絹の道・由木緑道
(歩行日ー2001/11/7)
八王子→片倉城址→日本文化大学→絹の道→大塚山公園→絹の道→絹資料館→多摩ニュータウン→都立大学→松木日向緑地→由木緑道→多摩ニュータウン通り→多摩ニューセンター駅(小田急線)(15キロ)

今回は「絹の道」を歩く。「絹の道」は幕末から明治にかけて、輸出するために八王子からだけでなく、長野、山梨、群馬などから横浜まで、生糸を運ぶためにできたもの。「絹の道」と称されるようになったのは昭和20年代からである。昔は「江戸鑓水」と称された。
中央線、八王子駅を降り、南口にでて真っ直ぐに南下する。とちの木通り。所以のとちの木(マロニエ)の並木道となっている。このとちの木坂を登り、国道16号線沿いに行く。京王線の高架をくぐり、小さな川を渡ると、住吉神社への入り口となる。そこから片倉城址公園へと続く。
片倉辺りも、そろそろ紅葉が始まり、住吉沼も彩られている。片倉城址へと道を登る。落ち葉が積もり、低い柵の続く道はなんとも心地よい。城址は低い山の上にある。坂道を登りきると、急に開け、二の丸公園。秩父の山も見える。
住吉神社へと下り、又国道16号線に戻る。しばらく進み、JR横浜線の高架をくぐる。そこから、日本文化大学方面へと左の道を行く。ずっと緩やかな坂道。右側に大学が見え、桜の紅葉が始まり、目を楽しませてくれる。
白山通りには、ニセアカシアが並木を作り、黄色く色も変わり、風情をかもし出す。大きく区画された住宅の続くこの辺りはアカシアの並木とともに、静かで、落ち着いた雰囲気の住宅街である。
八王子バイパスの上を横切り、バイバスに沿って右折する。しばらく進むと左側に、152段の急な階段が目に入る。そこしか道は無い。
上り切ったところで振り返れば、眼下には背後に山を背負った八王子の町が一望できる。しばし休憩。座るところが無いのが残念である。
NTTの無線基地局のアンテナがある。それを右に見て土の感触を味わいながら進む。
しばらく行くと「絹の道」の石碑がぽつんとある。その横には大塚山公園となった道了道跡がある。
「浅草花川戸から勧進された生糸商人として活躍した鑓水の豪商によって建立され、多くの人の信仰を集めた」とある。
山の上に上ると、二等三角点があり、その途中に道了堂跡がある。鬱蒼とした木々の茂る公園である。
「絹の道」は開発が進むために、一部を保存するために自然が守られ、往時が偲ばれる。雨が降ると水で川となるためか、大きな砂利がしかれ、歩きにくい。一キロに満たない道だが、鑓水の雑木林を縫うように進む。静寂に包まれた素晴らしい道である。
道の終わりには、鑓水の豪商、八木下要右衛門屋敷跡に、「絹の道資料館」がある。入場は無料。休憩所ともなっている。
資料館からしばらく行くと大栗川にであう。川沿いに進むと、「上柚木公園」がある。その手前から右折する。又緩やかな上り坂を行くと、そこは南大沢団地。多摩ニュータウンである。行けども、行けども、マンションの立ち並ぶ様に圧倒され、言葉も出ない。日本的風情はひとかけらも無い。
団地の中を通る道を進むと、正面に「都立大学」の大きな校舎が見える。道路を渡り、大学沿いの小道を行く。大学の入り口にはお決まりのイチョウの並木。色づいていて、見事である。
大学の入り口を過ぎ、進んでいくと構内に入ってしまうので、隣接する「松木日向緑地」に入る。
緑地への入り口をくだり、木々が鬱蒼と茂る中を曲がりくねり、上り、又下りして進む。途中から石を敷いた小道となり、道はあるが、行く先もわからないほどに木々が茂る。「マムシに注意」の看板も。
何とか一般道路に出ることが出来た。大栗川支流である川に向かう。そこから「由木緑道」が始まる。一変して開け、なんとも明るい。道はきれいに整備されてある。シモツケ、ボケ、ピラカンサガ彩りを添える。桜も新しく植えられ、紅葉が始まっている。
途中で、大栗川の本流と合流する。もう少し進むと、右側に堀之内番場公園があり、そこの通り抜けて、多摩ぬータウン通りに出る。松ヶ丘トンネルの上の緑地を越えて、ずっと進む。看板にあるように、多摩センター駅へとでる。巨大な駅を進んで小田急線へ。今回はここでお終い。