No.1 |
NAME:◆つとむ◆ |
DATE:[10 Aug 1999 22:48:32] |
はじめまして 原爆投下から54年目を迎えて一言
20世紀もあと数ヶ月で終わろうとしていますが 地球上に生命が誕生してここまで人間の知恵と微妙なバランスとで50億の人口をかかえるにいたっています。これまでにいろいろな危機がなんどもあったが100年前まではその主なる原因は疫病あるいは自然災害であったが この50年においては人間自ら開発した核爆弾によって危機をもたらしています。人間が人間を滅ぼすというなんとも哀れな状態を招く危険があるのです。しかし知恵をもってここまで繁栄してきた人間ですからなんとかこの危機を乗り越えなければなりません。そこでこの核の廃絶をどのようにすべきかということですが 幸いなことに今の危機は国家対国家のレベルの問題であり今のうちに核の廃絶は可能だとおもいます。これが地域あるいはテロリストの
レベルに広がったら手の打ちようがないとおもいます。さて具体的な方法になりますが私の考えの一つとして核の2代保有国の米,ロに動いてもらわなければなりません。
簡単に説明すると米、ロ、以外の核の総数の2倍の数まで米、ロの核を削減すること その核の管理は 国連に特別な組織を結成しておこなうこと。その弾頭は核保有国に向かせること。米、ロ以外の国が核を廃棄したばわいは その数の半分をただちに廃棄すること。最後には国連で数発の核を管理すること。これを実現するにはいまのロシアの経済状況では不可能なため先進国がロシアの経済を支援すること。このようなことを2代核保有国ができるように日本をはじめ先進各国が共同して働きかけること。
人類の危機を回避するためには 各国がいちがんとなって自国の利益ばかり考えないで行動することが必要とかんがえます。これに調印した関係者は永遠に人類の歴史に残ることでしょう。各論ではいろいろ考えなければならないことがたくさんありますが。もう時間がないにです。 |
No.2 |
NAME:◆
「海外協力フォーラム」の案内と協力お願い◆ |
DATE:[10 Aug 1999 17:13:53] |
前略
九州では初めて海外協力に関してのまとまった内容のフォーラムを開催することとなりました。内容は日ごろなかなか実感することが難しい海外協力の最前線の情報をはじめ、まだ海外協力の経験がない方のための入門講座まで準備し、講師も遠方より現在日本の中心的に活躍されている方々におこし頂く事にしております。準備は実行委員会でボランティアで準備を進めております。またとない内容であり、多くの方々にご参加頂きたいと広報を進めてまいりましたが、まだまだ定員(110人)には程遠く皆様のお知合いの方々にメール等でご案内頂きたく、お願いするしだいです。ご助力くださいます様お願い申し上げます。
草々
海外協力フォーラムの日程
8月20日(金)
◆第1日目◆
13:00 受付け開始
14:00 開会
頭と心のウォーミングアップ
15:00 基調講演?
視覚障碍者山崎さんが
バングラデシュの旅に挑戦
16:30 基調講演?
21世紀の海外協力を
展望する 川口善行さん
18:00 夕食
19:00 車座トーク(フリータイム)
講演者山崎さんを囲む
JANIC事務局長伊藤さん
を囲む
開発教育協議会事務局長
湯本さんを囲む
その他自主企画歓迎
8月21日(土)
◆第2日目◆
7:30 朝食
8:30 第1分科会
1発教育入門講座
2グループ活動を支援する
3協力隊の参加前・参加後
4アジアのNGO事情
5南アフリカの現場から
11:30 昼食(お弁当)
市民の森へ
14:30 第2分科会
6NGO入門セミナー
7なぜネパールを選んだか
8協力隊、本音de トーク
9カレーエイド
10NGOとは?JVC活動を通して
17:30 夕食
18:30 バングラデシュの村芝居
8月22日(日)
◆第3日目◆
7:3
0 朝食
8:30 第3分科会
11NGO就職ガイダンス
12授業で使える開発教育
13草の根貿易
14インターネットで情報収集・発信
15明日から私に何ができるか
10:00 全体会
12:00 昼食
13:00 解散
■ 日時 8月20日(金)13:00?8月22日(日)13:00
■ 会場 福岡市立油山青年の家
福岡市城南区大字東油山499-1
■ 参加費
2泊 1泊
成人 ¥11,000 ¥9,000
学生 ¥10,000 ¥8,000
※上記には宿泊費、食費、参加費が含まれています。
■ 申込方法
以下の内容をメール、郵便、FAX、電話でお知らせくださ
い。
参加者氏名(ふりがな)
ご住所
電話番号
E?メールアドレス
通信欄
性別
社会人/学生
年代
参加者に住所・氏名・電話番号・E?メールを公開してよい。/公開したくない。
参加日程:8月 日の 時ごろから8月
日の 時ごろまで
分科会希望(募集要項記載の分科会番号を第2希望まで記入)
21日午前第1分科会 第1希望 第2希望
21日午後第2科会 第1希望 第2希望
22日午前第3分科会 第1希望 第2希望
折り返し参加要綱および送金方法をご案内いたします。
参加費の入金が確認された時点で正式な受付登録とさせていただきます。
■ 申込締切
先着順/定員になりしだい締め切ります。
■ 問合せ・申込先
海外協力センター・福岡(担当・伊東)
〒811-1364 福岡県福岡市南区中尾1-1-28-306
TEL・FAX 092-562-5343 E-mail
itohiroshi@sam.hi-ho.ne.jp
■
詳しい内容が知りたい方は下記の「海外協力センター・福岡」のホームページの
「イベント情報」の「海外協力フォーラム」をご覧下さい。
http://www.ann.hi-ho.ne.jp/masayamada/
…博多のNGOです*ただいま会員募集中…………
下記のアドレスでホームページができました。
海外協力センター・福岡
事務局長 伊東弘
URL http://www.ann.hi-ho.ne.jp/masayamada/
mail:itohiroshi@sam.hi-ho.ne.jp
住所〒811-1364福岡県福岡市南区中尾1-1-28-306
電話/FAX 092-562-5343
郵便振替口座:01730?5?44215
郵便振替口座名:海外協力センター・福岡
|
No.3 |
NAME:◆豊島耕一◆ |
DATE:[10 Aug 1999 11:07:38] |
「ゴイル湖の平和運動家を支援する会」メンバー
名簿の訂正です.最後の方が抜けていました.
