「ピースボートと共に歩んで」
〜21世紀に平和憲法を活かすために〜
報告者:野平晋作・古山葉子 両氏 (ピースボート共同代表)
日時:2001年8月15日(水) 17:00〜20:00
(ビデオ上映有り)
場所:鹿児島市中央公民館 2F会議室
共催:「21活憲ネット・かごしま」、「ATLAS」
参加費:500円
ピースボートが生まれるきっかけとなったのは、1982年の「教科書問題」。
教科書検定の際、日本のアジアへの軍事侵略が「進出」と書き換えられたことに
対して、アジアの人々が激しく抗議、国際問題化しました。
このとき、教科書では本当の歴史を学べないのではないか?という疑問と、日本
人はアジアでいったい何をしてきたのか?という興味を持った若者たちが、実際
に現地へ行って自分たちの目で事実を確かめようと、船をチャーターし、アジア
の国々を訪れたのがピースボートの出発点でした。
1990年より「地球一周の船旅」を企画。旧ユーゴスラビア、イスラエル・パ
レスチナ、ブラジルなど世界各地を訪れ、地域紛争、環境問題などのテーマにも
取り組んでいます。
今までピースボートが訪問した国々は50カ国以上、参加者は2万人を越えます。
そうしたピースボートの活動を通して見えてきた「海外から見た日本の姿」と
「平和憲法の意義とその具体的な活かし方」について語ります。