第31回アジアユースU−19選手権
1次予選グループ8
in 大宮県営サッカー場 1998年6月21日〜25日
1998年6月21日 曇り空の中、ナイジェリアで行われるワールドユースを目指したアジア予選の戦いが始まりました。フランスでは98ワールドカップの真っ最中。前日に行われたクロアチア戦に敗退した日本はジャマイカ戦に向け最後の戦いに挑もうとしていました。そして、そこに、U−19本来のキャプテンである小野伸二がいました。伸二に代わって大宮でキャプテンマークを付けたのは高原直泰。
緒戦、ブルネイのゴールキーパーは「もしかして素人・・・?」と私でも疑ってしまうようなプレーの連続でしたが、そこに容赦なく怒濤のゴールラッシュをお見舞いする彼らはワールドカップでの日本代表に辛い思いをしていた人に多少の潤いを与えたのではないでしょうか。でもあと2,3点は取れたよな・・・。
続くベトナム戦、香港戦も会社をダッシュで退社して駆けつけました。駅から走った走った。
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タカは大会を通して8ゴール。FWのキャプテンはゴールを決めることでチームを牽引するしかありません。8ゴールという数字はあのレベルの相手では少なかったのかもしれません。でも、自らその反省を口にしたタカに「まだまだこれから」という意気込みを感じました。
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このチームに伸二とイチが戻ってきたらどうなるだろう。そんな期待を胸にアジアチャンピオンを目指していくことになりました。