府中・緑道めぐり
(歩行日ー2001/10/19)


成城→多摩センター→柴崎体育館駅→根川緑道→府中用水→城山公園→谷保天満宮→府中用水→新田川緑道→ニヶ村緑道→中央道→ニヶ村緑道→新田川緑道→下河原緑道→府中駅(17.6キロ)



ひとりゐは あさこそよけれ わか竹の 梅雨ふりこぼす かぜにふかれて

根川緑道は、この若山喜志子(牧水の妻)の碑から始まる。

多摩川に残堀川が合流する河口近くで分流した根川沿いの緑道である。

残堀川の水を濾過して流してある根川は水が澄み、せせらぎ沿いに、ムラサキシキブ、萩が咲き、鴨がついばむ。せせらぎの音がなんとも心地よい。

小さな立川公園の中を流れる。そしてそこは桜のトンネル。気持ちの清々しくなる緑道である。

根川緑道ぞいにはかの地に住んだ牧水の歌碑をはじめ、いくつもの歌碑が見られる。

多摩川の あさき流れに 石なげて あそべば 濡るる わが袂かな (牧水)

根川貝殻橋で緑道は終わり、府中用水沿いに静かな住宅街を行く。城山(じょうやま)公園へと降りると、そこは鬱蒼とした樹木の茂る公園で、はけからのせせらぎが流れる。水草の揺れる澄んだ流れに沿って、のどかな田園の中を進む。鳥がさえずり、心もなごむ。

稲刈りのすんだ田んぼには、昔ながらに稲が束ねられている。
 
亀戸、湯島と並んで関東三大天神の一つ谷保天満宮へ、T字路を左折し、坂を登る。お参りをして狭い裏道を進むと、府中段丘崖を下る坂道へと続く。そこからは、柵の付いた狭い遊歩道に出る。清流沿いにその遊歩道は、府中崖線の下を行く。気持ちのいい小道である。

陸橋を渡ると、そこから新田川緑道が始まる。広いNECの横を通り、街道を渡ると、北条と新田の分倍古戦場である分倍河原古戦場の立派な碑がある。そこからは中央道を左に仰ぎながら進む。

住宅街を縫うように進む緑道をしばらくいくと、両側は田んぼに畑の田園を満喫。下河原緑道を横切り、大きくカーブをする道を行くといこいの森。ここで新田川緑道は終わる。

いこいの森の脇の道を渡るとそこから、ニヶ村緑道が始まる。宅地と工場の中を行く人通りも少ない、せせらぎ沿いの整備された道である。

南武線のガードをくぐり、中央道に近くまでいく。まだ緑道は続くが、今日はここまでで引き返す。いくつかの工場の中を進むこの緑道は、面白みに欠ける。

ニヶ村緑道をいこいの森まで戻り、新田川緑道を経て、下河原緑道へと進む。

旧国鉄の廃線となった所を下河原緑道は、真っ直ぐの道が甲州街道まで続く。人々の行き交う賑やかな緑道である。そして周りには畑の続く、田園風景。

緑道沿いでは、早くも柿の葉の紅葉が見られた。

甲州街道へでて、府中駅へと行く。車も人も多い。

今日はここでお終い。この次は桜の季節に根川緑道から国立へと歩いてみたい。