「闘威 高原直泰」

 

  98年のアジアユースが終わった時に、「タカの段幕を作ろう!!」そう思いたちました。   

  その段幕を持って「シドニーへ行こう!!」と。6月の五輪の1次予選に向けて、まずは段幕作りを計画し始めました。

   段幕計画はまずどんな言葉にしようか、ということころから始まりました。段幕にもいろいろあって選手の名前だけのものや、言葉も面白いものやカッコイイものなど様々です。今回の場合、「シドニーに飾る!」という思いがあったので「日本=漢字」っぽくしたかったこともあり、2字熟語や4字熟語を調べあさりました。いやウケ狙いでも良かったんですけどね。「ドテチンゴール」とか・・・。「純情可憐」とか「蒼きハンター」とか(^^)タカのイメージにあった言葉・・・。友人たちも一緒に「う〜ん・・う〜ん」と唸りながら考えてくれました。(^^;でも、今いちピッタリ!!とくるものがなかった・・・。ということで言葉を作ろう。ということに。  

  「闘志」「闘争」「威圧」「威力」。FWだし、強そうな漢字が良いだろうということでこんなイメージが浮かびました。そしてその中で、「闘」と「威」という漢字を組み合わせて「闘威」という言葉に行き着きました。いろんな言葉を考えたんですがね。(因みに友人たちも他のメンバーの言葉を「鋭利人(←エイリアン(笑) 本山雅志」とか「神威 小野伸二」とか「雷神 稲本潤一」とか考えてました(^^))

  日の丸を付けたのはどうしても「代表」にこだわりたかったからです。

  言葉が決まりサイズも決まり、あとは五輪の1次予選のメンバー発表を待つだけでした。そしてもちろん6月の五輪1次予選のメンバーの中にタカの名前が連なっていました。「よし印刷所に注文!!」と早速お願いして、あとはこれを持って「香港へ乗り込むぞ!!」と思っていた数日後、タカは足の手術で1次予選を辞退したのでした・・・(「あり〜・・・(^^;」という感じでした(苦笑) 

  1次予選前にきっちり出来上がってきた段幕ですが(^^;、やっぱり初お披露目はタカが出場する「代表」の試合が良いだろうと思い、ずっと出番を待っていました。9/7の日韓戦は入院中だったのですが病院まで自宅に置いてあった段幕を持ってきて貰い、友人達が国立に飾ってくれるということだったのですが、その前のJの試合でタカがケガをして出場しなかったのでまた初お披露目は延長・・・。そのかわり病室で広げて看護婦さんや同室のお婆さま方に見せてみたりとか(笑)

 そして、9/27のソウルでの韓日戦。いよいよタカが出場か!!ということでソウルに向かう亮ちゃんやほたるちゃんに段幕を託してチャムシルへ向かって貰いました。本当にありがとう!!「闘威 高原直泰」の初お披露目は海外遠征でした。

 10/17。シドニー五輪最終予選第2戦。国立に段幕を貼りました。

 来年の9月にはこれを持ってシドニーへ行くつもりです。そのためにもまずは最終予選。

 そして、もちろん2002年にも飾る予定です。その為に頑丈な作りにして貰ったのだ!!

 タカの代表の歩みを共に見守っていける段幕でありたいと思っています。

        

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