===「ゴイル湖の平和運動家を支援する会」メンバー
===
(8月9日現在,いろは順)
泉英明(会社役員,久留米市在住),
畑山敏夫(佐賀大学教授),
吉田省三(長崎大学助教授),
岡本良治(九州工業大学教授),
大庭里美(プルトニウム・アクション・ヒロシマ),
大浦正志(帯広平和委員会事務局長),
山下侑子(デザイナー,佐賀市在住),
真鍋毅(佐賀大学名誉教授),
牧野苓子(原水禁国民会議柳川地区協議会議長),
暉峻淑子(埼玉大学名誉教授),
きくちゆみ(環境問題著述業),
岸恵子(佐賀大学職員),
宮康博(沖縄・名護市会議員),
芝野由和(長崎総合科学大学助教授),森茂康(九州大学名誉教授), |
No.4 |
NAME:◆豊島耕一◆ |
DATE:[10 Aug 1999 10:47:54] |
最近6月のイギリスでの反核直接行動で逮捕・拘束されている
3人の女性たちの支援の訴えです.
イギリスとデンマークの中高年の女性3人が去る6月8日,グラスゴーにほど近いゴイ
ル湖にある核ミサイル原子力潜水艦のための研究整備施設に侵入し,原潜関連の研究お
よびソナー設備を,約3時間にわたって「非武器化」するという行動を起こしました.
この施設はミサイル原潜の隠密行動に必要な,音響特性,磁気特性を試験・改良するた
めの研究開発の主力となっているもので,これなしには原潜は「まる見え」となり武器
としての能力を低下させることになります.
メンバーの一人アンジー・ゼルター氏は3年前に,インドネシアに輸出されることに
なっていた戦闘機をハンマーで壊してこれを阻止したグループの一員として裁判にかけ
られましたが,輸出先での虐殺防止のための正当な行為であるとして完全無罪とされて
います.今回の行為についても,本人らの「共同声明」によると,イギリスによる核の
使用という重大な犯罪を予防し,国際法違反の核ミサイルを廃棄しようとしない政府に
代わっての,民間による「補正」の行為であるとしています.また,必要な事前の秘密
性以外,公開で,非暴力であり,きちんと説明できる(accountable),責任ある行動
である,とも言っています.したがってそのことを「説明する」ためにすぐに警察に行
き,そこで拘束されました.
彼女らの属する「トライデント・プラウシェア2000」(トライデント原潜を
『鋤』に変えよ,の意味)のグループは,非暴力と安全の基本原則などの「誓約」に署
名し,しかもその署名者の名簿を首相など政府当局に送っています.そして何年もの政
府をはじめあらゆる公的機関との話し合いの努力を経た上で,当局が何ら責任ある態度
を示さなかったために,みずから行動を起こしたものです.
スコットランドの刑務所に収監されている3人を支援する会を作りました.ぜひ会の
サイトで詳細をご覧下さい.入会も歓迎します.
http://www03.u-page.so-net.ne.jp/ta2/toyosima/goilsupt.html
===「ゴイル湖の平和運動家を支援する会」メンバー
(8月9日現在,いろは順) ===
泉英明(会社役員,久留米市在住),
畑山敏夫(佐賀大学教授),
吉田省三(長崎大学助
教授),
岡本良治(九州工業大学教授),
大庭里美(プルトニウム・アクション・ヒロシ
マ),
大浦正志(帯広平和委員会事務局長),
山下侑子(デザイナー,佐賀市在住),
真鍋毅(佐賀大学名誉教授),
牧野苓子(原水禁国民会議柳川地区協議会議長),
暉峻淑子(埼玉大学名誉教授),
きくちゆみ(環境問題著述業),
岸恵子(佐賀大学職員), 宮城康博(沖縄・名護市会議員),
芝野由和(長崎総合科学大学助教授),
森茂康(九州大学名誉教授), |
No.5 |
NAME:◆豊島耕一◆ |
DATE:[10 Aug 1999 08:20:03] |
ヒノマルを掲げよう
侵略と民衆抑圧の象徴,ヒノマル
それを反省もしないヒノマル
でも法制化で見つかってついに逮捕された
「旗に罪はない」と弁護士は言ったけれど
陪審員は認めなかった
裁判長は20年の禁固刑を言い渡す
こうしてヒノマルは収監された
いまこそ掲げよう,檻に入れられたヒノマルを
http://www03.u-page.so-net.ne.jp/ta2/toyosima/hinomaru/cage.gif
|
No.6 |
NAME:◇アノール◇ |
DATE:[ 9 Aug 1999 20:06:41] |
あっさり決まりましたね>
法案
歌いたくないと意志を持つ生徒の信条を「それは間違いだ!」と踏みにじり、半ば暴力的に
に指導するのが普通になるのは火を見るより明らかです。今後、教師の質は大きく変っていく
でしょうね。
国なんて、私にとっては単に住んでいる地域に過ぎません。それは間違った考えなの
ですか?>賛成派 |
No.7 |
NAME:◇ホロコースト◇ |
DATE:[ 7 Aug 1999 07:45:06] |
たなかかつひささん、全く同感です。広島、長崎、東京、そしてドレスデン、
ハンブルグに対してアメリカやイギリスが行なった行為こそ「大虐殺」です。
それなのに、これらの行為は不問に近い扱われ方をしているのです。
最近では、日本でも、例えば「週刊金曜日」の様に原爆投下をなかば正当化
する様な声があがっていますが、とんでもない事です。「南京大虐殺」とか
「ホロコースト」とか、ほとんどウソでしかない事はあれだけ大々的に語られ、
日本やドイツの民衆の苦しみは殆ど無視されているのはどうしてなのでしょうね。
若い皆さん、「ホロコースト」なんて作り話なんですよ。ドイツがユダヤ人を
差別、迫害した事は事実だけど、「ユダヤ人絶滅計画」なんてなかったし、
現在アウシュヴィッツに展示されている「ガス室」が戦後捏造された物である事
は科学的に実証すみです。(7月31日の当掲示板に説明があります)広島、
長崎、東京、ドレスデン、ハンブルグ、への無差別爆撃こそホロコーストだった
のです。「ガス室」なんてシオニスト・ロビーの作り話です。
参考HP:http//:www.jca.ax.apc.org/~altmedka/
|
No.8 |
NAME:◆たなか
かつひさ◆ |
DATE:[ 7 Aug 1999 00:10:51] |
なぜ今日は「広島大虐殺の日」じゃないんでしょう?
