my favorite つれづれなるままに・・・さっかーさっかー(にやり) |
2006年7月10日 「ドイツW杯 イタリア優勝!」
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2006年6月23日 「ドイツW杯日記F 〜フランクフルトの街から ― さあ帰国!〜」 日本の戦いが終わり、いよいよ最終日です。
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2006年6月22日 「ドイツW杯日記E 〜ブラジル戦 ・・・ブラジルはやっぱり強い!〜」 今日は、午後1時にホテルをドルトムントへ向けて出発ということで、午前中は近くにあるフランクフルト空港の地下のスーパーなどでお買い物をしました。 こちらはやはりお酒が安いですね。ドイツワインは基本的に白が多くて辛口なんだそうです。ライン川の川岸などでブドウを作るのですが、気温の変化で辛口しか造れないんだとか。なので、ドイツでは甘口のワインの方が高級だそうです(フランスとかと逆ですね)。一番、高級なのは「アイスワイン」という超超甘いデザートワイン。食後酒だそうです。 そうそう、先日道で迷っていたらおばさんが声をかけてくれたという話を書きましたが、どうやらドイツでは「ドイツ人は外国人嫌いだと思われているようだから、W杯で訪れた外国人がいたら声をかけましょう!!」みたいなCMが流れていたそうです。おばあちゃんが外国人の輪の中にどんどん入ってくというものらしい。いえ、おかげで私達も助かったのですが。(笑) 午後、1時にホテルからバスで出発。今日はこれまでと打って変わって超寒い〜・・・。みんなユニの下に長袖を着込んで出発。亮ちゃんはホッカイロと手袋を持参していました。さすが、これまでの経験がものをいますな。 アウトバーンを走って約3時間ほどで到着。 アウトバーンを走る時、いつも途中でトイレ休憩があるのですが、こちらの高速のサービスエリアのトイレは50セントかかります。チケットを買ってトイレに入る形で、それでそのチケットは買い物をすると50セントとして使えるようになっているのです。そういえば、ローテンブルクに行く途中で寄ったサービスエリアのトイレは、なんと、自動で便座がぐるぐる回って消毒してくれるという驚きの一品でした。(笑)日本もあの便座があれば綺麗なのに。 ドルトムントへは4時すぎに到着。 ドルトムントのベストファーレン・シュタディオンは6万人以上収容なのですが、サッカー専用なのでとても見やすかったです。ただ、傾斜がすごい!!階段も怖くて危うく前に転がり落ちそうでした。 スタジアムの中はブラジルと日本人が入り乱れて座っていました。 私達はゴール裏のちょうど真ん中あたりの席だったのですが、この日の試合のほとんどの得点が、まさか私達の目の前のゴールに突き刺さることになろうとは・・・。 スタメン発表。FWを変えるというニュースはネットでも出ていたので、玉田&大黒だろうと思っていたのですが・・・巻???ちょっと驚き。この大一番で巻って。大黒の立場が。。。 しかも、もう後が無い排水の陣なんであれば、せめて3トップくらいの心意気を見せて欲しかった。。。で、宮本は??? ・・・ああ、やっぱりジーコの意図は私達には分からない。 ブラジルは、7割方トップメンバー。もっとなめられるかと思ったけれど、一応やる気らしい。(自虐) 試合開始。前半はブラジルのミスが多くてかなり助かりました。先日のサウジみたいに前半で3点とか入れられたら、成す術がなくなってしまうので。そうこうしているうちに玉田のゴールが決まる!!スタジアムの日本人が総立ちで大喜び。周囲のブラジル人の静けさが恐ろしかったです。 ・・・本当は、ここでなんとか意地でも踏ん張って前半を1−0で終わらせて欲しかった!!!なのに、ロスタイムでの同点。あああ・・・。オーストラリア戦の悪夢が蘇る。 後半は、ブラジルの猛攻。 正直言って、今の日本がブラジル相手に無傷でいられるわけがない!!