スキー日記 1999



1999シーズン

もうやめられないよ... スキー!!

1998年12月6日 NEWスキーウエア

今持っているスキーウエアは、6年前に買った物で、古くなってしまった。きっとたくさん滑るだろうから、新しいウエアを買っても損はしないだろう。ということで、お茶の水スキー店街へウエアを探しに行った。前のウエアは、3月くらいに買ったため、気に入った物を見つけることができても、合うサイズを探すのに苦労した。今は12月だから、きっと気に入る物が残っているはず。

友達とたくさんの店を回る。しかし、昨日下見したときにいいと思ったウエアがどうしても気になって、他の物が目に入らない。今シーズンのウエアなので、ちょっと高い。

散々歩き回ったが、結局そのウエアを買ってしまった。気に入った物を買えたから満足だったが、予算オーバー。「まあ、たくさん行けば、1日分のウエアにかかるコストも下がることだし。」と思ってしまう。



1999年12月22日〜23日 やっとシーズン
かぐら・みつまた・田代 (新潟県) 滑走日数 2日 通算28日
天気:吹雪、濃霧 最高の雪ドッサリ
ゲレンデ:リフトもゲレンデもガラガラ

ロボット技術研究会のH 先輩からスキーのお誘いがあった。 そういえば、去年の今頃にも、Hさんから「スキーに行かない?」とお誘いがあった。 そのときは、

スキーか。 今年は大学のスキー教室に行くし。 1シーズンに何回もスキーに行くのはねぇ。 お金がかかるし。
ということで、行かなかったのだ。

しかし、去年のスキーで、すっかりスキーに填ってしまったのだ。

そこで、シーズンが始まるずっと前から、「今年は、たくさん行きますから、ジャンジャン誘ってください。」 とお願いしていた。

待ちに待ったシーズン! スキーが好きな人たちがどれだけシーズン入りを喜ぶのか、初めてわかった。

「もちろん、行きます。」 Hさんに連れて行ってもらった。

湯沢にHさんのマンションがある。大浴場もあって、部屋も驚くほど広い。家族が皆スキー好きで、数年前に購入されたそうだ。うらやましい。




1999年1月2日〜4日 ロボット技研の正月スキー
志賀高原 (長野県) 滑走日数 2.5日 最終日は午前中だけ 通算31日(実質28.5)
天気:雪ときどき晴れ 新鮮雪たっぷり
ゲレンデ:ほとんどリフト待ちなし。思う存分




1999年1月23日 誕生日スキー
田代・かぐら (新潟県) 滑走日数 1日 通算32日
天気:晴れのち雪 またもや良い雪
ゲレンデ:ガラガラ リフト待ちほとんどなし



1999年1月24日 雲海
岩原 (新潟県) 滑走日数 1日 通算33日
天気:晴れ 下は腐った雪、上は まあまあ
ゲレンデ:リフト待ち最長10分ほど




1999年3月1日(月) 今年もスキー教室に参加
志賀高原 一ノ瀬ダイアモンド (長野県) 滑走日数 午後少しだけ 通算34日
天気:晴れ 良い雪
ゲレンデ:ガラガラ リフト待ちほとんどなし

去年、参加し、僕をすっかりスキー人間にさせてしまった大学のスキー教室に今年も参加した。 このスキー教室は、ずっと楽しみにしてきた。さらに、1ヶ月以上滑っていないこともあり、 滑れるのが嬉しくて仕方がなかった。

志賀高原に着いたのは、お昼過ぎで、班分けがある。A-1 〜 E 班まであって、去年はC-3班だった。 先生3人がお手本に滑る。A先生の滑りは印象的だった。「あれがカービングスキーなのか。」僕はカービングスキーを持っていないが、あの先生に教わりたいと思った。

すると、偶然か、願いが叶ったのか、それとも運命だったのか。 僕は、A先生率いるB-1班になった。(A先生には、このスキー教室のあともずいぶんお世話になっているのです)

去年お世話になったN先生: 「ずいぶん出世したねぇ〜」

SSAWSにも行って練習しても、うまくなったとは思えなかったので、N先生の言葉は嬉しかった。


1999年3月2日(火) パラレルターンを目指して
志賀高原 一ノ瀬ファミリー、ダイアモンド(長野県) 滑走日数 1日 通算35日
天気: 良い雪
ゲレンデ:ガラガラ リフト待ちほとんどなし

今年の目標は、「パラレルターンもどき」を「パラレルターン」にすること。

「板の性能を出せるように」ということで、少しだけプルークにして直滑降をする。 凄いスピードが出るので、これは怖い。度胸試しだ。


1999年3月3日(水) 林の中へ
志賀高原 一ノ瀬ファミリー、ダイアモンド、焼額山(長野県) 滑走日数 1日 通算36日
天気: 良い雪
ゲレンデ:ガラガラ リフト待ちほとんどなし



