愛知 99式艦上爆撃機22型(日本海軍)


99db02

全幅:14.365m 全長:10.231m 総重量:3,800Kg 最大速度:416km/h
発動機:三菱「金星」54型 1,300馬力 航続距離:2,340km
武装:7.7mm機関銃×2・旋回機銃×1 爆弾:250kg 乗員:2名
初飛行:1942年

高速で回避運動をとる艦船には上方からの急降下爆撃が有効でした。 日本海軍がハインケルHe70を参考にしながら開発をすすめた99艦爆は、 日本初の全金属製・低翼単葉の近代的な艦上爆撃機です。 固定脚が古風な印象を与えますが、急降下に耐える堅牢さと安定性を備えており、 ベテラン搭乗員が操る99艦爆は世界最高の精密誘導兵器として大きな戦果を挙げました。 99式艦爆22型は発動機の出力と機体の空力性能を向上させたタイプです。 それでも激しい戦況のなかで性能の旧式化は克服できず、 作戦のたびに大きな損害を被りました。

(模型:1/72 99式艦爆22型 フジミ 制作:菊地秀之)

模型と背景はCG合成です。

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Hideyuki Kikuchi (gotha@ops.dti.ne.jp)