犠牲になった側がこの日を記念するのであればこの名称こそ
最適だと思うのですが。 |
No.9 |
NAME:◇平和問題ゼミナールの紹介記事−管理をやってもらっている院生・河野君に感謝!−◇ |
DATE:[ 6 Aug 1999 14:53:50] |
「反戦」「平和」・・・インターネットで世界へ・・・
鹿児島大学で一般市民も参加できる自主ゼミ「平和問題ゼミナール」を主宰する木村朗助教授(法文学部)は、ゼミの成果をホームページで公開している。インターネットを通じて「反戦・平和」を考えることの効果や魅力、注意すべき点を聞いた。
□ □
― 充実したホームページを運営されてますね。
木村:沖縄や安保など国内の問題だけでなく、国際性が強いのが特徴です。もう22回
続いている連載「旧ユーゴ便り」では、ユーゴの首都ベオグラード在住の日本人(大塚真彦氏−補注)から現地報告を送ってもらっています。韓国、カナダ、英国からのリポートも掲載していますし、私自身も平和コラムを書いています。開設以来2年足らずで総アクセス数が一万件を突破しました。
―
反戦・平和にインターネットを使うメリットは?
木村:各地の非政府組織(NGO)がインターネットで連携することで、情報を共有し、力を合わせることができます。例えば地雷廃絶問題ですね。それから、距離の壁を越えて、具体的な活動のノウハウを交換することもできます。私もかかわっている「かごしま平和ネットワーク」が、鹿児島県議選立候補予定者に新ガイドラインに関するアンケートをしたんですが、この質問マニュアルは、福岡県の市民団体からもらったものです。
― 世界中の紛争に関する現地情報も入手できますね。
木村:マスメディアとは違った視点からの情報が入手できます。ユーゴ空爆では、テレビなどは北大西洋条約機構(NATO)や米国が発信した情報が中心でしたが、インターネットを使うことでセルビア側やアルバニア側の情報が容易に手に入りました。マスメディアの情報とインターネットの情報を突き合わせることで、より出来事を多角的に見ることができます。
― しかし、中には事実誤認や偏った見方に基づくページもあります。
木村:「制作者にとって都合のいい情報が表に出ている」ことを常に念頭に置くべきです。内容を分析、評価する座標軸を持たないと、流されてしまう。平和問題に関しては、私なりに、厳選したホームページのリンク集を公開しています。利用してもらえたらうれしいですね。
― それにしても、インターネットの情報量は膨大ですね。
木村:自分がどういう情報がほしいのか、目的をはっきりさせることが大切です。さもないと、情報の森の中で迷ってしまう。具体的には、とにかく数多くのページに当たり、取捨選択する中で質の良い情報を見つけることです。
― インターネットを利用するときの注意点は?
木村:場所を問わずに、情報発信できるのが魅力ですが、平和問題のような国境を越えたテーマは、英語版をつくることもいいと思います。それから、情報をもらったら、自分が持っている関連情報や意見を返しましょう。掲示板があるページなら書き込みを、ない場合はメールで。ただし受け取る側の気持ちに十分配慮して、冷やかしや皮肉は絶対いけません。ネット上のエチケット、「ネチケット」をしっかり守ってほしいですね
(『西日本新聞』1999年8月5日朝刊に掲載)
|
No.10 |
NAME:◆うえのひでのぶ◆ |
DATE:[ 6 Aug 1999 11:10:33] |
最近の政治を見ていると、戦争法(ガイドライン)、盗聴法案、住民基本台帳法改正、
などなど全く50数年前の戦争体験が生かされていない。嘆かわしい次第なり! この
まま進むと憲法改悪して徴兵制がしかれ、またまた戦争へまっしぐらではないかと心
から危惧するものである。こんな書き込みをしていると警察が盗聴して事情聴取され
る世の中が来ることは明らかだ。小渕政権は超早期に打破して平和主義を貫く政権樹
立を望みたい。 |
No.11 |
NAME:◆管理者◆ |
DATE:[ 4 Aug 1999 16:29:49] |
近いうちに、この掲示板を新しい掲示板システムへ移行します。
これは、契約しているプロバイダのDTIが提供を開始した「PowerBBS」を利用するもので、高速・高性能の掲示板です。
利用者にとっては、自分自身で記事の削除ができるようになること、ツリー表示も併用できるので議論がわかりやすいこと、本文一覧表示をやめ一画面を軽くする、などのメリットがあります。管理者としても、今までとは比べものにならないくらい管理が楽になります。
ただし、デメリットもあります。それは、現在のような記事本文を一覧表示できなくなる点です。タイトルの一覧表示にして、画面表示を軽くするねらいがあります。また、不必要な書き込みを見なくてもすみますので、効率よく見ることができますからお許しください。
それから、1回の書き込み字数が2000字に制限されます。これは、DTI側の方針ですので、わたしにも変更できません。ですから、今までのように長文での書き込みはできなくなります。もし、たくさん書きたい場合は、文章を分割して数回に分けて書き込んでください。この点は不便をおかけしますが、よろしくお願いします。
以上、新掲示板への移行のお知らせです。また、移行直後は使用方法等で不便を感じさせてしまうかもしれませんので、その点もあらかじめご了承ください。 |
No.12 |
NAME:◆寛子◆ |
DATE:[ 4 Aug 1999 16:15:18] |
勝山君へ
うーん、そうなんです。私が論じているものは現在生活の一部にもなってしまっている大きなシステムをくつがえしましょうと訴えているわけですから、そう簡単なものではありません。それは重重承知の上で論議を展開しているわけです。そして、それを行なうにはバランスが必要なのも重ね重ね理解致します。なぜなら、勝山君のおっしゃるとおり、物事をひとつだけ変えるということは混乱を招くだけだからです。私が前にもいった「バランスをはかる」と言う言葉の意味は、各国とのバランスはもちろんのこと、ビジネス界からあらゆるものを含む包括的なものを意味します。私のゴールとは、世界の「肯定的な平和」であり、それを目標にかかげ実現しようとするならば、勝山君のいうとおり、「斬新的」なおかつ慎重に、包括的に物事を進めて行くというのは大変重要な姿勢です。
「米国との同盟は日本にとって死活的なものであります」