(断言) 後半の私達側のゴールに迫ってくるブラジルのあの怖さと言ったら、もう「ひ〜っ!!」という怖さです(涙)そして、上から見ていたらどうしても日本のDFが選手が2人位足りないんではないかと思う位、スカスカなんですよ。(よけい怖〜涙) それでも日本なりの戦い方があると思うんですが。交代が、満男と浩二って、ジーコ意味不明。そこ換えてなにやりたいの?!DF厚くするわけでなく、攻撃の枚数増やすでもなく。 そうこうしているうちにブラジルのシュートがあれよあれよと決まっていくのでした。 そして、大騒ぎのブラジルサポーター。彼らのちょっと日本を小バカにしたような態度がまた日本のサポーターの気持ちを逆撫でするのだ!(ムカッ) タカは、途中交代での出場でしたが、相手にぶつかり、数分で交代。。。せっかくのラストチャンスだっただけに悔しいです。タカのドイツW杯でのプレーがこんな終わり方なんて(無念) 終わってみれば、4−1。前半の1点が余計でした。 試合後の感想としては、ブラジルにしてみれば当然の結果。今の日本がブラジルと戦える力がなかったという現実を見せて貰ったということでした。帰りに男性サポも「あのブラジルの攻撃陣を止められる国の方が少ないよ・・・」と話してました。。。ブラジル怖かった・・・。(正直)帰りのバスでは誰も泣いている人などいませんでしたね。みんな結構冷静で、世界の中での日本の力を知ってそれをじっと噛み締めている感じでした。 それでも、この日本代表の選手が、過去3大会の中では、年齢的にも経験的にも一番充実していたはずのメンバーだっただけに、残念でなりません。まあ、終わったものは仕方ないですが。(最後までジーコの選手交代の意味を理解できなかった・・・悲) 心配なのは、次回はアジアにオーストラリアも入ってくるし、これでアジア枠が減ったら、今後日本がW杯へ出場するのが厳しくなるだろうという事です。日本のサッカーはこれからどうなるんでしょうか。 あと、もっとDFの選手も海外でプレーをして、体格の良いFWとの戦い方を知って欲しい。このままでは、日本がW杯でブラジルに勝てる日はこないですから。 これで、日本のドイツW杯は終わりました。1勝1敗1引き分けで抜けられたと思うと、やはり最初のオーストラリア戦でなにがなんでも死ぬ気で勝たなくてはいけなかったですね。 とにかく、日本代表、お疲れ様。選手も、スタジアムのサポーターも、日本で応援していサポーターもみんな悔しかったと思います。 この気持ちを忘れないで、もっともっと強くなろう!! タカの怪我が早く治りますように。 |
2006年6月21日 「ドイツW杯日記D 〜フランクフルト オレンジ占領〜」 今日は朝から先に日本へ戻る友人をみんなで見送り、その後特に予定もなかったので、半日をどうするか部屋の中で作戦会議を立てました。 とりあえず、近場のハイデルベルクかリューデスハイムへ行ってみようかという話になり、ネットで列車の時刻表を見ると、ちょうどリューデスハイム行きの快速(RE)があったので、昨日のライン川ツアーでは街中を歩けなかったリューデスハイムへ行くことに決めました。 フランクフルト中央駅へ向かう途中で、同じツアーの女性と話をしていたら、彼女は韓国経由の飛行機だったとか。他にもオランダ経由で入った人もいたそうです。あらゆる手段を使ってるなあ・・・。そういえば、この間のクロアチア戦。後で再度座席のチケットを確認したらカテ3じゃなくて、カテ1でした!!もともとカテ3だと聞いていたのでびっくり。そりゃ良い席だったわけだ〜。 さて、フランクフルト中央駅へ到着して、リューデスハイム行きの列車に乗り込みます。日本人の私にはこういう駅はみんなハリーポッターに出てくる駅に見えるんですが。。。 そういえば、今回、任天堂DSの「指先ドイツ語」を持ってきていたのですが、中々活躍するチャンスがなかったのが(英語でなんとかしてしまうため)、この駅で切符を買う時にようやく出番が回ってきたのでした。 列車はまさに「世界の車窓から」。約1時間の移動時間でしたが、のんびり列車の旅を満喫しました。 そしてリューデスハイムへ到着。