株式投資のはじめ方



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株式投資を始めるには、まず証券会社に取引を申し込みます。

電話で自宅にきてもらうかまたは店頭にいってください。結構気軽にできますよ。いろいろな細かい内容などは証券会社によって違う点もあります。                                                       
このごろはサービスも自由化になってきましたので中小の証券会社の方が保管料(口座管理料)などでメリットがある場合があります。それに毎回店頭に行かなくても最近は通信販売やパソコンを使用したホームトレードなども盛んに行われていますのでそれを利用するのもいいと思います。                                                    

私は毎回営業の方に自宅にきてもらっています。それでは順を追って説明いたします。




1)取引申込書・本人確認書類の提出
  

 まず始めに「取引申込書・本人確認書類」を提出します。このときには印鑑を忘れないようにしてください。印鑑はあとでいろいろの場合に使用しますのでどれを押したか覚えておいてください。(または控えを取っておいてください。)                        

「本人確認書類」は運転免許証・保険証・住民票など(有効期限内の物)のコピーです。                                
証券会社に保険証等を持って行けばコピーしてくれます。このごろはコンビニなどにもコピー機がありますのでそれを利用しても良

    いですね。




2)現金の入金  

 初めて取り引きの場合、まず始めに買い付け代金を入金します。(株券を持ち込んで売却する場合は売却予定の株券全てを預けます。)                                                                              
買い付け予定代金の30%以上のお金を入金して下さい。(証券会社によって多少違います。)残金は4日目受け渡しです。現金や株券などの預かりがある場合も、通常通り4日目受け渡しです。(土曜・日曜・休日はカウントしない)                            

私の場合は取引証券会社に中国ファンドの口座を作って売り買いの代金決済はそこから行っています。これだと現金をあまり動かさないで面倒もありません。後は差額などを先ほどもいった通り営業の方に持ってきてもらいます。そのときに情報などを仕入れたりしています。それはあまりあてになりません。(笑)やはり最終決断は自分自身でするのがいいと思います。                

       

          


3)注文 
 

 注文の際には、銘柄名(どの市場に上場しているのか)・株数・株価・売りまたは買いどちらかを指示してください。また成り行き買い(売り)か指し値買い(売り)をはっきり伝えてください。                                                      
 成り行きとは株を値段に関係なくすぐに売買する事です。指し値とはこちらで株価を決めておいて売買するという方法です。この辺の判断は大変難しいところです。かならず当日中に売買したいときは成り行きでの取引をしてください。                           
以上のことは電話か口頭で証券会社に伝えることになります。                                            

後でのトラブルの元になりますのでくれぐれも間違いのないようにしてください。また銘柄コードもそのときに伝えると間違いが防げますので便利です。銘柄コードは控えておけばあとでの終値や出来高などの問い合わせに便利です。                              



4)保護預かり

(口座管理料は有料の場合が多いですが最初に述べたとおり証券会社によって違いますので事前に確認してください。このごろは競争がきびしくなってきたせいか無料の証券会社もありますので探してみてください。)                                     
株券をお手元に置いておかれるのも良いですが、「保護預かり」にしておけば、安全で名義書換の通知なども送ってもらえるので便利です。勿論売りたい時にすぐ売却出来ます。                                                            
(預けていないと、株券を証券会社に提出してからしか売却出来ません。また盗難や紛失もしませんのでお勧めいたします。)        
名義書換手続きも、すぐ売却するつもりがないのならしておいてください。                                       

毎年1回か2回配当金がもらえますよ。ただし無配の会社もありますのでこれも株主になる前に確認してください。この配当が結構今の低金利の時代には馬鹿にならないのです。                                                            


 5)信用取引  


これも証券会社によって違いますが信用取引をするには、担保200万円(株券は8掛けで計算)位が必要です。            
しかしこれは自分の持ち金以上の取引ができるのはよいとしても実際の取引ではすべて儲かるわけではありませんので、損をしたときにその損失額は計り知れない物があります。後になって取り返しがつかなくなりますのでこの取引はプロの皆様に任せておきまし
ょう。


従って素人が手を出すのは危険だと思いますので説明は省きます。 



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