それは私もある意味では賛成致します。しかし、この「日米同盟」、べつに、軍事・経済をいっしょくたにしなくてもいいと思うのです。「同盟」という言葉はべつに軍事に限られるものではないと思いますよ。政治、経済、文化、でも立派な「同盟」になりうると思うのですが。勝山さんと私の視点で明確に違うところは、勝山さんは「政府という名の国家」単位で、私は個人単位(または個人の集合体である国家)で論議を展開しているところです。しかし、政府という名の国家単位で物事をみていくと色々の問題が見えなくなってしまいます。それは、人権です。すべての人間が平等にかつ当然の権利としてもつ人権です。日米安保にはそれがないのです。
意見の文脈により、勝山君は日米安保は必須とお考えのようですが、私はやはり、賛成できません。クリントン大統領・橋本総理がサインした日米共同宣言に雄々しく
「the Prime Minister and the Presidentreaffirmed
their commitment to the profound common values
that guide ournational policies: the maintenance
of freedom, the pursuit of democracy, andrespect
for humanrights」
とうたわれていても、日米安保のふたをあけてみると、誰の自由、民主主義、人権のことを差しているのだろうと非常に疑問を感じてしまいます。日本人はもちろんのこと、アメリカ、アジアでも日米安保の下で彼らの自由、民主主義、人権がふみにじられているからです。私はそこから素朴な怒りを感じ、それではいけない、もっと違う方向へもっていかなくてはならないと申し上げているのです。人の命・基本的な権利を踏みにじる行動は絶対に許されないのです。たとえば沖縄基地問題、勝山君はどのようにとらえているのでしょうか?もう少し意見を聞かせてもらえませんか。
さて、イラク問題です。実は、この平和問題ゼミナールのやりとり、アメリカン大学の大学生にも問題提起し、これから一緒に考えていこうとうながしたのですが、その中でイラクの問題がでてきました。そうですね、これも難しい問題ですから、「対処方はこれですよ」とは単純にはいきせん。ただ、イラク問題を使って現在の武力使用の紛争解決を正当化することには反対致します。なぜなら武力を使ったこの処法もまた、「蛮行」であると考えるからです。言い換えれば、あのやり方は、イラクの暴力行使をより大きな暴力で抑さえつけただけです。
イラクが隣国を武力で併合する行動は絶対に認められないのは確かです。それは確認しておきます。しかしながら、このイラクを隣国侵略を促させた歴史的背景をみていくとただ単純にイラクだけが悪いとはいいきれないと思うのです。また、クエート侵略以前のイラクと中東諸国の関係、経済状況、また西洋とアラブのコミュニケーションにおける文化の違いなど細かいところから分析していくと、もっと未然に有事を防ぐ対処法があったはずなのです。
「悪いのサダムフセインなのです。」と単純に言ってのける人が数多くいますが、それだけでは非常に短絡的だと思います。それに、あの湾岸戦争がこれからの安全保障の姿といってしまっていいのでしょうか?そういった姿勢は非常に危険だと思います。イラクの国民の安全、人権はどこにいってしまうのですか?ブッシュ大統領は当時、平和の為の戦争と言っていましたが、戦争で平和なんて生まれるのでしょうか?またイラク空爆で問題は本当に解決したのでしょうか。空爆・経済制裁でものすごい数の人間がイラクで死んでいます。平和学の父、ヨハン・ガルタング先生はこれらの事実をはっきりと国際社会におけるgenocide,民族懺滅と明確にしています。私もその意見に賛同致します。又、イラク攻撃で多数使用された劣化ウラン弾等により、癌、白血病、死産、奇形児等がイラクで増えているのを聞いたことがありますか?。湾岸戦争により資源、石油は守れたのかもしれません。がしかしこの軍事によるゴリ押しは多数の問題を生んでいるのです。ユーゴ空爆により影が全く薄くなってしまいましたがたイラク空爆はまだ続いています。問題はまだまだ広がるばかりです。「妥当サダムフセイン」のこの空爆、イラクの国民の存在を忘れています。これが、これから21世紀にむけた「安全保障」の在り方なのでしょうか。
第一、隣国侵略が国際法で禁止されているのであるのならば、なぜイスラエルは良いのでしょう?私はイスラエル・パレスチナ問題には深い思いいれがあり、このように単純視するのは気がひけるのですが、あえて問題提起します。このダブルスタンダートはどうしておこるのでしょう?そうなってくると、国際法とはなんなのか、国連とはなんなのか、PKO,PKF、安保理常任理事国とはなんなのか、又どうあるべきなのか、話し合う議題は広がっていきますね。さきほど申し上げた「包括的」とはここにもいえることでもあります。
私が考えるこれからの社会とは、もっと市民・国民レベルの交流が必要だと思うのです。現在の私たちの様にもっともっと国内で議論をかわしたり、国境をこえて他国の国民とも議論を交わしたり。自分の政府にだけ外交を委ねるのではなく、私達ももっと声をあげ、市民外交に力をいれるべきだと思うのです。「安全保障」の言葉には、なにも軍事だけではなく、こういった国内、又国境を超え話合いをしながら、もっと市民、国民を目をむけた、シビリアン・コントロールを土台とした、平和的安全保障体制の意味もありえるのです。 |
No.13 |
NAME: |
DATE:[ 4 Aug 1999 09:45:54] |
<削除−商用利用禁止のため−> |
No.14 |
NAME:◇シュニトケ◇ |
DATE:[31 Jul 1999 17:07:53] |
はじめまして。皆さんが、意見は色々でも、戦争と平和についてまじめに
論じようとしておられる事に感銘を受けました。私は、そんな皆さんに、
或る問題を提起し、御意見を伺いたいと思います。質問です。
−−−皆さんは、「ホロコースト」は、本当にあったと思いますか?−−−
何を馬鹿な、と思われる方の方が多いと思いますが、私は、極めて
懐疑的です。もちろん、ナチスドイツがユダヤ人を差別、迫害した事自体は
全く疑っていませんし、そんなナチスドイツの政策が正しかったなどと言う
積もりもありません。しかし、
(1)ドイツは、言われている様に「ユダヤ人絶滅」など計画したのか?
