多摩自然遊歩道・東生田自然遊歩道
(歩行日ー2004/6/16)
稲田堤駅(JR南武線)→多摩自然遊歩道(菅北浦緑地→薬師堂→菅小谷緑地→小沢城址緑地→寿福寺→フルーツパーク→菅さくら公園→多摩緑地保全地区)→読売ランド駅→東生田自然遊歩道(土渕不動院→東生田緑地→根岸稲荷社→三峰神社→竹林の道→広福寺)→向ヶ丘遊園駅(小田急線)(約12キロ)

川崎市のHPから、多摩自然遊歩道・東生田自然遊歩道を一つのコースに纏めて歩く。多摩自然遊歩道は、ずっと前にネットのお仲間、りんごさんから教わったもの。やっと実現です。

JR南武線、稲田堤駅下車。駅を背に、商店街を南へと下る。府中街道を渡り、住宅街を進むと、目の前に緑濃い里山が姿を現す。
多摩・東生田自然遊歩道では、要所要所で、左のような案内板があり、それにしたがって歩く事ができる。案内板を見失わない事、分かれ道に、無い事もあるのが注意。
菅北浦緑地、階段が里山上へと見える。早速に上がる。狭く、
急な階段を登ると、鬱蒼とした雑木林、狭い尾根道である。両側は、切り立った崖、直ぐ下まで住宅が広がり、木々の間からはの眺めは最高である。
木漏れ日の中、尾根道を渡る風を楽しみながら進むと、崩れそうなベンチが置かれ、道が途切れる。右下に下る急峻な坂、何とか下りるが、途中で道も無くなり、仕方なく元に戻る。尾根道の途中から右に下りる急な階段を下ると、薬師堂へと続く。
薬師堂境内には、土俵が作られており、毎年9月第二日曜日に、菅の獅子舞が舞われる。古くからこの地に伝わるという舞は、天狗・牡獅子・牝獅子・久獅子の4人で舞われ、神奈川県無形民族文化財に指定されていると言う。獅子は展示されており、ガラス戸越しにパチリ。
薬師堂から一般道へと下り
、左折、元の入り口に戻る。さらに左折し、暫く進むと、菅小谷緑地、小さな公園のようである。手入れのされていない公園の中の道をのんびりと進む。出口先のスーパーを越して
川を渡るのだが、フルーツパーク方面、と言う看板にスーパーを左折してしまう。どうも様子が違う。またスーパーまで戻り、指月橋を渡り、左折。暫く進むと、また案内板。そして、小沢城址緑地への階段が姿を現す。
この辺りの里山は、急峻である。故に階段も急で、延々と続く。この日悩まされた、急な坂道、階段の始まりである。ふーふーと登った尾根は、木漏れ日が輝き、木々の間を渡る風が、何とも心地よい。登ってきた甲斐があったというもの。
起伏に富むこの尾根道は、川崎市の西北端にあり、稲城市と境を接する丘陵地に小沢城址がある。「新編武
蔵国風土記」によると、鎌倉時代初期の小沢城址は、小沢小太郎の居城と言われ、小太郎は、源頼朝の重臣として活躍した稲毛三郎重成の子とある。城跡を偲ばせる、空堀、物見台、馬場などと思われるものが当時を思い起こさせる。
鎌倉時代より南北朝・室町・戦国時代と、約400年にわたって、鎌倉幕府の来たの防衛線として守られた小沢城、その戦乱期は6〜7回の戦いが行われ、一番の激戦は、新田義貞と北条孝時との戦いで、新田軍に小沢城も落城したと言う。
小沢峰或いは、天神山と呼ばれ、物見台として、江戸・
秩父連保を見渡せる事から関八州が見渡せ、八州公園とも呼ばれていると言う。現在は高い木々に、眺望は望めない。
鎌倉幕府の防衛線として守られていた小沢城の馬場跡。広い馬場跡は、ベンチがおかれ、風も心地よく、のんびりと昼食。思わず深呼吸。
広い小沢城址緑地には、幾通りもの道があるようで、子供を背負った親子連れが、のんびりと遊んでいる。緑地内の地図は案内板にも無いので、概要がつかめず、残念。
歩き始めから聞こえるウグイスの声に混じって、ゴーゴーと言う音も聞こ
える。隣接する読売ランドからの音のようだ。小沢城址緑地を下り、一般道へとでる。途中にある寿福寺。この寺は、頼朝に追われた義経・弁慶が奥州へと落ち延びる時に、立ち寄ったといわれる所。ここからの眺めがまた素晴らしい。
振り返ると、今来た小沢城址緑地の全容が姿を現す。あの里山の稜線を歩いたのだなあ・・・アップダウンがあったはず。こうやって歩いてきた尾根道を見るのは初めてのこと。
暫く進むと、フルーツパークの温室が姿を現す。展望台に上がると、遥か彼方に、新宿副都心が。生憎霞んでいるが・・・