リューデスハイムは、ライン川のほとりの昔ながらの雰囲気を残した可愛らしい街です。 そして、その横丁を抜けると、ライン川沿いの小高い丘に続くロープウェイがあったので、それに乗ってみよう!とチャレンジ! ブドウ畑の上を行くロープウェイです。 高台から街を眺めた後、街でお土産のお買い物をして、5時前の列車で再びフランクフルトへ。(約5時間くらいでたっぷり楽しめました) さて、フランクフルトに戻ってきた私達を待っていたのは・・・、オレンジの群集でした! 今日の夜、フランクフルトで行われる「オランダvsアルゼンチン」の試合の為、フランクフルトはオランダ人に占拠されつつあったのです! Sさんご夫妻と夕食を一緒に食べる約束をしていた私達は、フランクフルト中央駅の近くのホテルにいたのですが、駅の周りは既にオレンジ、オレンジ、オレンジ・・・。 その後、食事の為、フランクフルトのシンボルであるレーマー広場へ着いた私達は、まさに「オレンジに染まる広場」を見たのです。。。 超お祭り騒ぎのオランダ人に紛れて、道にテーブルの出たレストランで、9時から開始の試合をテレビ観戦しながら夕食を取りました。 テーブルは6人掛けだったのですが、私達5人と熟年のカップルが座っていて、熟年カップルは奥さんがオランダで旦那さんがアルゼンチンの応援だったらしい。なんだか一緒に乾杯などをしながら和やかにテレビ観戦。 その奥さんが試合を見ている途中で、「お箸の使い方を教えて欲しい」。と言い出し、なんだか「チョップスティック講師」をやる羽目に。 まさかサッカーを見ながらドイツ人にお箸の使い方を教えることになるとは・・・。 試合は結局0−0で引き分け。負けたら街中のオランダ人が暴れるかも・・・、とドキドキしていましたが、そんなこともなく。お祭り騒ぎはそのままでみんな岐路についていました。 途中で人だかりが出来ていたので、私が「なんだろう?」と背伸びをして写真を撮っていたら、体格の良いオランダ人のお兄さんが私を突然ひょいと担いで写真を撮らせてくれたのでした!(驚)そばにいた、亮ちゃんやりんごちゃん、Sさんご夫妻は大爆笑。私はまるで子供のように扱われていたのですが、まさか小学生に間違えられたなんてことは・・・。もしかしたらお兄さんよりも私の方が年上だったかも!?と思う年齢なんですけど!!歳を言ったら詐欺だと思われるよなー。(笑) とにかく、みんなお祭り騒ぎで楽しそうでした。W杯って結局お祭りなんだな〜。と思った瞬間。 W杯はやっぱり楽しんだもの勝ちなんだと悟りました。 |
2006年6月20日 「ドイツW杯日記C 〜ライン川ツアー 車内大雨事件〜」 今日は午後からライン川下りのツアーへ参加だったので、ゆっくりめに起きてフランクフルトの街へ出かけました。 お昼前位にフランクフルトの中心部に着いたのですが、街中はドイツ戦がある為、たくさんの人がドイツのユニを着て、ドイツカラーのレイを首からぶら下げて、一路パブリックビューイングの川岸まで大移動をしていました。 街中では私たちが地図を広げて道を探していると上品なおばさんが「Can I help you?」と英語で話しかけてくれたり、他にも迷っているそぶりを見せるとすぐに声をかけられました。ホスト国として外国人を助けてあげよう!という気持ちが感じられてとても嬉しい感じでした。(・・・どう!中国。こういうことが君たちは本当に出来るのか!?特に北京空港職員達!!) ライン川ツアーはまずバスに乗ってライン川の名所の途中まで行き、川を逆流するように上ってリューデスハイムという街で再度バスに乗って戻ってくるというコースでした。 このツアーは現地で昨日申し込んだ英語のツアーだったのですが、日本人や他にもいろんな国の方が参加していました。 バスに乗り込んで、後ろの方の座席に付こうとした時、うしろから2列が紐を張られて座らないようにされていました。これは一体何だ??と思っていたら、ガイドさんが上からクーラーの水が落ちてくるからと説明され、「水??」と思いながら後ろから3列目の席に座ったのですが・・・・。 