(2)その手段として、「ガス室」を使ってユダヤ人を殺したと言う話は
本当か?
と言う二つの点については、驚かれると思いますが、同意出来ません。
その理由の一部(ほんの一部です)を以下に述べます。
1)戦後、これだけ「ドイツはユダヤ人絶滅を企てた」と言われて
来ながら、戦後連合軍がドイツで押収したドイツ政府公文書の
中に、その様な命令を述べた文書は1枚も(!)発見されて
いない。
2)そうした押収されたドイツ政府の公文書には、「ユダヤ人問題の
最終的解決」と言う言葉は確かに出て来る。しかし、この「最終的
解決」と言う言葉は、良く読むと「(ユダヤ人の)絶滅」ではなく、
「(ユダヤ人の)強制移住」を意味している事が明瞭に読みとれる。
即ち、ドイツは確かにユダヤ人を差別し、戦争中には収容所に収容も
した。そして、それは正当化出来る事ではない。しかし、その収容の
目的は、ユダヤ人を「絶滅」する事ではなく、戦後ソ連領内に
(ユダヤ人を)強制移住させる為の準備だった事が、明瞭に証明
される。これは、「絶滅」とは両立しない政策である。
3)戦後の戦犯裁判において、連合軍は、しばしばドイツ人被疑者に
拷問を加えて「自白調書」を作成していた(!)事が米国議会の
議事録などに明記されている。即ち、戦後の戦犯裁判でのドイツ人の
自白は出来る物ではない。
4)「ガス室」があったとされる収容所に入れられていたユダヤ人他の
被収容者の中には、実は、「ガス室など見た事も聞いた事も無かった」
と証言する人が実は多数居た。ところが、そういう証言は、メディア等
から徹底的に無視されて来た。(これには、欧米のメディアに対する
イスラエル・ロビーの影響力が大きいと考えられる)
5)収容所で「ガス室」を見た等と「証言」したユダヤ人等の「証人」
の中には、後年、追求されて自分の「証言」を事実上否定したり変更
したりした人物が多数居る。(例えばルドルフ・フルバ氏など)
6)戦後、これだけ「ガス室で大量殺人が行なわれた」と言われて
来ながら、その「ガス室」で、即ち何らかの毒ガスによって殺されたと
法医学的に(病理解剖によって)証明された死体は、実は一体も(!)
無かった。この事は、何と「ガス室」の存在を唱える歴史家の重鎮
であるラウル・ヒルバーグ教授自身が確認し、認めている。
7)アメリカでは、1920年代以来、青酸ガスを用いた処刑用ガス室に
よって実際に死刑が行われて来た歴史がある。ところが、これ(処刑用
ガス室)は、あらゆる処刑法の中で最も高価で、かつ作業員に危険を
及ぼす方法と見なされている。そんな方法を「民族絶滅」の手段にした
と言う話自体が不合理である。
8)アウシュヴィッツなどで「ガス室」として展示されている建物が
本当に処刑用ガス室で、言われている様に青酸ガス(HCN)が使用
されたなら高濃度のシアン化合物が検出される事が予想される。
ところが、それらの自称「ガス室」の壁のかけら等を化学分析した結果、
検出される筈の高濃度のシアン化合物は検出されなかった。つまり、
戦後ポーランドの共産主義政権によって「ガス室」として展示されて来た
それらの建物は、処刑用ガス室だったとは考え難く、戦後、共産主義政権
又はソ連が捏造した物と考えられる。
9)また、トレブリンカ収容所などには、「ディーゼル・エンジンで
一酸化炭素を発生させるガス室」が有り、多くのユダヤ人が殺されたと
されている。しかし、ディーゼル・エンジンの工学的特徴の一つは、
一酸化炭素を殆ど排出しない(!)事である。(不完全燃焼させれば
ディーゼルでも一酸化炭素の排出は増えるので、人を全く殺せないと
までは言えないが)こんな馬鹿げた方法を「民族絶滅」の方法として
選ぶ理由は何だと言うのか?
