三菱 96式陸上攻撃機21型(日本海軍)
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発動機:三菱「金星」42型 1,075馬力×2 航続距離:4,539km 武装:7.7mm旋回機銃×3 爆弾:800〜1,000kg 乗員:7名 初飛行:1935年
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第1次世界大戦後の軍縮会議の結果、日本海軍の主力艦は
英米の6割までという制限を受けることになり、軍艦における劣勢を
航空機で補う必要が生じました。「接近する敵艦隊の早期発見、
味方艦隊の誘導、航空攻撃による敵戦力の削減、
最後は艦隊決戦で勝敗をつける」という日本海軍の用兵思想から
96式陸上攻撃機は生まれました。広大な太平洋で行動するため
航続距離が重視され、防弾装備はありません。
太平洋戦争が始まった1941年のマレー沖海戦では、
当時不可能と考えられていた航空機による戦艦の撃沈に成功し、
航空機時代の到来を世界に示しました。
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模型と背景はCG合成です。 背景は望月さんの「 JPEG空の写真館 」を使用しました。 Hideyuki Kikuchi (gotha@ops.dti.ne.jp)
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