さて、一方が窓、もう一方が鏡という長い長い鏡の間を(優雅に)歩き、しばし解散となる。 何かマリー・アントワネットの物でも記念に、と 思ったのだが、あんまり目ぼしい物もなかったので、 とりあえずバッグのポケットに入っていた小銭で、 ハガキを一枚買った。 外へ出て、しばし庭園を散策する。プチトランという 列車も走っていて(他には馬車もあった)、トリアノンの 方にはそれを使って行くのだそうだ。 確かに、ぱっと見てもトリアノンは遠そうだった。 疲れ果てて私たちはバスに乗り、またパリに戻る。 途中トイレ無料、お水飲み放題の免税店に寄ったのだが、ブランド物を見る 元気もあまりない(他のツアーの日本人もたくさんいたし)。夕方のラッシュに ひっかかりながら、パリの街に戻る。途中、ニューヨークの1/7の大きさ という自由の女神(フランスがアメリカに贈ったお返しに在仏アメリカ人から 贈られたらしい)も見えた。 ![]() ![]() ![]() ![]() ツアーバスを降り、夕食はどうしようか、と二人で話す。結局、近くにモノプリ (MONOPRIX)というスーパーがあるらしいので、そこに行って惣菜とか 買って、部屋でワインでも飲もうということになり、一路モノプリへ。 地下の食料品売り場には、何人か日本人も買い物をしていた。見るだけでも 楽しい店内をぐるぐると歩いていると、途中でNARUはワイン売り場に 釘付けになり、私は痩せる水「コントレックス」が束で売っているのに釘付けに なっていた。しかしやはりここでもチーズ売り場は壮観である。別に切り売り してくれるチーズ売り場があるのに(ものすごく大きなカットではあるが)、 棚も一列半くらい全部チーズ。さすがに悩んで、一つ買う。後はトマトと お惣菜を買って、上の階へ。 パン売り場で細くて長いフランスパンとマカロンを買い、店を出る、のはよい のだが、どうやってホテルまで帰るのか私たち。「メトロで帰る?」と聞く NARU。まあ今日は惣菜とかパンしか買ってないので、盗られるとは思えない ので、しぶしぶメトロの駅を目指す。がさがさとモノプリの袋を持って、 しばらく歩き、チュイルリー駅を見つけて降りる、とどうも出口から入って しまったらしく、「出直して、反対の入り口から入ろうよ」とNARU。 ほどなくやってきた電車に、「メトロ初体験じゃー」と思いつつ、どきどき しながら乗り込む私。案外中はキレイ。席が空いていたので、座り、バッグを ぎゅーっと握り締めて辺りを見回すと、帰宅途中の会社員とかOL(っていう のかな)のような人も多く、そんなに怖い雰囲気ではない。しかし、スリはスリ らしい格好をしているわけではないので、気を緩めることなく荷物を抱える。 周囲のフランス人(多分)を見ても、荷物はやはりしっかりと持っていたり、 抱えていたりしていた。
あー、まだ着かないかなー、と、どきどきしながら駅を数え、やっとのことで、 終点のラ・デファンス/グランド・アルシュ駅に到着。ほっとしてメトロを降り、 周辺の人に注意しながら地上へ出る。まだ明るい広場にはたくさんの人がいて、 思い思いに座って話をしたりしていた。とりあえずホテルに入り、部屋へ戻る。 疲れきってはいても、ワインを開け、惣菜(それもフランス製だ)やフランスパン、 チーズを食べると、家で同じことをするのとはまた違った雰囲気で、楽しい。 「あー、明日帰るんだねえ」と思いつつ、飲んで食べて、短いこの旅の思い出話に 盛り上がった。まだまだフランスにいたいような気もするし、もうそろそろ日本に 帰りたいような気もする。 しかし待て、帰国の前に買い物だ。 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 |