10)当時のドイツが、「ユダヤ人絶滅」などと言う計画の為の予算を
全く計上していなかった事が確認されている。
11)「ガス室」の設計図は、(色々論争はあったが)結局1枚も
発見されていない。それどころか、アウシュヴィッツに残された
ドイツ側の設計図を見ると、今日「ガス室」として公開されている
地下室が、設計図上、(病死者などの)死体安置室であった事が
明瞭に読みとれる。
などなど
根拠は、まだまだ沢山ありますが、詳しくは、以下の本をお読み下さい。
西岡昌紀著「アウシュヴィッツ「ガス室」の真実」(日新報道・1997年)
木村愛二著「アウシュヴィッツの争点」(リベルタ出版・1995年)
これらの本に詳しく(!)述べられてありますが、私たちがテレビ
などで繰り返し見せられて来た死体の山の映像は、「ガス室」の犠牲者では
なく、発疹チフスなどで死亡したユダヤ人病死者たちの死体だったのです。
(そう断言出来る理由は、上の本のどちらにも書かれてあるのでお読み下さい)
もちろん、それは悲劇でしたが、収容所で本当に起きた事は、発疹チフスの
爆発的発生によるユダヤ人の大量死だったのであり、「ガス室大量殺人」では
なかった、というのが歴史の真実なのです。ついでながら、言うまでもない事
ですが、私自身はナチスのシンパなどでは全くなく、むしろユダヤ人に同情的
な者の一人である事を付け加えておきます。
皆さんの御意見をお聞かせ下さい。
また、以下のホームページを御覧下さる事をお勧めします。
http://www.jca.ax.apc.org/~altmedka/
(特に、このホームページの奥の方にある「渡辺武達同志社大学教授への
メッセージ」という公開書簡は面白いのでお読み下さい。)
|
No.15 |
NAME:◇シュニトケ◇ |
DATE:[31 Jul 1999 16:52:03] |
(No.14と同一のため、省略) |
No.16 |
NAME:◇「平和のためのサマーフェスタ」のお知らせ◇ |
DATE:[31 Jul 1999 16:28:56] |
「平和のためのサマーフェスタ−地球上からすべての戦争・武器をなくすために −」が、8月15日(日)午後1時より、天文館の黎明館で開催されます。チ ケットは、前売り券800円、当日件、000円で子供は無料です。
☆オープニング
・ 高橋まどか −心のメッセージー
・ 女声デュオ・きょら
☆記録映画の上映
「教えられなかった戦争・沖縄編−阿波根昌鴻・伊江島のたたかい」
(キネマ旬報19998年文化映画一位受賞作品)
<協力団体>
鹿児島憲法を守る会、かごしま平和ネットワーク、あごら鹿児島、共生ネットワークTeku
Teku、日本キリスト教団鹿児島地区、その他
<主催>
平和のためのサマーフェスティバル
<事務局>
Tel・Fax 布田(254−3051)、小川(265−3787) |
No.17 |
NAME:◆勝山雄二◆ |
DATE:[27 Jul 1999 23:06:01] |
歴史問題に関して大した知識もないのに書いたのが
間違いだったかもしれません。サンフランシスコ
条約に付いて寛子さんから、ご指摘を受けましたが
今の私にこれに答える知識はありませんので、勉強
し直したいと思います。
私の知識の及ぶ範囲で、持論を展開したいと思います。
まず、誤解されているかもしれませんが、私は日本の
安全保障を軍事力のみで達成しようなどとは毛頭考えて
おりません。軍事的オプションを選択する前に、まず
対話による関係改善を図るべきだと言う意見には全面的
に賛成です。
>軍事に頼らないシステムを作っていく努力をしてい
>かないと、これから先、日本どころか地球は死滅しますよ。
この寛子さんの意見にも賛成です。しかし、この目標を一気に
実現する事もまた難しいのではないでしょうか?大きく、そして
失敗する事の許されない、目標である以上、慎重に進めて行かなくて
はならないと思います。現状では、軍事に頼って安全を確保しようと
いう思想が無くなったとはとても言えない状況であり、これを漸進的
に改善して行くべきだと思います。そのためにいきなり日米安保の
廃棄とか、自衛隊の廃棄などを行うのは、かえって東北アジアの
軍事バランスを崩し、危険な状況を作り出してしまうと思います。
さて、寛子さんがご指摘にしている、軍事技術の高度化
というのは、具体的にどの分野における高度化なのでしょうか?
全体の趣旨からして、大量破壊兵器に関する高度化だと私は
読み取りましたがこれでよろしいでしょうか?
>軍事における強制的な紛争解決のやり方は地球破壊
>もありえるからです。
確かに、将来的には世界の多くの国がMARV化されたICBM
を保有する技術を持つ事になるかもしれず、地球破滅が
有り得ないとは言い切れません。このような悪夢を未然に
防ぐのが我々に課せられた急務と言えるでしょう。しかし
このことをもって、軍事オプションを放棄してしまうのは
いかがなものでしょうか。記憶に新しい所では、湾岸戦争
があります。イラクにも相当の言い分は有るかもしれま
せんが、隣国を武力で併合する事を認める事は絶対出来ません。
あのような蛮行に対しては、どのような選択肢が取れるでしょうか?
経済制裁なども考えられますし、実際に実施されました。反応は
どうだったでしょう?効果無しです。少なくとも、イラクがクェート
から撤退する事はありませんでした。政治・経済的制裁も問題が
解決しない以上、軍事的オプションが取られる事も、仕方が無いのでは
ないでしょうか?あれを放置してしまったら、クェートの権利を
一切無視する事になってしまいますし。
さて、寛子さんがご指摘の通り、地球上には大量の核兵器が存在して
います。この事自体は恐るべき事であり、早急に削減すべく、世界に
大して訴えて行くべきだとも思います。しかし廃絶は無理でしょう。
兵器は廃棄できても、一度確立された技術体系は破棄できません。
そして、技術というのは時間と共に普遍化して行くものですから。
鉄器も初めて登場した時は圧倒的な武器として活躍しましたが、今では
当たり前のものとして一般家庭に存在しているように、核兵器も将来的には
一般的なものとなってしまうでしょう。
米国による核抑止に対する反論ですが、いちいちもっともな
ことだと思います。核兵器製造過程で発生する廃棄物などの事を
考えれば、核の傘に守られていると安穏とすることは許されない
でしょう。しかし、以前も書きましたように、米国との同盟関係
は日本にとって死活的なものであります。これを廃棄してしまったら
今度は日本国内が大混乱になります。現在の不況などと言う甘いもので
は無くなるでしょう。そこで、発生する不幸は核に守られるぐらいなら
甘受しなければならないものなのでしょうか?私には疑問です。
核や軍事に対する強い嫌悪感は、我々日本人の誇るべき性格の一つだと
思いますが、これを余りに強力に展開しても、世界の困惑を招く
だけだと思います。軍事力をもって安全を保障しない国には投資
しない、こう考えている人々も多く存在している事でしょう。
そして、外資が引き上げてしまっては、日本経済が崩壊してしまう
のも確かです。主観的に軍事力放棄を訴えても、上記のような
外国人投資家は納得しないでしょう。「予防外交が失敗して、外国軍
が進攻してきた場合、日本はどのようにして我々の資産を守ってくれ
るのか?」このような外国人企業家の問いに対して、説得力のある
解答を提示する義務を日本は負っています。そして、これにどのよう
に答えるかに我々の生活もかかっています。「予防外交は失敗しない
から大丈夫」と答えても、彼らはそれが失敗した時の事を
聞いているので答えにはなりません。
核に対する嫌悪感の余り、急進的な動きに出るのは、上述した大目標
を、かえって実現困難なものとしてしまうのではないでしょうか?
