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さて、念願(?)のワインショップにも行き、そろそろ帰ろうとタクシー乗り場を 探す。ところが、ガイドもないしもらった地図にはタクシー乗り場が書いてない。 見渡してもタクシー乗り場なんてどこにもない、ということで、私たちはタクシー 乗り場を探して歩くのだが、行けども行けどもタクシー乗り場はない。市役所の 方に行けばあるかも、と思って行っても見つからないので、川沿いの大きな 道へとおりかえす。しかし大きな道だというのに、そこにもタクシー乗り場なぞ なく、しかも段々人通りが少なくなってきて(車はがんがん走ってるんだが)、 さらにお店は祝日で休みだし、変な店も時々あるし、と私の恐れる 「外国で犯罪に遭いやすい」状況になっている。 「何でワインショップで聞かんかったんよー!!」 「何でこんな道通るんよー!!」と、恐怖と疲れで半べその私は怒りまくり、 そんな私に「そんなことをここで言ってもしょうがないから、歩こう、ねっ」と 冷静に諭すNARU。しかし私の頭の中は「成田離婚」の文字が(太字で) ぐるぐる回っていたのであった。 そんなこんなで、やっと人通りのある方に向かい、さらにタクシー乗り場を 探していると、バス停かと思われるようなところに「TAXI」の文字!! あー!!やっとみつけたー!!!と安堵して、1台のタクシーに乗りこむ。 ハンドルが左なのは当たり前だが、運転手さんは・・インド系の女性であった。 うーん、インターナショナル。 ![]() ![]() ![]()
やっとのことでホテルに着いた私たち。少し休んで夕食に出発する。 今日の夕食は、フランスで最も有名なシェフと言われる「ポール・ボキューズ」 のセカンドメゾンであるブション(ビストロのことをリヨンではそう呼ぶそうな) 「LE NORD」である。添乗員Nさんが計画・予約してくれて、ツアーの メンバーほとんどが行くことになっている。ホテルのロビーに夕方7時に 集合して、揃ったところで出発。地下鉄で行くらしい。まあこれだけ人数が いるから地下鉄でも大丈夫か、と駅に歩いて向かう。
Nさん曰く、「歩いて10分くらい」のところをぞろぞろと歩く。団地っぽい建物がたくさん建っている にも関わらず、人通りはあまりない。途中で街で よく見かける深緑色の不思議な物体に遭遇。 写真を撮っていると、「これは何?」とツアーの メンバーに聞かれる。実はこれは空き瓶 (だけじゃないかもしれないが)を捨てる所で、 私たちもさっき街をふらふらしていた時に、 空き瓶を捨ててた人を見かけたので分かったのだ。 そんな会話をしながらてくてくと駅に到着。 Nさんが切符を買ってくれて、改札(と言っても機械に通すだけ)を通り、 親切にも待っていてくれた電車にみんなで走って乗る。「リヨンの地下鉄は パリと違ってキレイで安全な感じ」という情報を事前に得ていた私。 確かに地下鉄も駅もきれい、なのだが、やっぱり乗り換えのホームを歩くときは、 みんなでいるとは言え、ちょっとどきどきした。 さて「LE NORD」に着いた私たち。早速ワインを注文する。 Nさんが「みんなで同じものを頼んで、後で計算しましょう」と言うのでそうして もらう。そうして頼んで出てきたのは日本でもおなじみの「ボージョレ」。 「これは日本でも知られているジョルジュ・デュブッフのボージョレです」と Nさん。「デュブッフのボージョレね」と思って飲むと・・「えー!」とびっくり。 日本で飲むのとは違うのだ、本当に。もちろんフランスで飲む方が格段に 美味しく、「輸出用は味を変えてるんじゃないのー?(超失礼)」と思ってしまう くらい。もともとボージョレ好きの私。ぐいぐいと飲みまくる。 メインは仔牛。「親牛は狂牛病の関係もあるし、これからは仔牛がメインに なるでしょうね」とNさん。欧米人は肉をメインに食べてきたから、狂牛病とか 口てい疫とか出てくると大変だよなあ、と思いながら食べる。美味しいのだが、 かなり量が多く、がんばったけど食べきれずに残してしまい、デザートへ。 シャーベットの盛り合わせにとても大きな円盤状のクッキーがついてて、思わず しゅるるると投げたくなってしまった。
食事を終え、夜景のキレイなソーヌ川の岸をみんなで散策する。橋や建物も ライトアップされて、雨(食事中に降っていたらしい)の上がった街はきらきらと 美しく輝いている。 「あー、来てよかったー」と自由時間のことも忘れてほのぼの思う私。
しばらく歩いた後、タクシーで帰る組と地下鉄で 帰る組に分かれてホテルに戻る。私たちは早く ホテルでゆっくりしたかったので、タクシーで帰り、 昼間買った苺を風呂上りにちょっとだけ食べて寝た。 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 |