フルーツパークを出て、少し坂を下ると、右側に階段がある。登ってみると、そこはフルーツパークの一部、菅さくら公園。桜の大木が列をなしている。春にまた来て見たいもの。日本テレビ生田スタジオの建物を見ながら、公園出口から、道を右折、進むと、また案内板。多摩緑地保全地区の入り口である。
小沢城址緑地ほど鬱蒼とはしていないのだが、それでも、木々に囲まれ、丘陵の横を進むような道、静かな土の道、相変わらずウグイスが、良い声を聞かせてくれる。右を見ると、谷戸の風景、多摩美ふれあいの森とある。東屋では、のんびりと昼寝をする人も。
起伏の無い道は、何とも不思議な感じさえする。気持ちよく、風を浴びながら、足取りも軽く進む。保全緑地の出口は、少々急になり、整備もされていないが、道なりに進めば、鶴川街道へと出る。道を左折し、読売ランド駅を右に見ながら、暫く進む。多摩自然遊歩道は終わり、東生田自然遊歩道へと進む。
交通量の多い街道筋を離れ、生田郵便局・交番を過ぎた所の細い道へと左折。ここも
、やはり急な坂道。ふーふー言いながら登る。住宅街のなかを道なりに進む。街道筋に出る所が、日本女子大の正門だろうか、守衛さんの姿が。二股の、右側の道を進む。左手に、鬱蒼と茂る里山が見える。日本女子大の構内なのだろうか、柵に仕切られている。
坂道を登り、ふと左手を見ると、なんともの凄い急坂。その急坂に這うようにマンションが建てられている。急な階段の上から見るだけでも、恐くなるよう。登るのは・・・考えたくも無い。
幼稚園と公園の間の道へ
右折、直ぐに左折、暫く進むと寺尾台団地に突き当たる。そこを右折、道なりに進むと、公園に突き当たる。公園に入り、直ぐ右の狭い、急な階段を下る。手すりがあるのが、本当に有難く思えるほどの急な階段である。道に下り、左折、山下川に沿い、進む。左側は生田浄水場が広がる。途中、土渕不動院をお参り。尚も山下川沿いに進む。
生田浄水場が終わる所から、右に入る道がある。その坂道を進む。さすがにここまで来ると、友人もわたしも疲れ気味。途中のお宅の塀に腰掛けて休息。フ〜ッ!左には木々の茂る崖、右には住宅街が続く。上りきった所で
、生田東高校への矢印。左折し、高校へと進む。ちょうど休み時間なのだろうか、賑やかな声が校舎から響く。高校を過ぎた所の右側に、またもや階段。そこが遊歩道の道。狭い道を進む。相変わらずの住宅街、突き当りを左折。暫く進むと、東生田緑地の看板が。
緑地の中を回る。緑地内の案内図が無く、適当に登ったり下ったり。静かである。少し上った所に
休憩所があり、案内板がある。休息の後、根岸稲荷社へと進む。何と道筋は、オカトラノオの群落。大学村では夏に咲くオカトラノオも、この地では今が咲き始め。ウグイスの声も大きく感じられる。
根岸稲荷神社でお参り、遊歩道橋を渡る。案内板をしっかりと見なかったために、道に迷い、歩道橋に戻り、道沿いの道を進む。二股に分かれている。左側を取ったがどうも違う。狭い階段があったので登ってみると、そこが三峰神社。可愛い神社である。そして三峰神社へと登る狭い道で、コジュケイに遭遇!一羽のみ確認したが、この辺りにまだ居るとは、嬉しい事!
神社からは竹林が姿を現す。個人の好意により、散策路が出来ている由。竹の落ち葉の積もる道を、滑りそうになりながら進む。まるで滑り台のような坂道。鬱蒼と茂る竹林、あまり手入れがされているようには思えない。竹林の最後も、間に合わせの道、やっと下り、一般道へとでる。
世田谷町田線を渡り、狭い道を進む。府中街道にぶつかる手前を右折。小田急の踏切を渡る。近くの専修大生だろうか、学生がぞろぞろと駅の方へと向かう。生田緑地へと東生田自然遊歩道は続くようだが、案内板も見失い、少々疲れも出て、学生の後を付いて向ヶ丘遊園駅へと向かう。今日はこれでお終い。