軍事力や核兵器を当たり前のものとし、その存在を疑わないような
人々に対して、日本は疑問を発して行くべきだと思いますが、それは
慎重に進めなければならない大事業です。
最終的な目標に関して言えば、寛子さんがおっしゃる事に私は賛成
です。ただ、それにどのように迫って行くかで違いが有ります。
現状での非武装中立論のように急進的なものでなく、漸進的に事態を改善
していくべきだと私は思うのですが。かなり抽象的な結論で申し
訳ありませんが、今回はこれで失礼します。
|
No.18 |
NAME:◆寛子◆ |
DATE:[27 Jul 1999 16:05:52] |
なんだかものすごくなってきましたね。すべてお答えするにはスペース的に不可
能なのをあらかじめお知らせしておきます。(笑)本当はもう1人強い味方がこ
っちにいるのですが、なんと日本語キットが彼女のコンピューターにまだ入って
いないので参加できないのですよ!彼女が参加できるまで一人で頑張るとしまし
ょうか。(笑)
私が言っている「民主主義」とは何なのかという質問ですが、それが前に申し
上げたように、憲法前文の国民主権に基づいたものです。高良鉄美先生の
「沖縄から見た平和憲法 -
万人(うまんちゅ)が主役」(未来社)、特に1章と
2章を読んで下さい。
憲法学者の先生のそれと私が樹立しているところは同じで
す。
「肯定的な平和」や「非軍事」「護憲」というと、「何をのんきなことを」とか、
「お気楽」とか「非現実的」という言葉がおきまり文句なのですが、おなじ言葉を
そのまま軍事派、改憲派の方々にお返ししたいと思います。そのこころは、前にも
書いたとおり、軍事における技術があまりにも高度化し軍事における強制的な紛争解決のやり方は地球破壊もありえるからです。その現実もわからず軍事を唱える方
が「お気楽すぎ」です。私も貴方がたも死ぬのですよ。例えば、1996年の段階で地
球にある核弾頭の数は約3万5千あります。そのほとんどがご存知の通りアメリカ、
ロシアにあります。2003年までにこの2つの国での核弾頭における軍縮協定がうまく
進んだとしても2万個残り、その破壊力は広島に落とされた核爆弾の20万倍になるそ
うです。1メガトンの核爆弾、たった8個で日本は消えるそうですからその現実から
2万個がどんなものか想像がつくと思います。NPTはこれからの核散を防ぐものであ
り、CTBTはこれからの核爆弾製造を阻止するものであるから、この2万個の核弾
頭は、別個に核廃絶運動を展開していかない限りこの地球に残るのです。日本はア
メリカの核の傘に「守られている」という立場ですがこの核抑止力、本当に安全でしょうか。核抑止力の別名は核連鎖反応です。核連鎖反応とは地球死滅です。また核弾頭を作るのにも、保持するのにも、もちろん使用するにも、すさまじい環境破
壊、多くの尊い命が消えているのを考えたことがありますか。例をあげれば、私達
日本が「守れている」この核弾頭製造の影で何十万人という罪のないアメリカ市民
が癌、白血病をはじめ、いろいろな身体障害で苦しんでいます。このような人々を
踏みにじってまで核の傘にとどまり、日米安保の強化をしたいのですか?私の言っ
ていることはすべて関連しているのです。西洋とバランスをとりながら、アジアと
和解に力をいれ、日米安保の撤廃、日本、韓国、北朝鮮、中国、台湾などと協力し
て非核地帯を作っていくなど、軍事に頼らないシステムを作っていく努力をしてい
かないと、これから先、日本どころか地球は死滅しますよ。軍事に頼るシステムがいかに恐ろしいか、日米安保の本質とは何なのか、もう少し同じ日本人である沖縄
の人々の声に耳を傾けたらどうですか。
「もし北朝鮮南進したら」とか「日本を攻撃してきたら」と言って不当な軍事力を
たくわえるより、「北朝鮮を南進させる要素は何なのか」、「北朝鮮を日本攻撃さ
せる要素には何があるのか」と調査・分析をしてひとつひとつ対処していって有事
を未然に防ぎ、将来の為に非軍事化していくべきではないですか。カナダがだいぶ
音頭をとり半年程前、対人地雷全面禁止条約が発行されましたね。アメリカは加盟
していません。なぜなら、北朝鮮に対し地雷を使用する為だからです。この対人地雷の威力はご存じですか。ニカラグア、コスタリカ、ホンジュラスなど地雷問題は
深刻です。ニカラグアだけでも4万5千あると聞きました。ホンジュラスでは先日の
「ハリケーン・ミッチ」による洪水により、数多く地雷が畑に流れ沢山の農家が自
分の畑で地雷を踏み、命を落としたり、足を無くしたりしているのです。貴方がた
は、両手両足が地雷でふっとばされた子供の写真を見たことがありますか。アメリ
カが地雷を使用するという立場にいるということは、ガイドライン関連法が可決さ
れた今、私達日本もこの様な非人道的な行為に協力するということなのですよ。
「金正日体制だけが敵であって人民ではない」とか「軍部・軍人だけがターゲッ
ト」などと言う言葉はいつわりの「神話」です。軍人と非軍人に境界線などもう
どこにもないのです。
「国民の半数が君が代は国歌、日の丸は国旗であると認識しています。
あなたがこれに反対ならばもっとふさわしい歌や旗はあるのでしょうか?
