曳舟川親水公園・古隅田川親水水路
(歩行日ー2002/6/19)

日暮里駅→(京成電鉄)→お花茶屋駅→曳舟川親水公園→古隅田川親水水路→古隅田川緑道→綾瀬駅→東綾瀬公園→八か村落し親水緑道→綾瀬駅(約10キロ)

秋葉原の病院に行った帰りに、少し足を延ばして、葛西用水を歩いてみることにした。

京成電鉄、お花茶屋駅下車。左側(北側)におりる。線路に沿って歩き、踏切を左折。

地図によると葛西用水が始まるはずであるが、どこにも水路は見えない。暗渠となっているらしい。中央分離帯は、自転車置き場となっている。

しばらく行くと、その中央分離帯が、曳舟川親水公園となっている。

曳舟川は、綱をかけた小舟を川岸から引いたことが、名前の由来。曳舟は篠原村(現四つ木)から亀有村の間、約3キロの水路で始まったと言う。当時は、帝釈天詣や水戸街道に出る旅人が利用したとのこと。

明暦の大火(1657年)の後、飲料水を供給するために開削された水路であり、亀有上水、または本所上水・小梅上水とも呼ばれた。その後下流川が埋め立てられ、上流部が残ったもの。

曳舟川親水公園は、細長く、せせらぎ沿いにバラエティに富む公園である。田んぼもあり、稲が植えられ、案山子が番をしている。5月〜9月にはせせらぎに綺麗な水が流され、子供たちが水遊びをしていた。





水路には、小舟がもやってあり、曳舟の名前の由来を思い起こさせる。所々に残る橋の名に、その面影を見ることができる。駅舎をもした休息所もあり、ベンチも多く、休憩に困ることはない。

バラ、クチナシ、菖蒲が咲き、またいろいろな生物が住みやすいような環境づくり(ビオトープ)がなされている。コウホネ、瓦ナデシコなどの野草も植えられているらしいが、見当たらなかった。

水音が両側を走る車の音の中にも、心地よく響き、水面を渡る風が、暑い日の中に涼しさをもたらす。

真っ直ぐに進む曳舟川親水公園は、亀有駅近くで姿を消す。常磐線の高架をくぐり、しばらく進むと、葛西用水の工事中とのこと。

葛飾区から足立区にはいると、葛西用水親水水路が整備されているが、ここからは、次回。今日は、葛飾区と足立区の境をなす古隅田川親水水路を行く。

中川と綾瀬川を繋ぐこの水路は、葛飾区と足立区の共同整備で完成したという。よしず張りの天井の商店街の中を進む。人通りは多くはないが、下町風情を味わうことができる。

所々にせせらぎが顔を出し、少々わかりずらい道であるが、ブロック畳の道を、所々に置かれた橋のモニュメントに導かれるように進む。住宅街を進む道には木陰が少なく、人通りも少ない。

せせらぎが小川になると、釣りをしている人が見られる。あまり綺麗とは言えない水であるが、住民たち、特に子供たちには、自然と触れ合うことのできる、格好の遊び場なのであろう。

ちょうど両親と釣りをしている男の子としばしおしゃべり。ザリガニ、ドジョウを捕ったんだよ、と見せてくれる。フナも捕れるという。デジカメにポーズを取り、映った自分を見て大喜び。何とも楽しい一時であった。

蛇行しながら進む古隅田川親水水路は、常磐線の高架をくぐり、曲がりくねりながら尚も進む。

爽やかな風を受けながら、高い建物の少ない空の広いこの地は、のんびりと時も流れているようである。これは、驚きの発見である。又ぜひとも、訪れたいと思う。

ビオトープを目指す白鷺公園近くからは、古隅田川緑道が法務局城北出張所を取り巻くように整備されている。水は綺麗とは言えないが、なにやら生物もいるようである。緑道は首都高速近くで終わっている。

緑道を離れ、綾瀬駅方面へと北上する。綾瀬駅の高架をくぐり、駅前を線路に沿って歩いていくと、左側に、東綾瀬公園の入り口である。






東綾瀬公園を整備するときに、仲居堀の流れを取り込んでおり、そのせせらぎ沿いに進む。人々の憩う公園を進むと、左側に東京武道館の何とも無機質な建物が聳える。その先には、又緑濃い公園が細長く広がり、アスレチックフィールドを備えた公園には、子供の声がこだまする。

せせらぎは、滝を形作り、滝上では、子供たちが遊び興じていた。さらに進むと、そこには小さな池があり、のんびりと鳥や鯉に餌をやり、寝ころぶ姿がみられ、何とも長閑である。緑濃く、水に恵まれた公園は、人々の憩うオアシスである。

公園をぐるっと回り、千代田線の高架をくぐる。尚も進むとそこも又、人々が遊び戯れる場所。

東綾瀬公園が終わり、道を渡ったところで、八か村落し親水緑道にぶつかる。緑道は葛西用水親水水路まで続いているようだが、次回はここをと考える。

綺麗な水の流れるせせらぎ沿いに、緑の中を緑道は進む。ひっそりとした緑道は、木陰を作り、木漏れ日に水が輝く。

緑道が終わり、右折して一般道を進むと、また東綾瀬公園にぶつかる。公園から左折して、そのまま公園内を進み、綾瀬駅へと向かう。駅はもうすぐ、ここからは千代田線で我が家まで一本。今日はこれでお終い。