1999年3月4日(木) ハンドスライディング
志賀高原 横手山、渋峠、熊ノ湯など(長野県) 滑走日数 1日 通算37日
天気: 良い雪
ゲレンデ:ガラガラ リフト待ちほとんどなし

白銀の山 ハンドスライディングをやってみたい。


1999年3月3日(水) もうちょっと
志賀高原 一ノ瀬ファミリー、ダイアモンド、寺子屋(長野県) 滑走日数 午前中だけ 通算38日
天気: 良い雪
ゲレンデ:ガラガラ リフト待ちほとんどなし




1999年3月8日〜10日 お地蔵さん
山形蔵王(山形県) 滑走日数 3日 通算41日
天気:晴れ、雪 下の方はベチャ雪あり。上はいい雪
ゲレンデ:ちょっと混んでいるところあり リフト待ちほとんどなし

ロ技研仲間+制御工学科の人たちと行く。

蔵王といえば、樹氷。朝早く山頂までのロープウエーに乗る。予約券なしに乗ることができた。 山頂コースは人気だが、ロープウエーに乗らないと行くことができない。山頂には、肩まで雪に埋まったお地蔵さんがいらっしゃる。賽銭箱がスキーに乗って置いてある。「ケガをしませんように...」

樹氷コースは眺めがいい。でも狭くて人が多い。樹氷は確かにきれいだったが、木というより、雪の固まりにしか見えない。なんだか、あんこを付けすぎたぼた餅のよう。個人的には、雪が降ったあと、枝が白くなった木の方が好きだ。

山頂から一気に下まで降りる。大回りで気持ちよく滑っていると、いきなりこぶが出現。「やばい」と思った瞬間、派手に転んでしまった。転んで回転した際、足をひねってしまった。これは、すぐに治りそうもない。お地蔵さん、さっきお願いしたばかりなのに。

せっかく来たのだからと、2日目、3日目も痛い右足をかばいながら、滑ってしまった。



1999年3月11日〜18日(休憩日含む) 滑り納め
湯沢周辺(新潟県) 滑走日数 5日 通算46日
天気:晴れ、雨 かぐら以外は春の雪
ゲレンデ:空いていた。 ガーラはリフト待ちあり。




1999年4月7日 SSAWSシーズン、スタート
SSAWS (千葉県) 滑走日数 1日 通算47日(実質43)
天気:関係なーし! SSAWS雪
ゲレンデ:

蔵王で転んでけがをした右足も治ったので、久々にSSAWSへ滑りに行った。

SSAWS狭いが、治った足で滑れたのが嬉しかった。痛い足をかばって滑っていたのが悪かったのか、SSAWSの雪が悪いのか、なんだかうまく滑れなかった。



1999年4月13日 安心してSSAWS
SSAWS (千葉県) 滑走日数 1日 通算48日
天気:関係なーし! SSAWS雪
ゲレンデ:

所属する研究室が決まった。ジャンケンで希望の研究室所属を勝ち取った。安心したので、SSAWSで滑る。



1999年4月26日 休業明けSSAWS
SSAWS (千葉県) 滑走日数 1日 通算49日
天気:関係なーし! SSAWS雪
ゲレンデ:

先週はSSAWSはお休みだった。滑れなかった先週は辛かった。

もしSSAWSがなくなってしまったら。なんて考えると恐ろしい。



1999年5月5日 休日だけどSSAWS
SSAWS (千葉県) 滑走日数 1日 通算50日
天気:関係なーし! SSAWS雪
ゲレンデ:休日にしては空いている

今年たくさんスキーに連れて行って下さった先輩と、ベンチャー会社の社長さん(ともにロ技研の先輩)とSSAWSへ。2人は休日でないと滑れない。

激混みを予想していたのだが、そんなことはなく、少し待てばリフトに乗れるくらいだった。

先輩の借りたモーグル用スキーとカービングスキーに乗ってみた。 モーグル用は細くて軽い。うまくターンの起動ができなかった。 カービングスキーも初めて。「あれれ板が勝手に曲がってしまう」という感じだった。 感想は、「あんまり好きじゃないな。」

夕方には、すっかりこぶ斜になっていた。うまく滑れるかな。こぶ大好きな先輩に見てもらう。 「全部のこぶに乗り上げて滑ってるね。」確かにそうだった。でも、以前より吸収動作ができるようになったらしく、膝がボコボコ上がるのが楽しかった。



1999年5月12日 がんばってSSAWS
SSAWS (千葉県) 滑走日数 1日 通算51日
天気:関係なーし! SSAWS雪
ゲレンデ:空いている

起きたら10時半で、「今日はSSAWSへ行くのやめようかな」と思ったが、今日行かなければ1週間行けなくなってしまうので、がんばって? 行った。

滑り出したら、楽しくて仕方がない。夕飯の時以外休まずに滑った。 気持ちよく滑ったのだが、うまく滑っているのか?



