場することです。シドニー五輪は日本人の選手にとって世界に自分をアピールできる数少ないチャンスです。このチャンスで世界へ飛び出して欲しい選手が今の五輪組にはたくさんいます。彼らの将来を考えればシドニー五輪に出場することは目標ではなくて、当然出場しなければならない大会だと思っています。

  もし。最終予選で五輪出場を逃したら・・・。彼らの将来はガラリと変わってくるでしょう。

  そう考えた時、伸二のいないU−22がどこまでやれるか。やはり不安が残ります。

  だからといって「じゃあナカタを呼べば」ということにも大きな不安があります。トルシエのサッカーは連携の練習がとても大切だからです。ちょっと練習しただけで出来るのならばA代表はとっくにコパアメリカで決勝リーグへ勝ち上がっていただろう・・・。ヒデを呼ぶのはどうも9月中に数回とか・・・。合同練習などきっと数えるくらいしか出来ない。・・・それを考慮した上でトルシエはナカタを呼ぶと決めたのでしょうからなんとかしてくれると思うのですが。(大丈夫かなあ・・・←不安)

  選手としての性格の問題も本当は大きな問題ですが・・・(・・・誰がナカタと会話するんだろう・・・)。彼らはプロである以上まずはプレーで結果をださなければならない。そういうことでしょう。

  韓国チームは7月末から欧州合宿を開始しています。既に数試合戦って3勝したとか。8月中も合宿をし9月にKリーグ組が合流して、日本との練習試合2試合を消化する予定です。韓国は地道にチームを作り上げている様子。日本はJリーグの関係で確かにじっくりチームは作れませんが・・・。

  カザフとタイだからまず大丈夫。という世間の評を信じるならば素直に「みんなの力でシドニーへ」ですね。要は最終予選は勝てば良いのです!!

  万が一にも世界への扉となるチャンスを逃すことのないように・・・。それだけが願いです。   

 

  1999年8月16日  「日本代表監督小野伸二!?コーチは高原でどう!?(笑)」                                                        

   病室のテレビにはTVK(テレビ神奈川。病院は都内なのですが・・・どうせならテレビ埼玉も入ればいいのになあ←(贅沢)。でも一番大事なBSが入らない←(怒))が入るのですがTVKは結構サッカーを放送してくれるので楽しみに見ています。

  先日はベイブリッジユースサッカーとクラブユースの決勝を見ました。

  ベイブリッジユースの方は清商vs帝京の3位決定戦と、マリノスユースvsポハン製鉄工業高校(韓国)の戦いでした。清商は佐野。久々に見ました。帝京は矢野。相変わらず眉が細い(笑)どちらもチームとしてはもう一つ。冬の戦いが楽しみですね。

  マリノスユースは中島孝と小原章吾が良かった。あとMF石川直宏のドリブルには本山の右版のような印象を受けました。これからが楽しみ!

  そしてクラブユースの決勝。もちろんジュビロユース対ベルマーレユース。試合内容的にはもう少しのレベルだったかなあと思いましたが、やはりジュビロの名の付くチームが優勝するのは気持ちいいですね!!

  この調子で全日本でも優勝して欲しいです!!

  そういえば病室で「サッカーという至福」という本を読んだのですが、こういうのを読むと2、30年後の日本のサッカーがどうなっているかとても気になります。2、30年も経てば全員がJリーグが当然そこにあるものとしてプレーしてきた選手達です。そしてサポーターも、産まれた時からそこに自分達のチームがある。という感じでしょう。(・・・Jリーグがそれまでちゃんと存在していることが大前提ですが・・・(汗))

  そうなったとき、日本のサッカーってどんな風になっているんでしょうか??

