今年の冬から、おもしろそうだなーと思っていた、エクストリーム・カービング・スキーをレンタルした。1ヶ月ほど前に、お茶の水でエクストリームがどのくらいの値段で買えるのか、見に行った。そのときSALOMONのAXECLEAVERを見て、何となく「いい感じだなー」と思った。だから、その板をレンタルした。
いきなり大回りするのは、なんだか恐ろしくて、小回りから始めた。初めて滑ったときには、いい印象はなかった。僕がこの板に乗るのは、まだ早いのかと思った。もっと普通の板で練習した方がいいのか。
でも、5本目くらいで、「軽く大回りしてみよう」とスタートした瞬間、何だこれ、滑る〜! というすばらしい快感。ほとんど手が雪に付きそうだった。「そうか、これだったんだ。」と、リフト乗り場で並びながら、ニヤニヤを押さえるのが大変だった。
それからは、楽しくて仕方がなかった。きれいな弧を描いてターンしていくのが、足の裏に伝わってきて、気持ちいいし、手を雪に擦りながらターンするのも楽しい。だんだん斜面があれてきたが、お構いなしに滑ることができた。今滑っている板より、ずっと安定していた。グングン回るのが快感だ。
本当に楽しい板であることはわかったが、果たしてこれほどおいしいものをすぐに買ってしまっていいのかと思った。飽きてしまわないかと心配にもなる。 でも、しばらく滑っていると、楽にターンできる板だけど、練習する課題はたくさんあるとわかった。
もう決心はついていた。今度は自分のエクストリーム板でSSAWSに来るのだろう。