株式市場は私たちが生きていくための「鏡」といえます。
政治、経済、文化などの動きがすべて反映されていると言っても過言ではありません。

株価を動かす材料は選挙の結果による政権の行方、円高・円安、米国経済の動向などの複雑でよくわからない物から、ゲーム機はは今どの機種が人気なのか、漫画はどんな物がヒットしているのか、今年の冬は寒そうだからコートが売れそうだまた夏は暑そうなのでビールが売れそうだといった子どもでもよく分かる小さな事柄まであります。

　自分の身の回りの出来事を観察することができれば、どなたでもやさしく株式投資で成果を収めることができます。それではステップごとに説明します。　　　　　　　　


■ＳＴＥＰ１

自分自身のよく知っている企業に投資してみよう。
たとえば今使っている電気製品は他社の商品と違いとても使いやすくて売れそうだとか、テレビコマーシャルのセンスがいいとか、身内がいっている会社で評判がいいなどでよく知っている企業を調べて買ってみるというのもいい方法だと思います。

わたしも最初購入したのは伊勢丹というデパートの株でした。理由は簡単で接客が他の店よりしっかりしていて品揃えも群を抜いていたからです。学生時代はアルバイトをさせていただいたという、身近さもありました。まさにそれが的中して大儲けをさせていただきました。これが株

株主優待券を大いに利用しましょう。

これは企業によってないところもありますが、事前に調べればわかりますので、直接問い合わせるか四季報や会社情報などの書籍で確認してください。どんな例があるかというとデパートでしたら買い物優待券（割引券）、航空会社なども同じです。そのほかにはその企業の製品など

■ＳＴＥＰ２

政治経済の動きを勉強しよう。
これは当たり前のことですが、なにも専門知識を勉強したりということではありません。

毎日のテレビのニュースや日経新聞などをよく見て自分なりに分析してください。普通ですとこういうことに素人は疎くなりがちですが、１銘柄でも株式を所有していると、たとえば金利が低くなりそうだという記事をみたとしたら、借金をしている会社にとっては、良いことなので借り入れの多い商社などは恩恵を受けますので研究してみようということになるわけです。

経済とは、かけ離れますがエイズが問題になっていますが最初にこの問題がでてきたときには、男性はうっかり変な遊びはできないということで、日活（ロマンポルノ）の株が上がったりコンドームの会社の株が大にぎわいしたことも、記憶に新しいことです。

株式市場全体や為替の動きにも注意をはらう。これも当然ですがどんなに優良な会社の株でも株式市場の大きな動きには左右されます。また円高や円安によって儲かる会社が違ってきますので、これも最低情報として関心を持ってください。ただし必ず全企業が同じ動きをする

（業績がめちゃめちゃ悪くても上がる株も多いんですよね）　

■ＳＴＥＰ３

できれば専門知識や世界中の動向にも目を向けましょう。

ここまでは初心者の方はやらないでもいいと思いますが、これは社会勉強だと思ってチャレンジしてみましょう。昔は高い書籍を購入したり、図書館まで足を運ぶ必要がありましたが、いまはこれをご覧の皆さんもそうですが居ながらにしてインターネットであらゆるジャンルの情報がリアルタイムで手に入りますので、これを生かしながら頭の体操をなさることをおすすめします。その結果株式投資で儲かったらこんな良いことはありませんね。

最後に一言楽しみながら株式投資をして資産を増やすことをお考えであれば、ＳＴＥＰ１で十分です。
さらに道を究めたい方はＳＴＥＰ２，ＳＴＥＰ３と進んでください。喜びが倍加します。ただし必ず儲かるということは絶対にありませんのでお使いになる資金は余裕資金で行ってください。

たとえば１年後には、要るような資金はお使いにならないことを強くお薦めします。また借り入れをしたり信用取引などのには初心者の方は手を出さないでください。私も株式投資歴は長いですがこのようなことはただの一度もしておりません。

それだからこそここまで楽しみながら儲けさせていただけたと思っています。

これからのみなさまのご健闘をお祈りいたします。