  私もいいおばさんになっていて「私の若いころは磐田に高原っていう良いFWがいてね」とか言うのだ・・・きっと(笑) 

  私の希望は2、30年後には日本代表の監督を小野伸二にやってもらって、タカとイナにコーチになってもらって、あ、雄太はGKコーチ(笑)。技術委員は酒井とミツオ。広報は中田浩二か?ホペイロはモト??(笑)そしてもちろん「W杯で優勝!」してもらう。っていうのはどう!??(笑)って感じです。  

  ああ、楽しみだなあ(笑)←言いたい放題だ。

 

  1999年8月10日  「健康第一・・・・・(涙涙涙)」                                                        

   健康が第一です。スポーツ選手にとってそれは全ての基本です。タカの手術の時も伸二の手術の時も、とても心配で早く治ってくれることを祈っていました。

   怪我や病気は突然やってきます。本当に突然・・・・。

   実は入院をすることになってしまいました・・・。なんだか難しい病気らしいです・・・・。10万人に2,3人しかかからないって「宝くじ」だよ〜!!!が〜ん・・・。最近、身体の調子が悪いと思っていたら・・・。もしかしたら回復に2,3ヶ月という医者の言葉に思わず「最終予選が!!!!!」と叫びそうになった私(仕事のことよりもそっちを先に心配してしまった・・・)はその時、伸二の気持ちが痛いほど分かったような気がしました。(・・・伸二に比べたらショックなんて1万分の1ぐらいでしょうが・・・・(涙))

  ということで、入院です。がくり。

  このHPはもちろん更新を続けます。病室からは更新できませんが、とりあえずパソコンを持っていくのでなんとかなるでしょう。気がかりなのは病室でサッカーが見られるかどうか・・・・。これは深刻な問題ですよ!!!BSとか入ってるんでしょうかねえ・・・。

  あああ、ジュビロも気がかりなのに!!オリンピック最終予選だって気がかりなのに!!!タカの調子が一番気がかりなのに!!!  こんな時に病気だなんて、私の身体のどアホ〜〜!!!!!!(涙涙涙)

  悔しいのでジュビロの試合の日は「ジュビロレプリカ 19」を病室で着ることにします。病室での普段着はワールドユースのタカの記念Tシャツを着るつもりです。←もちろん本気。

  明日から精密検査です。かなり憂鬱。やだな〜・・・・・・・。 

  一通りの検査が終わったら多分めちゃくちゃ暇なのでHPをもうちょっと充実させてみようかなあ・・・。

  とにかく早く元気になってタカを生で応援に行きたいと思います!!頑張るぞ←でもちょっと弱気。

 

     1999年  8月 4日   「ヴィヴァイオ船橋と大阪朝鮮高」                                                

  「ヴィヴァイオ船橋」というクラブチームがあります。このチームの名前を聞いてピンと来る人は相当のユースサッカー通ではないでしょか。私もつい最近知ったのですが、名前の通り千葉県にあるクラブチームです。ただ、この「ヴィヴァイオ船橋」が他のクラブチームと違っているのはその生い立ちにあります。

  「ヴィヴァイオ船橋」は結成されてまだ3ヶ月。そのメンバーはほとんどが市立船橋高校の2軍だった選手達で構成されています。市立船橋は言うまでもなく昨年のインハイ覇者でサッカーの名門高校。しかし、名門校であるが故に100人近い部員を抱え、その中で実際に試合に出られる選手は20人弱という状態にあります。そんな環境では才能のある選手も試合に出られないまま3年間を終えてしまう・・・。「10試合の練習試合よりも1試合の公式戦の方がうまくなる。」これは市船の布監督の言葉です。この布監督が市船所属の選手に個別調査を行い「移籍」を希望した選手を市立船橋から「除籍」してヴィヴァイオ船橋への登録を行い新しいクラブチームを結成させました。

  ヴィヴァイオ船橋は日本クラブユース選手権の千葉予選に出場し全国大会への出場を決めました。現在、その全国大会の真っ最中です。こうしたチームの事情には賛否両論がありそうですが、1人でも多くの才能のある選手が試合に出られる、そのチャンスを得られる、という考えにおいては、布監督をはじめヴィヴァイオ船橋の清水監督といった指導者たちの努力の結果だと思います。

