37mm対戦車砲(ドイツ陸軍)
37mm対戦車砲は1935年に開発され、すぐにドイツ軍の標準装備になりました。 軽量コンパクトな構造とゴムタイヤにより、少人数の兵士でもスムーズに移動できました。 その優れたデザインは当時の各国の対戦車砲開発にも強い影響を与えています。 第二次大戦における戦車と対戦車砲の戦闘は、装甲と貫徹力のシーソーゲームの様相を呈しました。 37mm対戦車砲の場合、緒戦の1940年フランス戦線や1941年ロシア戦線において 威力不足が決定的となり、間もなく第一線を退きました。
作品では、砲手たちの肌や服の塗装に時間をかけました。 基本色を塗装後、シャドー色、ハイライト色を重ねます。 3色で自然な陰影がつくように、明るさの調整に注意しました。(2000年10月)
(キット:1/35 タミヤ)