お答えください。対案無き反対は建設的ではありません。かつての社会党のように。」
御言葉を返しますが、では国民のその又半数は君が代・日の丸に反対しているわけ
ですね。自殺者までだした君が代・日の丸が異常だと思えませんか。だいたい学校
に無理強いするような政府からの押しつけナショナリズムは、恐怖政治のそれと一
緒じゃないですか。杜君はずいぶんと「過去は過去、現代は現代と別々にするべきだ」と主張されてますが」日の丸・君が代問題こそそのように単純に分割できない
問題じゃありませんか。私はべつに国歌・国旗を持つことに反対しているわけでは
ありません。
歴史問題を解決してその汚点をぬぐい去るか、又は反対派と相談して新しいのを作
ったらどうでしょう。
「またほかの法案が非民主的であると言えるのですか?
盗聴法がある国あなたがいるアメリカもそうですが、民主主義国では
ないのですか?」
アメリカは日本と違って裁判が市民レベルで活発です。個人の人権侵害を含め何か
あるとすぐ弁護士をやとい裁判を行ないます。裁判にかけられそれに負けるとそれ
にかかった費用どころか場合によってはものすごいの罰金を支払います。そういう
点ではアメリカはものすごくaggressiveです。日本にはない文化です。アメリカ
の調査官のマニュアルには「不法な盗聴を行なうと貴方個人が裁判にかけられます。」と書いてあるそうですよ。日本の盗聴法案の危険なところは盗聴する側の歯止めが弱いところです。日本にはアメリカのような権利をめぐるaggressiveさが
ありませんから、余計に「歯止めの部分」をきちんとしないといけないと思います。
現在の法案だとプライバシー侵害など人権問題の責任をどう対処するのか曖昧の
ようなきがしますけど。又、その対象が本当に犯罪組織だけでしたらいいですけ
ど、それが他の目的、政治目的に使われる要素があるかもしれないとなるとそれ
は恐ろしいですね。言論の自由もなくなりますしね。
もっと論議をつきつめていかないといけないと考えます。
「しかし、何らかのけじめは必要であり、それがサンフランシスコ
平和条約だったのではないでしょうか?日本は敗戦国として当時
保有していた外貨の多くを賠償金として支払い、これをもって
けじめとしたわけです。これ以上の償いを国家として続けるのは
いかがなものでしょうか」
サンフランシスコ条約をけじめととらえているのは政府の見解です。しかしこの
条約、かなりの問題処理がすっぽぬけているとは思いませんか。だいたい、A級戦
犯容疑者が総理大臣になることを可能にした条約がはたして「けじめ」といえるか
どうか疑問です。
詳しいことは、「戦争責任・戦後責任
--
日本とドイツはどう違うか」粟屋憲太郎
他朝日選書の本を参照願います。又、もし皆さんが自分の人種が理由というだけ
で不当の扱いをうけた、暴力をふるれた、拷問にかけられた、自分の親が目の前で虐殺された、自分の姉妹が目の前で性的虐待うけ殺されたという過去持ってている
と仮定したとき、それでも皆さんは平気な顔をして「謝罪するべきではない」
「和解するべきでない」「やっぱり軍事は必要」と主張されるのですか。敵だ、
過去だと言う前に、精神的外傷を受けた人たちにもっと手をさしのべるような思い
やりは持てないのですか。
補償金額を心配するより、巨額の「おもいやり予算」のほうがもっと問題ではあり
ませんか?それに、日本はまだまだ経済も不況だし第一、去年の自殺率過去100年
間で最高だというじゃありませんか。それも中・高年代が最高で、この悲惨な結果
は政府も経済不況の影響もあると認めていますし、それなら軍事費用をもっと国民
の生活問題のほうにまわすとか、日本人にかぎらず、皆で気持ちよく暮らせるよう
にお金は使われるべきです。 |
No.19 |
NAME:◇SK-3◇ |
DATE:[27 Jul 1999 01:37:52] |
はじめまして、鹿児島大学大学院で政治学(特に政治史)を研究している、SK-3といいます。3月までは、筑波大学で行政学を専攻していたので、専門と離れる部分もあるのですが(とくに議会史なので)、下の書き込みでいくつか「早稲田の杜」さんに質問したいことがあるので、書きました。
質問1、
最初の部分を除いて引用で使われている文章は勝山さんの文章ではないですよね。
一部、引用の文献を明らかにしていますが、それぞれのアクターの発言を行っていますが、すべて同じ文献からの引用なのでしょうか?
>「プラモード元タイ首相は「日本は独立の母である」と感謝した」
〜
>「シンガポールの陥落は、白人の植民地主義の長い歴史の終焉(しゅうえん)を意味する。」
の部分です。
質問2、
>「プラモード元タイ首相は「日本は独立の母である」と感謝した」
という部分ですが、この人物はいつ頃の首相でしょうか?
また、タイは日本と同様、近代においてアジアでは数少ない独立国だったと思いますが、この発言の「日本は」誰にとっての「独立の母」だったのでしょうか?
以上、よろしくお願いします。 |
No.20 |
NAME:◇平和コラム◇ |
DATE:[26 Jul 1999 14:52:08] |
先ほどの発言は少々、トゲトゲしかったかもしれませんね。
ただ、主張の内容は変わりませんが。
あと、私のHNは何かを意図しているわけではないのであしからず・・・。
たまたま「平和コラム」という言葉が目にはいったもので・・・(笑)。
お気に障るようでしたら謝りますよ。
ただ、この名前、結構気に入ってます(笑)。 |
|