  インターハイに大阪朝鮮高校が出場しました。2回戦。帝京との試合は白熱した同点劇の末PK戦で大阪朝鮮が敗れました。サッカーのインハイではこれまで朝鮮高の参加が認められていなかったため、多くの関心がこの試合に注がれていました。今回の参加が認められるまで、過去に大勢の人の尽力があったことだと思います。難しい問題もあったでしょう。

 「ヴィヴァイオ船橋」も「大阪朝鮮高」も根底の考えは同じ所にあると思います。

 より多くの選手が公式試合で戦える。ようになったこと。

  日本が強くなるために、A代表の強化をする。それは当然のことだと思います。でも本来の強化というのはこういったユース世代の強化にあるのだと思っています。ワールドユースでタカたちが準優勝をした際に、ユース世代を指導してきた指導者の貢献を要素に上げる記事を多く見かけました。その通りだと思います。1人でも多くの才能のある選手が活躍できる環境を作ることによって、将来のJリーガーや世界に通じる選手を生み出すことに繋がる。

  この2つのチームはそんなことを教えてくれたような気がしています。

 

    1999年8月1日   「審判について」                                                        

  先日NHKでアルゼンチンの審判のドキュメント番組を放映していました。たしか「レッドカードに命をかけて」とかいうタイトルだったような気がします。

  アルゼンチンではサッカー誌や新聞などで毎試合主審の評価がランキングとして示されるそうです。

  主審の判定は絶対です。一度、警告が出ればそれを覆すことはできません。それは主審に与えられた最も崇高な権力です。ゲームをコントロールするための最大の武器。しかし、重要なその権力が正しく発揮されているか、ということについて日本ではあまり関心が低いような気がします。

  裁判官に国民の信任投票があるように、一年の審判の判定の成績に対して何らかの判定を下せるような機会があっても良いのではないでしょうか。

  番組の中でアルゼンチンで現在一番評価の高い審判「エリソンド氏」と2番目の「サンチェス氏」のライバル関係を追った話を展開していました。世界の審判が最も憧れることは選手と同じく「ワールドカップ」で笛を吹くことです。その為には国際試合での経験が必要というまた選手と同じようなことが言われていました。ワールドカップに出場できる審判は各国で1人。その為この二人も必死に国際試合で自分の主審としての能力をアピールしようと必死です。その最もアピールが可能な「南米選手権」。この大会の主審出場枠も各国1つ。どちらが出場できるか・・・。という戦いに勝ったのは「エリソンド氏」でした。年齢の関係で(ワールドカップに出場できる審判の年齢は45歳まで)サンチェス氏にとっては次の日韓大会が最後のチャンスとか。審判の世界にもいろいろな戦いがあるのだと思いました。

  ・・・・・・しかし。番組中その「サンチェス氏」があのワールドユースの決勝戦。日本vsスペインの主審だったということが判明した瞬間「お前かーー!!!」と叫んでしまったのは言うまでもありません。そして「残念だけどあなたにはW杯は無理に違いない・・・」と毒づいてしまったのも言うまでもありません(爆)(^^;

  最近Jリーグで見た試合の中で最もすばらしいと思ったジャッジをふるった主審は5月5日のジュビロvsアントラーズ戦の「ベルコーラ氏」でした。試合の最中はその主審があの「ベルコーラ氏」だとは分からなかったので、「今日の主審は巧いなあ」と思っていたのですが、後で判明して納得。さすがにW杯の決勝で笛を吹くような審判は違う。と感じました。流すところと取るところの判定がしっかりしていて、なおかつ試合展開を止めない鮮やかなジャッジでした。もっともっとこのような国際的な主審が日本で活躍して欲しいです。「ベルコーラ氏」は帰国されましたが。

  Jリーグ、そして日本の強化の中にこういった審判の強化も含まれいることをどうか関係者も忘れないで欲しいと思います。

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