鶴見川・源流の泉
(歩行日ー2002/6/5)

鶴川駅(小田急線)→鶴見川遊歩道→袋橋→(一般道)→忠生公園→図師大橋→源流の泉→小山田バス停→町田駅(小田急線)(約15キロ)


今日は鶴見川を源流まで遡る。
小田急線、鶴川駅下車。小田急線の踏切を渡るとすぐに鶴見川にぶつかる。ここより下流は遊歩道が整備され、ずっと川沿いに歩くことができるが、上流は、川沿いには歩けないと聞く。どこまで行けるものか。

鶴見川は、思ったよりも水が濁っていない。水量はあまりないが、水音が暑い日差しの中、心地よく響く。遊歩道の両側には、花々が植えられ、ちょうどビヨウヤナギ、紫陽花が花盛り。近年整備がなされた遊歩道は、大層歩きやすくなっている。

小田急線にぶつかるが、くぐることができるように、右岸が低くなっている。回り道をしなくてすむので、これは便利。







上流に遡るに従って、水の汚れがひどくなる。川沿いには、家々の間に畑も多くみられ、栗の木が花盛り、匂いでむせ返るよう。川沿いの家には、花が多くみられ、タチアオイ、ラベンダーが目を楽しませてくれる。

上流に行くに連れ、周りには里山が姿を現す。その里山も開発が進み、中腹まで家が建つ。段々と鶴見川は川幅を狭くし、相変わらず汚れている。

袋橋を過ぎた辺りで、遊歩道の工事中のため、一般道を行く。芝溝街道は車も多いので、裏道を行く。のんびりとした道。畑の中を進み、遠くに霞む里山を眺める。何とものどかである。行き交う子供たちも挨拶をし、車もほとんど通らない。竹林、栗林が多くみられる。

しかし、裏道を行くと、地図にない新しい道に出会う。目印も変わり、住所も見つからない。大丈夫と思って進んだ道が、なんと鶴見川から大きく外れ、忠生公園に着いてしまった。地図を見直し、軌道修正。30度になる暑い日の中を、車の通る一般道を図師大橋へと向かう。



図師大橋手前でやっと鶴見川に出会う。しかし川沿いの道はない。また汚れがひどくなっていて、川沿いの道の魅力もない。裏道も又外してしまい、新しく整備された道を日大三高方面に進む。日大三高辺りで、鶴見川に戻り、暫くの間、川沿いの道を行く。ここもすぐに、家々に道を阻まれる。

回り込んでいくと、田んぼの広がる鶴見川の左岸。田植えがやっと終わったところ、これからのところ、田に張られた水が暑い日に、涼しげである。水面を渡る風に、人心地。鶴見川は田んぼの中を進む。あぜ道を行くことも可能らしいが、遠慮、左岸、右岸と回り道をする。

小山田地区のバス停にやっと鶴見川源流の看板がある。しばらく車の通りの多い道を進む。途中から鶴見川のせせらぎが左岸に顔を出す。綺麗とは言えない。その川も途中で消え、右岸の側溝には綺麗な水が音を立てて流れる。

里山は開発の最中、一山全部造成中もあり、何とも寂しい風景となっている。この辺りは、谷戸とあったが、その風情は全く見られない。新しい家々が分譲され、建築されている。その開発は奥へと進んでいるようで、トラックが行き交う。幅の狭いこの道は、少々怖いくらいである。少し裏道を行くが、通りに戻る。

小山田バス停前、路線バスの折り返し地点である。源流の看板は、一度見ただけで、どこにもない。真っ直ぐに進む。やっと、「鶴見川源流300m」の立て札。ホッとする。周りには、田んぼが広がり、里山の麓には、家が点在する。行き交う車は多いものの、周りはやはり心安らぐ風景が広がる。

しかし、300m、1キロと進んでも、源流の看板もない。山道へと掛かり、なおも行く。ちょうど出てきた人に聞くと、もっと下とのこと。通り過ぎたらしい。あやふやながら、又道を戻る。

あった!何と道の際であった。行きがけに「私有地につき立入禁止」の看板を不思議に思っていたところ。その手前が、源流の泉!

「源流の泉」本当の源流はもう少し上とのこと。湧き出る地下水を分水して、自然流下でこの泉に流しているとか。この泉周辺は、町田市により約2500平米の「泉のひろば」として整備、木道が敷かれ、ボランティアが町田市と連携し、保全に当たっているという。でき得るならば、「源流の泉」の看板を立てて欲しいもの。探す人が多いとも聞く。

見渡すと、そこには田んぼ、里山が広がり、谷戸の風情が漂う。小山田バス停まで、道を戻り、町田駅まで、バス。蒸し暑い日のウォーキング、今日はこれでお終い。