1999年5月17日 疲れていてもSSAWS
SSAWS (千葉県) 滑走日数 1日 通算52日
天気:関係なーし! SSAWS雪
ゲレンデ:ガラガラ

なんだか体が疲れていたせいか、うまく滑れなかった。

でも、「うまく滑る」ということを考えすぎると、スキーがつまらなくなってしまうかも。 好きだからスキーをやっているのだから、楽しんで滑りたい。

SSAWSで滑ると、技術中心になってしまう。




1999年5月26日 いつでも楽しくSSAWS
SSAWS (千葉県) 滑走日数 1日 通算53日
天気:関係なーし! SSAWS雪
ゲレンデ:ガラガラ

先週はうまく滑れなかったので、基本に戻って滑るように心がけた。 楽しく滑った。




1999年6月7日 スッキリSSAWS
SSAWS (千葉県) 滑走日数 1日 通算54日
天気:関係なーし! SSAWS雪
ゲレンデ:ガラガラ

先週の水曜日は、学校へ行かなければならなかったので、久々に滑った。

週1日滑れないと、運動不足になってしまう。スキーをすると、運動不足が解消されてスッキリ。これで勉強もはかどる?




1999年6月16日 禁断のエクストリーム
SSAWS (千葉県) 滑走日数 1日 通算55日(実質51日)
天気:関係なーし! SSAWS雪
ゲレンデ:リフト待ちあり

今年の冬から、おもしろそうだなーと思っていた、エクストリーム・カービング・スキーをレンタルした。1ヶ月ほど前に、お茶の水でエクストリームがどのくらいの値段で買えるのか、見に行った。そのときSALOMONのAXECLEAVERを見て、何となく「いい感じだなー」と思った。だから、その板をレンタルした。

いきなり大回りするのは、なんだか恐ろしくて、小回りから始めた。初めて滑ったときには、いい印象はなかった。僕がこの板に乗るのは、まだ早いのかと思った。もっと普通の板で練習した方がいいのか。

でも、5本目くらいで、「軽く大回りしてみよう」とスタートした瞬間、何だこれ、滑る〜! というすばらしい快感。ほとんど手が雪に付きそうだった。「そうか、これだったんだ。」と、リフト乗り場で並びながら、ニヤニヤを押さえるのが大変だった。

それからは、楽しくて仕方がなかった。きれいな弧を描いてターンしていくのが、足の裏に伝わってきて、気持ちいいし、手を雪に擦りながらターンするのも楽しい。だんだん斜面があれてきたが、お構いなしに滑ることができた。今滑っている板より、ずっと安定していた。グングン回るのが快感だ。

本当に楽しい板であることはわかったが、果たしてこれほどおいしいものをすぐに買ってしまっていいのかと思った。飽きてしまわないかと心配にもなる。 でも、しばらく滑っていると、楽にターンできる板だけど、練習する課題はたくさんあるとわかった。

もう決心はついていた。今度は自分のエクストリーム板でSSAWSに来るのだろう。




1999年6月20日 ついにエクストリーム買った

すっかりエクストリームが気に入ってしまった。もう迷いは1ppm以下! 早速買いに行った。小雨が降っていたが、お茶の水へ着いたときには、雨がやんでいた。

ニューモデルがでてきて、旧モデルの値段も少し下がっているようだった。「ほかの店より、安くしてやる。」と言われたところもあったが、感じがよくなかったので、結局、前にスキー一式そろえた店で買った。スキーは大切な道具。いい気分で買いたい。

'99/'00モデルのAXECLEAVER 8 (152cm)センターマウントの17mmプレートつきに、さらに1cmのリフターをつけ、SALOMONのビンディングをつけた。前の板の2倍も値段がした。

ルンルン気分で家に帰ると、
母と祖母:「なに、またスキー板買ってきたの? だって、持ってるじゃないの!」
僕:「これは、前のと違うの」
母:「フツーの板で練習した方がいいんじゃないの?」
僕:「いいのいいの。これはこれで楽しいから。たまには、前の板で滑ってもいいし。」
でも、あの快感を味わってしまったからには、もう前の板には戻れないだろうな。

今度のSSAWSは、この板で滑りまくり...。



振り返ってみると

パラレルターンができるようになってきた時だったので、滑れば滑るだけ上手くなっていった時だったと思う。 「2級合格」の目標に向けてSSAWSでもよく練習して、スキーに夢中だった。バイトで稼いだお金はスキーに使うというのは、この頃から始まったのか。 (2002.1)

滑走日数:44日(山20日+SSAWS 24日)




(C) Ishijima Seiichiro
ホームページへ