走り始めてしばらくするとものすごい水がバスの天井近くのクーラーから降ってくる!! みんな思わず「ギャー!!!」と驚きの声を上げたのでした。 運悪く水がかかるのは私たちの座っていた後ろから3列目までだったので、すぐに非難。 携帯傘をバスの中で差して乗っていたのでした。。。。雨が降る車内って。。。あ、ありえないーーーー!!!!(怒笑) なんとか乗り込んでライン川ツアーへようやく開始しました。ライン川の両岸には古いお城や民家が並んでいて美しい景色がずっと続いていました。 その後、ホテルに戻ってきてイングランドvsスウェーデンの試合を見ながら日記を書いているのですが、今窓の外から凄い歓声が・・・!イングランドに点が入ったので、ホテルの下の屋外カフェでみているお客が雄たけびを上げております。 そういえば、こちらはすごい花粉です。来る前のニュースで知ってはいたのですが、もう目が真っ赤。ポプラの花粉だそうですが、白い綿毛が舞ってるのが普通に見えます(泣) 辛い!! あ、関係ないことですが、宿泊しているホテルのエレベーターが「シンドラー社製」のため、乗るたびにドキドキしてしまう日本人な私たちでした。 |
2006年6月19日 「ドイツW杯日記B 〜ローテンブルク&パブリックビューイング〜」 第3戦のブラジル戦まで、フリーの日が続きます。 今日はオプショナルツアーで、フランクフルトからバスで約1時間半位の場所にあるローテンブルクという街へ行ってきました。 ローテンブルクは「中世の宝石」と呼ばれる街で、ロマンチック街道の始まりくらいの街です。そういえば、ガイドさんが「ロマンチック街道」というのは日本人が付けたというようなことを言ってました。日本人らしいなあ〜。
ローテンブルクは1600年代の三十年戦争の舞台となった街で、カトリック軍側に包囲され陥落しそうになったところを敵の将軍が3リットル以上入るワイングラスで、このワインを飲み干したら街を助けてやると言って、ローテンブルクの市長がそのワインを飲み干したことで、街が助かったという言い伝えがあるそうです。(3リットルのワインって・・・・) ローテンブルクは本当に中世にタイムスリップしたような佇まいの街でした。宮崎駿の映画に出てきそうな雰囲気が漂ってました。微妙な表現か??(笑) 街中ではいろんな国のサポーターが同じように観光してました。「あ、アルゼンチンだ」とか「お、韓国だ」とか! クロアチアのサポーターの観光客もいたのですが、向こうもこっちが日本と分かって、ジェスチャーで「昨日はお互い疲れたな」みたいな表情で手を上げて挨拶していたのがなんとも言えなかったです。(苦笑) その後、5時過ぎにフランクフルトに戻ってきて、マイン川にあるというパブリックビューイングに行ってみたのですが。 ドイツ人は考えることが大胆すぎる!!というか、マイン川の真ん中に超大きなビジョンを作って、両側の川岸に客席を設けて見れるようにしていたのでした。凄い〜。 ちょうど、ウクライナvsサウジアラビア戦をやっていたのを座ってみていました。 ・・・ええ、私は日本人ですよ。。。 その後、フランフルトの地元料理の店で、アップルワインを飲みながらソーセージを食べたのですが、お店の中庭みたいな屋外の場所で木の机と椅子に座って、結構和やかに食事をしていたら、突然雲行きがいっきに怪しくなりだし、「雨が降りそう!」と思ったとたん、お店の庭の両脇から屋根がガーッと伸びてきて瞬く間に覆われていったのでした。(驚) こちらはどうも夕立のような突然の雨が多いみたいで、そういう仕掛けになっているようです。 帰りはタクシーでホテルまで。タクシーの運転手さんがシャイなんですが、一生懸命私たちに話しかけてくれようとしていて、身振りとカタコトの英語で会話をしてたのですが、最後に「日本は次の対戦はどこの国だい?」という問いかけに「ブラジル」と答えたら、一瞬の間があって「大丈夫、日本が勝つよ」と優しく言ってくれたのが印象的でした。良い人だったな〜。 そうさ、勝負はやってみなくちゃ分からない! |
