スキーに行くとなると、とても嬉しい。なんだかドキドキする。
※ 今でも、スキーに行くときはドキドキするよ。
船橋から集合場所の原宿までシャトルバスが出るので、昨日の夜8時に船橋に着けるように家を出た。船橋に着いたら、スキーを持った集団と合流した。この人たちも同じシャトルバスに乗る人たちだ。集合場所の公園でバスを待っていたが、なかなか来ない。出発時間になっても来ない。一緒に待っていた女の子の携帯電話に連絡が入った。シャトルバスが故障したらしい。みんなブーブー言いながら電車で原宿へ向かった。原宿の集合場所を確認してなかったし、パンフレットも持っていかなかったので、場所がわかるかどうか心配だった。しかし、原宿に着いてみるとそんな心配は不要だった。スノーボードやスキーを持った人がたくさん集まっていたので、すぐに集合場所がわかった。
※ ホントにひどい。連絡つかなかったらどうするつもりだったのか?
券を受け取るために並んでいたら、雨が降り出した。折り畳み傘を持っていってよかった。11時頃にようやくバスが出発した。大体1時間遅れての出発だ。中学のスキー教室、友達とスキーに行ったときも夜行バスだったので、夜行バス=スキー という印象が強くなっている。夜行列車、夜行バスが好きだ。普段は見ない、夜の景色をゆっくりと眺めることができるからだろう。
※ 夜行バスは寝られないけど、夜の景色を眺めるのはなかなかいい。
シートピッチが結構広く、隣の席が空いていたので案外寝やすかった。
※ そうかぁ?
目が覚めると斑尾サンパティックスキー場に着いていた。着替え場所のホテルがまだ開いていないので、しばらくバスの中で待っていた。受付を済ませ、ロッカールームへ行った。今までで一番汚いロッカールームだった。
※ ホント、最悪。
ロッカー代が300円かかるので、荷物を持って先に食事を済ませてしまうことにした。
※ 貧乏には辛いよねぇ。
ホテルのラウンジに行った。朝食セット(540円)を取ったが(これしかない)、パン2個にジャム、ほんの少しのポテトサラダとほんの少しのオレンジジュースだけ。あまりにもひどい。
※ そうそう。これも最悪。
こんなホテルに泊まらなくてよかった。
※ ホント、今でも同感。
着替えを済ませて荷物はロッカーへ。ロッカーが有料なので、ナップサックに水筒などをいれて持っていった。自分の板を持っていくとわざわざ借りなくていいのが嬉しい。
早速ゲレンデへ降りた。このスキー場は、ゲレンデの頂上にホテルが建っている。ペアリフトが2本だけしかない小さいスキー場だ。空いていたので、気持ちよく滑っていた。しかし、どんどん中高校生スノーボーダーが押し寄せてきて、リフトが混んできた。リフトは、この前行ったときのザウスと同じような状況になってしまった。遅いペアリフトなので、輸送力不足だ。快適にバリバリ滑るという訳にはいかない。スノーボードをやっている人がとても多い。スキー対スノーボードが大体1対6位だろう。中高校生が多く、みんなとても下手だ。下手な上に(初めはみんな下手なので、これは仕方がないのだが)マナーが悪くて、最低の集団だ。こうゆうヤツらを見ているとうんざりしてしまう。
※ どうしてここまで... というほどひどかったなぁ。
来年は、いい雪のある、高校生のいない時期を狙って、もう少し高級なスキー旅行へ行こうと思った。
午前中はすっかりイライラしてしまったので、昼食を取ることにした。ホテルで朝食を取って、「昼食はもうこんなところで食べるものか」と思ったので、ゲレンデのしたにある小さい喫茶店のようなところで昼食をとった。800円のカレーにしたが、レトルトでまずかった。しかし、冷たい水が飲み放題で、水筒にも補充できたのでよかった。
午後は最低ボーダーを無視して滑るようにし、うまく滑れるように練習した。目線が近いようだったので、遠くを見るように意識して、思い切って滑った。エッジをなるべく立てるようにし、前傾姿勢にならないように注意した。
※ うんうん。つまらないことには目を向けずスキーを楽しむが一番。
夕方頃には、悪雪と自分のスキーに慣れて、楽しく滑ることができた。速いリズムで滑ることもできて、スキー教室の時よりさらに上達したと思った。
※ 最初の頃は、1日滑るだけで劇的に滑りが変わるよね。
夕飯は、ホテルで食べたくなかったので我慢した。帰りのバスはハイデッカーの新型車だった。隣に座る人がいたが、一番前の席だったので最高だった。かっこいい運転席も見える。
※ このバスだけは最高だった。
滑り疲れたせいで、すぐに寝てしまった。軽井沢のドライブインで山菜そばを食べた。500円で今回のスキー旅行で一番安い食事だが、他とは比べられないほどおいしかった。おみやげの山菜漬けを買った。
早朝、新宿に着いた。5時までバスの中で寝ていた。五反田経由で帰ってきた。朝御飯を食べお風呂に入ったが、疲れていたので、ベッドで3時まで寝てしまった。
※ いわゆる、「安かろう、悪かろう」の典型。でも、なるべく安くして多く滑ってやろうという心構えが良いですな。