残堀川・国立桜めぐり
(歩行日―2002/3/28)

玉川上水駅→玉川上水緑道→残堀川→昭和記念公園→残堀川→根川緑道→青柳段丘崖→谷保天満宮→国立(約16キロ)


桜を巡るか、新緑にするか迷いながら多摩モノレールに乗る。東京も北の方は新緑が始まったばかり、桜は何と見頃である。桜コースとする。

玉川上水駅で下車。玉川上水緑道を遡る。上水の水は白濁しており、水量は多い。上水の周りには武蔵野の雑木林の芽吹きが始まったばかり。何とも爽やかな、新しい息吹に心躍る。雑木林の紅葉、そして新緑は、武蔵野に住む幸せを一番感じさせてくれる時である。

畑、住宅の中を進む上水を満喫しながら、緑道を進む。土の道が何とも足に心地よい。武蔵砂川駅の横を過ぎる頃、玉川上水は残堀川と交差する。何と上水が残堀川の下深く潜っているのである。上水は交差した後、また地表に現れる。

上水と交差する残堀川へと左折する。その残堀川は水が少なく、汚れている。何とも寂しい川となっている。左折して暫くすると、両側には桜が植えられ、目を楽しませてくれる。川幅が広いため、枝垂れて咲くことはないが、ずっと続く桜並木は立派なものである。

残堀川は昭和記念公園の中を進む。旧立川基地の約半分を整備した公園は、花盛り。桜、レンギョウ、雪柳、トサミズキ、ヒュウガミズキ、モモなど、色鮮やかである。春休みとて、子供達の声が浮き立っている。好天に誘われ、家族連れのピクニックがそこここに。











大きく枝を広げた桜、若緑鮮やかな柳、広い公園の中は、まことに気持ちよい。余にも広すぎて、全部見るには時間がかかりそうで、今回は通り過ぎることにする。西立川駅へのゲートを出て、JR青梅線を渡る。

残堀川沿いには、暫く歩けないので、富士見通りを南へ下る。富士見の坂を下ると残堀川が見えるが、グルッと廻らないと川に出ることはできない。残堀川は、相変わらず水が少ない。全く空堀になっているところもある。しかし桜並木は見事。JR中央線の高架をくぐり、なおも桜並木を愛でながら進む。残堀川は多摩川へと続くが、私は根川緑道へと入る。

緑道の桜も満開である。そしてここも人、人、人。ここでこれほどの人と出会うことは珍しい。それほど桜のトンネルは見事である。緑道のせせらぎの水は、やはり少ない。子供達がその水遊びに興じている。何とも楽しそうである。

1キロ足らずの緑道は切れ目なく桜並木が続き、せせらぎを中に枝垂れるように咲く桜は老若男女、しばし立ち止まり、カメラに収める者、絵を描く者、寝転ぶ者、お弁当を広げる者、短い桜の季節を満喫している。春の景色である。

根川緑道から、青柳段丘崖の進む。段丘崖上から下へと下り、田んぼの中をレンゲ畑を探して進む。梨の花の咲く畑を過ぎ、せせらぎ沿いに進むが、レンゲ畑はない。数えるほどのレンゲ草を見つけたのみ。寂しい限りである。

谷保天満宮への段丘を登り、谷保駅へと北上する。JR南武線を越して、谷保駅を背に国立駅へと北上する。暫くすると有名は国立の桜並木が始まる。

国立駅へと真っ直ぐの道は両側を200本を越える大木・古木の桜並木が続く。大学通りである。ヨーロッパ風の住宅が続き、一橋大学脇では、学生達が桜の根元でお花見の宴。桜見物の人々で歩道は、大混雑。途中にある歩道橋の上からの眺めは最高、そして、また歩道橋は人で一杯。



雨の合間の、満開の桜を求め、最後にたどり着いた国立の桜並木に、感動し、今年の桜めぐりのウォーキングの最終ページも終わる。今日はこれでお終い。