2006年6月18日 「ドイツW杯日記A 〜クロアチア戦〜」 W杯第2戦、クロアチア戦の日です。 朝7時半にホテルを出発。私たちのホテルからはバス2台が出発。1台約40人くらい乗ってました。 そういえば、昨日空港からホテルまで送迎してくれたバスはベンツのバスでした。内装がやたら豪華なバスだった。ドイツですもんねえ。 ニュルンベルクまでのバスの中でガイドさんが、国内移動を列車で座席予約していた日本人のツアーを案内したところ、予約席には別の国のサポーターが陣取っていて「空いていたから座ったのさ」くらいで悪びれず、どく、どかない、で殴りあいになったという話を聞きました(怖)。陣取っていたサポーターは負けた試合の帰りだったとか。日本人のように誰もが行儀良く予約などを守っているわけではないと実感。いろいろありますね。 ニュルンベルクのスタジアムにはお昼の12時ちょっと前に到着。 ガイドさんから「くれぐれもバスの乗り場を忘れないように」と再三くぎをさされました。場所を忘れないようにバスと周囲をデジカメで押さえる。重要事項です! 開場は12時だったのですが、会場への持込禁止物として、一眼レフのデジカメが挙げられた為、念のために検査の人に聞くと、「そんな大きなレンズのついたカメラはだめ!」とのこと。ええ!このくらいのカメラは周りの日本人たくさん持ってるんですが!!全部取り上げるつもりなのか!?と、ガイドさんと食い下がったところ、結局大丈夫とのことで無事にカメラを持ってスタジアムへ入れました。焦った〜。でも、私の前の日本人のおばさんは一眼レフ用の望遠レンズを取り上げられてました(別で保管されてしまうらしい)。私のは200ミリの望遠だったのですが、これはセーフ。400ミリを持って来ていたら完全アウトだったな。他にも、結構検査が厳しくて、なぜかおせんべいを持って入ろうとした人が取り上げられたとか。。。せんべいは凶器なんでしょうか? その開場のゲート前で、シドニー五輪の時に同じツアーだったS夫妻と再会!! 日本戦3戦を見るツアーで参加してらっしゃるそうです。相変わらずの熱いサッカー好きで!(^^) S夫妻はオーストラリア戦からずっとフランクフルトに滞在しているので、途中でボンへ行って日本代表の練習を見てきたそうですが・・・いろいろと興味深いお話を伺いました。む〜。 試合開始まで3時間あったので、スタジアムの周りでソーセージバーガーを買ったり、クロアチアサポーターと記念撮影したりとW杯の空気を満喫。試合前は基本的にお祭りを味わうぞー!という空気が会場全体を包んでました。 そうそう、ドイツはクロアチア移民が多いそうで実際、自家用車で続々と集結していました。日本人サポーターの大型バスが集まってくる様子も圧巻でしたけどね。
さて、スタジアムの座席を確認すると、私たちの席はメインスタンド向かって右コーナーキックのまん前!前から2列目という絶好のポジションでした!カテ3だったのですが、良い席でした!目の前で俊輔のコーナーキックが見れると興奮。(後で再度チケットを確認したらカテ3じゃなくて、カテ1でした!!もともとカテ3だと聞いていたので驚き。そりゃ良い席だったわけだ)
しかし。とにかく問題はこの「暑さ!!」。 14時から16時の試合が日本だと夕方には涼しくなるのですが、こちらの夕方は夜の9時すぎにならないと日が傾かないので、まさに最高気温時がずっと続く中での試合になるのです。選手も応援もまさに暑さとの戦い。 そして日本代表が練習で登場。タカは終始厳しい表情でした。笑顔などはあまりなかったですね。全体的にぴりぴりとした雰囲気だったような気がします。 スタジアム内は日本サポとクロアチアサポが半々。若干クロアチアの方が多いかな〜。という感じでした(向こうは地続きですもんね)。 そして、いよいよ試合開始。 試合開始直後は、かなり慎重。日本もクロアチアも1敗同士の為、試合は全体的に手堅くという空気がひしひしと感じられました。 ただ、日本はやはり攻撃でどうしてもボランチよりも前が攻めあぐねていました。ボールは持てるけど、ハーフラインより前に出すスペースがない。。。 