黒目川・落合川
(歩行日ー2003/1/17)

池袋→(西武池袋線)→東久留米駅→黒目川→落合川→氷川神社→南沢緑地保全地区→落合川→竹林公園→こぶし沢→落合川→東久留米駅(約8キロ)

黒目川は、小平霊園内の「さいかち窪」を水源として、東久留米市、新座市と流れ、朝霞市に入り新河岸川へと注いでいる。落合川は、黒目川の支流で、全長約3キロ程の小河川。南沢緑地など4箇所の湧水を集め、清い流れの川である。今回は、東久留米駅から、黒目川を経て、落合川の湧水を訪ねる。

東久留米駅を降り、北口に出る。線路に沿って、しばらく進むと、黒目川にぶつかる。その黒目川、清流である。川底の石まで見えるほど、清く澄んでいる。東京で、ここまで綺麗に澄んだ川には出合ったことが無い。駅の周りにこそ、高い建物があるものの、住宅街をゆったりと、緩やかにカーブして流れ、鳥もそこここに、姿を現す。

低いフェンスの内側には、ツツジが綺麗に刈り込まれ、整備された遊歩道に趣を沿える。だが、そのために、水面近くを歩く事ができないのが残念。川の両側には、土手が風情をかもし出している。その土手を歩く事ができれば、と願うのみ。

川には、サギ、鴨、ハクセキレイが飛び交い、水音が、何とも心地よい。遊歩道途中に、陶芸工房があり、ロウバイの大木が、盛りと花をつけ、青空に映える。周りには畑が点在する。






心地よい水音、久しぶりの暖かい日に、上着も脱いで、足取りも軽く、進む。紅梅、水仙が、ちらほらと咲き始め、春の息吹を感じされる。これぞ、歩く醍醐味!

川向こうに、大きな建物が見える。東久留米市スポーツセンターとある。落合川との合流地点もすぐである。

合流する落合川も、黒目川に負けず、清く澄み、嬉しさが一杯!黒目川となった川は、あくまでも澄み、フェンスも無くなり、のどかである。もう少し下ってみる事にする。砂利道、そして土の道。空も広く、心までおおらかになる感じ。次の橋で対岸に渡り、黒目川を遡る。途中には、親水護岸として、水面近くに降りることができる。

暑いくらいの陽射しを避け、川の左岸を遡る。清流は変わらないのだが、高いフェンスが何とも邪魔である。せめて、半分の高さなら、もっと楽しむ事ができるのに、惜しい事である。

落合川を遡る。湧水を集めて流れとなっている落合川は、清流にしか育たない水草が茂り、魚も多いのであろう、鳥の種類も多く、飽きることなく眺める。サギ、鴨は勿論、ハクセキレイ、キセキレイも姿を見せる。サギも、何種類も居るようである。これは、何サギ?

西武池袋線の高架をくぐり、尚も進む。竹林公園に立ち寄る予定が、道が分らず、そのまま左岸を遡る。左岸は、日も当たらず、花も見当たらない。対岸には、ボケらしい花が見える。水面に降りられるようになっているようで、人々がのんびりと日向ぼっこ。帰りには、対岸が良さそうである。

そのまま、毘沙門橋まで進む。この先には、川沿いの道は無い。橋を左折し、氷川神社を目当てに進む。氷川神社の手前に、目指す、南沢緑地保全地区があった。私の地図に載っておらず、探していた所。鬱蒼と茂る森の中、湧水が見られる。ロープとフェンスで、中までは入る事はできない。

氷川神社の階段下で落合川に又出会う。本当に綺麗に澄み、木々の間を静かに流れる。そして、南沢緑地保全地区へ。ここには、5つの湧水が見られ、一日辺り一万トンもの水量があるとのこと。都内では本当に規模の大きな湧水地である。

ひときわ大きな流れがあるが、先は、フェンスで入る事はできない。東京都水道局の浄水場となっており、水道水としても、利用されているとか。

南沢緑地には、人一人居らず、水音のみが静寂を破る。落ち葉を踏み、湧水を回る。冬の寒さで無ければ、手をつけたいところ。また、別の季節に、ゆっくりと来てみたいもの!自然そのもの、聞きしに勝る、素晴らしさである。なんとか、このまま保ってもらいたいもの!

氷川神社を回っていくと、川を発見。傍の工事の警備員に聞くと、落合川の支流とのこと。都営住宅の工事中とのことだが、河川工事もするとか。それでも、都の関係者が自然調査に入っているらしい。なんとか、この自然豊かな落合川、工事をすることなく、保全する事を、切に願う。

又落合川に出る。今度は、左側、日の当たる遊歩道を進む。黒目川もそして落合川も、人々によく、出会った。歩く人、犬の散歩をする人、そして、公園のようになっている芝生では、人々がピクニック。鴨に餌をやる人、日向ぼっこをする人。ここで、道の分らなかった竹林公園を尋ねる。「分りにくいんですよ」と、次の老松橋を渡り、右折、しばらく進むと工事現場のようなところがある、そことのこと。これでは分らないのも当たり前。

教えられたとおりに、老松橋を渡り進む。やっとあった、「竹林公園へ80m」の看板。湧水池である。竹林公園は、新東京百景のひとつ。周りには、猛宗竹がしげり、静かである。

小さな流れに沿って、竹垣の道が続き、何ともいえない風情をかもし出している。竹林公園を出る、がその出口には、何の看板も無い。これでは、逆方向からは、見つけることは難しい。なんとか、看板を出してもらいたいもの。

出たところも、どこなのか分らず、道なりに進む。流れにまた、出会う。南沢第6緑地、とある。こぶし沢と言われる所か。この流れとも、途中で離れ、何とか落合川に出る。

橋を渡り、駅を目指していると、川を下ってきたおじさんが、「竹林公園は分りましたか?」と。先ほど、私が尋ねている時に、傍に居た人だ。しばらく話をする。黒目川よりも、落合川の方が、生活廃水が流れないので、綺麗と。毎日のように、お孫さんを連れ、川に来ると言う。朝霞まで下った事もあるとか。私も次回は、朝霞まで下ってみよう。

おじさんに、東久留米駅への道を聞き、別れを告げる。歩いても、10分足らず。駅はすぐである。今日は、これでお終い。