「難民を助ける会」事務局の皆さま方へ

わたしたちは、今年5月から7月までの3ヶ月間に、九州各地(鹿児島、福岡、宮崎、長崎の4県)で「NATO空爆とコソボ難民問題を考える市民の集い(チャリティー・シンポジウム)」の開催やその他の形で募金活動を行なってきました。ささやかな金額ではありますが、「コソボ募金」としてお引き受け下さるようお願いします。
「難民を助ける会」のこれまでのご活動に敬意を表するとともに、これからのさらなるご発展をわたしたち一同心から願っております。1999年7月19日
布田秀治(鹿児島市上之園町23の3 鹿児島教会)
石川捷治(福岡市東区箱崎6−19−1 九州大学法学部)
鎌田定夫(長崎氏市目覚町25−5 長崎平和研究所)
林 重太(長崎市網場町453−5)
山浦和典(宮崎県都城市広原町7−10)
<募金の総額と内訳>
募金総額 464,195円
・鹿児島市(5月29日)151,000円
・福岡市(6月13日)167,000円
・都城市(6月26日)71,785円
・長崎市(7月3日)74,410円(66,770円+7,640円)


「NATO空爆とコソボ難民問題を考える市民の集い」実行委員会の皆様方へ

鹿児島市(5月29日)、福岡市(6月13日)、都城市(6月26日)、長崎市(7月3日)各地で、「NATO空爆とコソボ難民問題を考える市民の集い」を開催していただいた皆さんに、ご報告いたします。
7月19日に東京・目黒にある「難民を助ける会」事務局本部を訪ね、各地で集めていただいた募金総額46万4,195円(鹿児島市151,000円・福岡市167,000円・都城市71,785円・長崎市74,410円−別紙の領収証コピー参照)を、別紙の申入書とともに長有紀枝事務局次長にお会いして直接手渡して参りました。その際、長有紀枝事務局次長からは、「こうした形での募金は初めてのことであり、九州各地での実行委員会をはじめご協力いただいたすべての皆さんに深く感謝するとともに、この募金をコソボでのアルバニア系・セルビア系双方の難民支援のために有効に使わせていただきます。」との旨の言葉をいただきました(「難民を助ける会」のコソボ関連の活動に付いては別紙を参照)。また、「難民を助ける会」事務局の方から各地の実行委員会責任者あてに感謝状および領収証を送っていただくことを約束していただきました(すでに各実行委員会の責任者に届いていることとと思います)。
NATO空爆停止からすでに1ヶ月以上が立ちましたが、現地ではセルビア系住民とアルバニア系住民との対立が解消されず、新たな犠牲者や難民が出るなどの混乱が続いています。一刻も早く、こうした状況が改善されることを願わずにはおられません。最後に、お忙しい中各地で実行委員会を組織してコソボ募金にご協力いただいた皆様方に改めてお礼を申し上げて、わたしからのご報告とさせていただきます。

1999年7月31日
「かごしま平和ネットワーク」事務局担当
木村 朗(鹿児島大学法文学部)

※なお、今回のコソボ募金についてのお問い合わせは、木村(рO99−285−7654)あるいは「難民を助ける会」長有紀枝さん(рO3−3491−4200)にまでお願いします。