攻撃の基点となるはずの満男や俊輔も引き気味になった為、前へボールが通らない。(もっと縦へのパスかドリブルがあった方が絶対良かったと思うんですが!!) 唯一の攻撃パターンは右からの加地くんのオーバーラップと、ヒデのミドルシュート。これでは攻めあぐねるよなあ。 タカはヤナギと何度もFW二人で突破しようというプレーがあったのですが、それもかなりチグハグになっていた感じでした。 そして・・・前半の最大の山場は、あのPK。 能活は本当に大舞台に強運のGKですね。アトランタの時のようだった〜・・・。ナイスキーパー。この試合は能活に救われました。 ハーフタイムを挟んで後半。 後半の出だしは日本は前目にコンパクトに攻撃をしかけていたと思います。イナの上がりが利いてました。 しかし。この辺からが、例の「暑さ」との戦いになってくるのでした。(・・・ええ。私たちも・・・) 後半20分すぎ位から明らかに日本もクロアチアも選手の足が止まってきました。走れないのでロングボールの放り込み。そして走れないのに追いかけないといけないのでよけいに苦しい・・・。そしてどんどんパスの精度が悪くなる。ヒデのあんなミスキックはなかなか見れないんでは・・・。 正直、この気温でやることをオーストラリア戦で学んだ後なのであれば、ジーコは、タカもヤナギもあと10分早く換えても良かったのではと思います。極端に言うと、「前半45分で交代させるから、45分とにかく全力でやってくれ」という風に最初から割り切るか。でないと、あの暑さでは絶対に途中で足が止まるに決まってるので。 集中力を最後まで切らさなかった方が勝つだろうと思っていたのですが、どちらもその意地だけはあったようで、粘り続けましたね。クロアチアも悔しいだろうな・・・。 結局引き分け。チャンスを物に出来なかった両チーム。スタジアム内はどっと疲労の色に包まれました。 負けなかった。ただ、それだけでした。 クロアチアサポーターも日本サポーターも、かな〜り無口でどちらも騒ぐこともなく、疲労困憊の表情。 まあ、日本よりクロアチアの方が同じ瀬戸際でもチャンスの見えている瀬戸際だからなあ・・・。 帰りのバス。 私たちは迷うことなく、無事にバスへ辿り着きました。そこの駐車場だけで日本人を乗せてきた大型バス50台が停まっていて、他にもこんな駐車場があったはずなので、・・・一体何人の日本人がやってきていたのでしょうか・・・。 集合時間ちょうど位にバスに乗り込んでから待っているとハプニング発生! おそらく熱中症の為、1人、ご夫婦でいらっしゃった方の奥様が倒れてしまう。慌ててバスから降ろして日陰で横たわらせてみんなで扇いであげてました。 そして、もう一つ。2人組が迷子になってバスまで帰ってこない! 結局、うちのバスが最後の3台くらいになるまでそこで待って、ようやく帰路についたのでした。 いや、本当に半端じゃなく暑かったので、熱中症にもなるし、帰りのバスも見失うよ(というか見失わないでくれ)・・・。という感じでした。 約3時間半でホテルへ到着。夜11時を回っていました。 ホテルに帰るとフランスvs韓国戦をやっていたのですが、私たちの開口一番の感想が「夜の試合だといいね・・・」という切実なものだったという・・・。 ・・・タカのW杯でのプレーを目の前で見ることがようやくできました。 でも私はタカのW杯でのゴールを見に来たんだぞ!!だから、とにかくゴールを狙って欲しい。タカゴールを見せてください!! |
