ニヶ領用水緑道・多摩川堤の桜
(歩行日―2002/3/20)

JR南武線・久地駅→ニヶ領用水→川崎市緑化センター→ニヶ領用水→多摩川堤→根川さくら通り→多摩川第2緑道→多摩堤緑道→多摩川堤→小田急線・和泉多摩川駅(約13.5キロ)

ニヶ領用水には、上河原線、宿河原線の二つがある。上河原はいずれ歩きたいと思っている。今回は、ニヶ領用水宿河原線を堰堤へと遡る。

一週間前に歩いた久地駅から、スタート。たった一週間で、桜はもう五分から7分。一番良いところ。久地駅から東名高速道の高架をくぐると、用水の両側には桜並木が続き、川沿いにずっと遊歩道が出来ていて、水際を歩くことができる。昨年歩いたときよりも、清流とはいえないが、綺麗になっている。白鷺も遊ぶ。

そして桜!見事である。桜のトンネルの下を流れる川。桜と水は、よく合う。水音を聞きながら、桜を愛でる、今日は人も多い。

途中、川崎市緑化センターに立ち寄る。野草の小道、萩のトンネルなど人々の集う公園である。マンサク、サンシュウユは終わり、ちょうどヒュウガミズキが盛りと咲いている。その花を詠む老婦人にである。何と88歳。杖は突いておられるが、矍鑠として、季節を楽しみに、よく訪れると言う。

ニヶ領用水の遊歩道には、多くの橋が架けられているが、その幾つかは、腰を屈めて潜ることができるようになっている。頭を打たないように、文字通り90度に近く腰を屈めて。これもまた一興。

お花見とて、たくさんの人、お昼時とも重なって、お弁当を広げている人も多い。なんとも長閑な風情である。

南武線の線をを潜り、暫く行くと、多摩川からの取水堰堤、そこはもう多摩川の広い流れ。風もなく、お日さまに輝く川を眺め、広く広がる空に、心も晴々と歩を進める。






その多摩川の土手には、桜が並木を作っている。その桜も川崎市がわには一本もなく、東京都側のみ。両側にあれば、と願う。

多摩川土手の桜も、やはり5分から7分、昨年秋に歩いたときと比べると、人出が多い。お花見のお弁当を広げ、昼寝をしている人もいる。なんと、夜桜見物のための準備に、ライトまで持参。今夜は賑やかになりそうである。

多摩川堤を途中で下り、根川さくら通りを行く。名前のとおり、桜の並木が続く。桜の間には、ヤナギが揺れ、若芽の鮮やかな色が、桜に色を添える。





根川さくら通りの桜を楽しみ、後は住宅街を進む。畑、雑木林が点在し、田んぼにはレンゲの花も。ほんのわずかのレンゲの花を摘み、家への土産。仏様がレンゲの花を喜ばれると言う。

予定よりも遠くまで行き過ぎ、京王相模原線を越してしまい、多摩川のほうへと道を左折。偶然にも府中用水に出会う。京王多摩川駅の辺りで回り道をして、用水を見失い、偶然でた細い道が、なんと「多摩川第2緑道」花木は少ないが、緑が整然と続く気持ちの良い、歩きやすい緑道である。

その緑道が終わるところから、府中用水が開渠となる。多摩川第2緑道は暗渠となった府中用水上なのであった。

府中用水沿いに、多摩堤緑道を行く。緑道は桜が咲き誇り、石畳の道は歩きやすく、気持ちの良い道である。途中、日活撮影所を見ながら進む。

緑道が終わるところで、府中用水は暗渠となる。多摩川堤に出て、土手を下る。アスファルトの道が途中で砂利道となり、なんとも歩きづらい。河川敷を歩くと桜が見えず、仕方なく、砂利道を進む。

多摩水道橋が見え、小田急線が見えると、左手に和泉多摩川の高架の駅が見える。今日はここでお終い。