善福寺川緑地・善福寺池公園
(歩行日―2001/9/5)
地下鉄丸の内線中野富士見町駅→神田川→善福寺川→和田掘公園→大宮八幡宮→杉並児童交通公園→善福寺川緑地→善福寺池公園→中央線西荻窪駅(16キロ)

善福寺川を神田川との合流地点から、源流のある善福寺池まで遡る。
地下鉄丸の内線、中野富士見町駅で下車。方南町方面に出ると神田川はすぐそこ。
神田川を遡る。護岸工事がなされ、高いコンクリート塀にさえぎられて、水面を見ることも難しい。その塀には上にたくオブジェ。その下のコンクリートにもデザインがなされている。
すぐに神田川、善福寺川の合流地点に着く。今回は善福寺川を上流に遡る。水は思っていたよりもずっと澄んでいる。ゴミもない。コンクリートの塀も姿を消し、水面もきれいだ。木が少なく、木陰がないのが暑い日にはつらい。
少ない木陰を求めて、右岸、左岸と行く。
和田掘公園近くになると、桜の木が姿をあらわす。木の種類も多く、新緑、紅葉と楽しめそうだ。水は澄み、よどむことなく、流れていく。野川、仙川、丸子川と歩いて、このように澄んだ水は初めて。心まですっきりとなる。
和田掘公園には、野球場、グラウンドがあり、中学生達が試合をしていた。まだ幼さの残った顔が初々しい。和田掘公園内の、和田掘池を廻る。釣りは禁止。かわせみも来るという。楽しみにしていたら、今はほかにえさが多いので、寒くなってから、と。
和田掘公園から、左岸に渡り、大宮八幡宮への階段を上る。一帯が鬱蒼と大木に囲まれ、源頼朝が奥州征伐に向かうときに、源氏の氏神・八幡社を勧請したとある。宮内で、天然記念物、東天紅鶏にであった。最高40秒もの長鳴きをするという鶏だ。
また、この一帯は松ノ木遺跡でも有名である。
この辺りの善福寺川は両岸を桜並木に囲まれ、春にはさぞ見事であろうと思われる。来年の桜はここか。
両岸にはサイクリングロードが整備され、杉並児童公園、善福寺緑地と続き、東京都内とは思えない静けさ、そして濃い緑が連なる。
公園が終わると、風景は一変する。川岸近くに立ち並んだ住宅の中を流れる善福寺川は、その澄み切った水さえもうない。臭いさえする。両岸の道はだんだんと細く、狭くなる。その道も亀裂が入っており、地震が心配になる。
今までとあまりにも違う風景に、水の流れに疲れさえ覚える。延々と5キロ近くも行く。中央線の高架下を川は行く。
川も、だんだんと細くなる。澄んだ水のところには少なかった、カモやゴイサギが見られるようになった。
井荻小学校のところで一般道に廻る。川の上にはつる植物が茂り、人の通行を阻んでいる。グルッと周り、善福寺川に戻ると、尚いっそう川は細くなり、源流近しを感じる。
着いた。とうとう着いた、善福寺池。ここは東京なのか。鬱蒼と草の茂る中ノ島。それを取り囲む木々。柳の大木も大きくしだれ、風に揺れる。最終地点としては、なんとも心休まる場所である。お茶を飲み、お饅頭を食べ、歩き終わった幸せをかみ締める。湧水があると聞いていたが、これなのか。
住宅街の細い道をしばらく行くと、西荻窪へ行く道に続く。西荻窪駅。今日はここでお終い。