2006年6月17日 「ドイツW杯日記@ 〜北京五輪なんて!!〜」 いよいよドイツW杯へ出発です。過去に、サッカー観戦の為に何度も海外旅行へ出かけていましたが、W杯で海外へ行くのは初めてになります。(フランス大会の時はツアー出発3日前にチケット騒動に巻き込まれたので・・・涙) さて、成田まで旦那さんが車で送ってくれ、朝の7時半に到着。シドニー五輪の時と同じ、りんごちゃんと亮ちゃんと合流し、旦那さんに記念写真を撮って貰い3人で出発しました。 成田からは、CAエアチャイナで、北京経由、フランクフルト行きです。 今回のツアーはサッカー専門の旅行会社でもある「セリエ」のツアーでの参加ですが、あらゆる航空会社を使ってドイツ入りをしているらしく、友人はアリタリア航空のミラノ経由だったり、他にもドバイ経由なんていうのもあったそうです。 成田―北京の、エアチャイナは、とても小さく国内線か!?と思うような飛行機でした。しかし、以外にもいかにもサッカー観戦に行きますという日本人が多い!! 北京経由フランクフルト行きのルートって多いんですねえ。 さて成田から約4時間で北京到着。ここからトランジットで、フランクフルト行きに乗り換えです。 成田で、北京に着いたらくれぐれも空港内の表示に注意して、乗り換え場所を見失わないように!と、カウンターの人に言い渡されていたので、周りをキョロキョロしながら歩く。すると「CA931」の札を持った係員のお姉さんが・・・。あの便は確か私たちの乗り換えの便とお姉さんに話しかけると「ついてこい」のジェスチャー。しかし、あまりにも地味〜に持っているので見つけられずに通り過ぎた人もいるんでは・・・・。(大汗) その後、無愛想な係員のお姉さんに連れられていった先には、トランジット用の受付カウンターがあったのですが、係員は2人。待ってる日本人や韓国人は100人近く・・・。 乗り換え時間が2時間ほどあったので、余裕顔だったのが、そのあまりの対応の遅さにだんだんと不安になってくる。 そしてその場にいた日本人のみなさんもだんだん表情が心配顔になってくる・・・。 40分くらいしてようやく座席の確認ができたと思ったら、今度はイミグレーションのようなところで行列。係員の兄さんは、またもや2人。しかも異様に厳しく見ていて4分に1名ずつくらいしか通さない。。。っておい!どう考えても出発に間に合わないっっつうの!!!しかし、そんなことにかまわず一人の兄さんはトイレに行ってしまったり、挙句、パスポートに押す判子が1つしかないらしく、隣同士で借りあって押しているので、結局一人ずつしか通せないのであった。。。 ちなみに、サッカー観戦ツアーでこのあとまた、ローマを経由してドイツに入るらしい日本人と韓国の人たちは私たちより15分出発が早かったので、もう超焦りモードでした。。 そんな不安に満ちた旅行客の間にだんだんと連帯感が生まれ、一人また一人と通過出来ると「良かった良かった!」と安堵の空気が漂う一同。。 そして、ようやくこのままのペースでは飛行機の出発時間に間に合わないと悟った係員が突然ペースを上げる。(って気づくの遅すぎじゃ!!!怒) 私たちは搭乗時刻ぎりぎりにようやくトランジットを終え、搭乗口にたどり着いたのですが、私たちの後ろにはまだたくさんの日本人がいたのでした。 で、結局飛行機の出発は30分くらい遅れました。。。 どうなの北京空港の係員の対応は!?君たちそんなサービスと気遣いの悪さで本当に2008年オリンピックなんて出来ると思ってんのか!?とその場にいた日本人のおばさんやおじさんと怒りモードで会話をしていたのでした。 そして乗り換えたフランクフルト行きの飛行機。JTBのツアーの人たちも乗っていたのですが、北京で1泊してフランクフルトに入るコースなんだとか。本当にいろんな経由でみんなドイツを目指してるんですなあ。 それからようやく12時間後にフランクフルトに到着しました。午後8時。あたりは真昼間のように明るいです!体内時間は狂いまくり。 ホテルに到着した後、ロビーで今回の大切なW杯のチケットが配られました。クロアチア戦とブラジル戦の2枚。しっかり確認をして、受け取りのサインも書きました。大事に持って部屋へ。やっぱりチケットの実物を手に入れるまでは落ちつけないですからね。 その後、ホテル内でイタリアvsアメリカの試合を見ながら軽く食事をしました。こちらではもう旬が最後の白アスパラ!!美味しかったです。 午後10時半ころようやく日没。実質、36時間くらいの長い1日でした。 ホテルはワイヤレスLANが整備させれていたのでネットも出来ました。 明日は7時半にニュルンベルクに出発です。ううう。眠い。お休みなさい〜。 |