石島流「資格の取り方講座」


公認会計士(2次)、税理士同時合格を生み出した秘訣

今、保有している資格は、公認会計士、税理士、中小企業診断士、社会保険労務士、宅地建物取引主任そのほか運転免許証?

このうち、たぶん日本でただ一人と思いますが、公認会計士2次試験と、税理士試験を同じ年に合格したという経験を持つ私の受験術をまとめてみました。

1.まず、宣言することです

人間の気持ちは、弱いものです。誰も知らないところで、資格にチャレンジしよう、なんて思っているとまずダメ。

大勢に言っちゃうことです。

「今年は○○にチャレンジするぞ!」

えっ、落ちたら格好悪いって…    良いじゃないですか。そんなに完璧な人生なんてないのですから。

それより、言葉に出して、チャレンジしてみることです。

きっと、合格へのパワーが倍増します。

有言実行です。


2.勉強しやすい環境を作る

なんと言っても勉強時間を確保する事が重要です。

街の図書館などの利用が効果的。私も休日は朝から夕方まで図書館で勉強しました。

夏は冷房、冬は暖房費がかからないし、なんと言っても、すべてから解放され、勉強に専念できるのが最高。

うるさくしつこい女房(ウチはそんなことありませんが)からも解放されるのです。

ただ、図書館に行ったけど、週刊誌読んで終わったなんてことがないように。


3.できれば、専門学校通い

国家資格を取ろうと思ったら、専門学校へ通った方が効果的。

授業料は高く感ぜられるが、これも自分への投資。

飲み代は平気で出せるのに、自分への教育投資ができなくては、資格失格。(下線部はシャレのつもり)

労働省から補助金のでる制度などは、大いに活用したいもの。

地方の場合は、通信教育でもやむを得ないが、できれば無理してでも通学が良い。

それに専門学校に通っていると、石島先生のようなすばらしい先生に会うことも


4.友達を作ろう

単独での勉強より、仲間と勉強は一面で効果的。できれば、自分よりレベルがうえの人とつきあいたいもの。

受験専門学校に通っていれば、仲間もできやすい。

ただし、受験期間は飲み友達とならないこと。勉強仲間と飲むのは合格時か、不合格時?に限定したい。

たまには息抜きが必要なんて考えるようじゃ、まだまだ!!

試験は点取りゲーム、それ自体がレジャーです


5.参考書は絞ること

あまり多くの本に手を出さないこと。基本をしっかりが合格のポイント。満点を取る必要はないのです。

合格点ぎりぎりで受かるのが、受験のテクニッシャン。

基本が大切なのです。

本代をいくら多く払っても、本屋さんで合格証書は売ってません。



6.問題で実践力

できるだけ、アウトプット(答案演習)に力を入れること。

こちらの方は、時間をかけてでも、紙に書いて本番での実践力を付けること。

わかっているんだけど書けないと言うのでは、わかってない証拠。合格しない。


7.試験会場では自分が一番

試験本番では、皆がすごくできそうに思えるものです。

でも、大丈夫。みんな自分と同じ受験者。

準備万端、自分はやれるだけのことはやってきたという満足感をもって望んで下さい。

この充実感があれば受かるのです。  

要は、常日頃しっかりと勉強する事が秘訣
(これでは秘訣とは言わないか? でも、その通りなのです)


   

CMコーナー
PHP簿記の本以外の石島洋一の著書

「バランスシートがやさしくわかる本」(ぱる出版)
…わかりにくかったら返品可能な本です

「決算書がおもしろいほどわかる本」(PHP研究所)
…お陰様で文庫がベストセラーになりました

何か、ご質問,ご意見等ありましたら、下記宛、メールお送り下さい。 
ishijima@ops.dti.ne.jp

ホームに戻る