
久しぶりの都内のコース。目黒駅をスタート。目黒通りを首都高速二号線をくぐると、庭園美術館。旧朝香宮邸をそのまま美術館とし、美術品を鑑賞しながら、庭園も歩くことができる。ちょうどカラバッジョ展をしていて、混んでいたので、庭のみの鑑賞(200円)。さすが、旧宮家の建物は20世紀初頭のアールデコ様式、庭園には池を見下ろすように茶室も。
その隣が、国立自然教育園。旧白金御料地の自然をそのままに残し、都心とは思えない風情。

名残の紅葉が目を楽しませてくれる。イイギリの赤い実がたくさん落ちている、武蔵野の雑木林である。鳥の声がそこここに聞こえ、たくさんの野草も植えられている。四季折々の異なる楽しみがある。
落ち葉を踏みしめ、土の感触もよく、一周するだけでも、3キロ近くあろうか。雑木は葉を落とし、名残の紅葉とともに、木漏れ日の中、静けさを楽しみつつ歩く。隣の庭園美術館と比べると、ひっそりとしている。それがなお、冬枯れを感じさせる。
目黒駅まで戻り、目黒川を渡り、行人坂の急坂を下と、目黒雅叙園。山手通りを渡ると、五百羅漢寺、その隣が五色不動尊で一番有名な目黒不動尊。「清らけき目黒の杜の独鈷滝 さいやく(災厄)難を除ける不動尊」 不動尊の裏には大きな大日如来が祭られ、東南には不動尊の眷属の八大童子が小高いところに祭られてある。

不動尊から西の方を見るとこんもりと繁る一角が見える。そこが林試の森公園。明治33年に林業試験場として始められ、林業研究の発祥の地である。クスノキ、コナラ、クヌギなどの雑木林、そこには「みどりの散歩道」などの小道が設けられ、土の感触もよく、一周できる。スズカケの小道の脇にはグラウンドがあり、子供達が野球に興じていた。

公園の北口を出ると、公園に沿って羅漢川プロムナードとして整備され、遊歩道となっている。その先には、人間が一人通れるかどうかの狭い小道、「羅漢川緑道」、発見である。プラン変更、狭い緑道を行く。1キロくらいの緑道を出ると、さあ、どこか?地図を頭に浮かべて、北に向かう。

目黒区役所の横を通り、駒沢通りを横切り、東横線をくぐる。あとは適当に五本木、下馬と住宅街を眺めながら蛇崩川緑道を目指して行く。偶然に駒繋公園にでる。公園の下は、蛇崩川緑道。公園の横が駒繋神社。何度も蛇崩川緑道は通ったのだがお参りは初めて。意外と狭い。

駒繋神社の裏を巡るように、緑道が走る。桜並木の緑道も、今は葉を落とし、寒寒としている。しばらく行くと首都高速が見え、そこはもう三軒茶屋。国道246号線に沿って、三軒茶屋のキャロットタワーへ。裏に出て、お茶の休憩。タワーが、聳え立つ。

茶沢通りをしばらく北に上ると、烏山川緑道にぶつかる。左折。よく整備され、広いこの緑道は、三軒茶屋の喧騒もない。人々の行き交う、植え込みの多い緑道である。整備がいま尚進んでいる。現在は国士舘の下を整備中。しばらくは横の道を行くしかない。ひなびたいい緑道も手を入れすぎることも多くなってきた。考えものである。
宮の坂で緑道を離れ、東急玉川線、通称玉電の脇を豪徳寺へ。「いちごみるく」の宣伝の派手は玉電に、あまりにもビックリし、シャッターチャンスを逃す。少々行き過ぎの感あり。子供達にはいいのだろうか?
小田急線、豪徳寺駅。高架の駅からは夕日のなかに富士山のシルエット。今日はこれでお終い。