THE TAKA’s RAIBAL 〜李 東國〜
★李 東國(LEE DONG KOOK)
★1979年4月29日 浦項市出身 身長185p 80s FW。
★Kリーグ浦項スティーラーズに高卒ルーキーとしては韓国史上最高の契約金1億5千万ウォン(約1500万)
で入団。98年Kリーグ新人王。韓国代表としてW杯出場。U−22韓国五輪代表。
「ライバル」と一口に言ってもいろいろなライバルがいます。
FWであるタカにとってのライバルは誰か?そう問われた時に私が真っ先に思い浮かべるのは李東國です。
李東國という選手の存在を初めて知ったのはフランスW杯の時でした。大型新人として韓国内で騒がれていたのは知っていましたがプレーを見たのはW杯が最初でした。そして、その李東國を初めて生で見たのはU−19のアジアユースのチェンマイででした。
アジアユースではタカとモトと東國が5得点で得点王を分けました。得点の上では分けた結果ですが、活躍の内容から言うと、はっきり言って完敗でした。予選リーグの日本対韓国の東國の得点。今でも目に焼き付いています。戦っていて「怖い」と思った数少ないFWの1人です。ゴールへの執念。振り向きざまでも振り抜いてゴールする貪欲さ。
U−22韓国代表として東國もシドニーを目指しています。彼は彼の得点で韓国をオリンピックへ導かなくてはなりません。
同じ歳の日本と韓国のFW。二人の背中には国という見えない荷物があります。ワールドユースでもオリンピックでも2002年も・・・。二人が活躍する先には常に「世界」が待っています。
アジアから「世界」へ戦いを挑もうとする二人が、いつでも最高のライバルとして活躍してくれることを願って。
まずはシドニーで二人のゴールが見たい!
(上の写真は98年のアジアユース・チェンマイにて。人なつこくてフレンドリーな好印象な青年でした(^^))