軽巡 球磨 & 駆逐艦 三日月(日本海軍)


KUMA & MIKAZUKI

軽巡 球磨
3型式14隻も建造された5,500t級軽巡の第1号。 軽巡の任務は、駆逐艦を率いて敵艦隊に接近、魚雷攻撃を仕掛けるか、 あるいは逆に接近してくる敵の駆逐艦を撃退することでした。 しかし建造から20年後、航空優勢の太平洋戦争において艦隊決戦は発生せず、 もっぱら前線への陸軍部隊の高速輸送に専念することになりました。 昭和19年1月11日、マラッカ海峡にて潜水艦の攻撃により沈没。

排水量:5,500t 水線長:158.53m 最大巾:14.17m
出力:90,000馬力 速力:36ノット
武装:14cm砲×7 53cm連装魚雷発射管×4 25mm連装機銃×2
搭載機:95式水上偵察機×1機
完成:大正9年8月31日

駆逐艦 三日月
日本海軍は艦隊決戦における駆逐艦の魚雷攻撃を重視していました。 外洋で主力艦との協同作戦ができるよう、駆逐艦は大型化、武装強化が進みました。 太平洋戦争で三日月は軽空母の直衛に従事した後、ラバウル方面にて輸送作戦に参加、 昭和18年7月28日、空襲のため沈没しています。

排水量:1,315t 水線長:102.72m 最大巾:9.16m
出力:38,500馬力 速力:37.25ノット
武装:12.7cm砲×4 61cm3連装魚雷発射管×2 7.7mm機銃×2
完成:昭和2年5月7日

(模型:1/700 タミヤ & ハセガワ 製作:菊地秀之)


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Hideyuki Kikuchi (gotha@ops.dti.ne.jp)