ジョイント音発生器(音声合成)
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■ジョイント音発生回路?
電車のジョイント音(「ガタンゴトン」という音)を鳴らす回路です。
音声合成の実験のために製作してみました。とても簡単な回路でできています。
■回路
無安定マルチバイブレーターで発生させたパルスをカウントし、アドレスとしてROMに入れ、ROMが出す8ビットの信号をR−2RラダーのD/Aコンバーターで音の信号にし、 アンプで増幅してスピーカーを動かします。
コンパレータが、音のデータが終わるときにカウンターをリセットし、ジョイント音が一定間隔で繰り返し鳴るようにしています。
サンプリング周波数を変えることにより、ジョイント音の周期が変わるため、電車の速度が速くなったり、遅くなったりしているように聞こえます。
ROMに書き込むデータは、Waveファイルのヘッダー部分を消去したものです。
音声も再生してみましたが、サンプリング周波数を22kHz程度にすれば、十分聞き取れます。512kbitのROMにも簡単に対応できるように回路を設計しました。
(c) 1999 Ishijima Seiichiro