KRISIUN in TOKYO 2001/10/07

感想

凄すぎます。ひたすら速い曲で押しまくり。これぞデス・メタルという素晴らしいライブでした。

まずは、前座のバンドの感想から。初めて観た NECRONOMICON は割と普通のデス・メタルな感じ。曲も速い曲があるし、なかなか良いんじゃないかと思いました。ただ、RITUAL CARNAGE や KRISIUN と比べると、あまり印象に残っておらず....ごめんなさい。

で、今回一番期待していた RITUAL CARNAGE。前回 VADER のときは 30 分弱と異様に短かったので、今回こそ!と思ってたんですよ。相変わらず、スラッシュ・メタル全開で、さすがでした。1時間ちょいやったと思いますが、非常に良かったです。速いし、ノリはよいし、リフはかっこいいし、ギターは2本とも Randy Rhoads V だし。スラッシュ好きなら、1度は観ないと後悔しますよ。

最後、ヘッドライナーの KRISIUN。RITUAL CARNAGE が終わった時点で、今日は十分満足で来たなぁ、と思ってたものの、始まってみるとあまりの凄さに絶句。ひたすら打ち込まれるブラスト・ビート、MC もデス声で通す Vocal、猛烈な速さのピッキングと、スウィープ・ピッキングを多用して決めまくる Guitar.....
こんな凄いバンドがいたとは....
とにかく凄い凄い。当然のことながら、その猛烈なプレイに応えるために、フロアもモッシュとダイヴの嵐。前から2人目ぐらいで観てたんですが、後ろからは人が当たりまくってくるし、前からはダイバーが飛んでくるし、かなりハードでした。しかし、あれだけ凄いものを見せつけられては暴れるのも当然でしょう。僕も途中我慢できずに、暴れてしまいましたから。

1時間15分ぐらいやって、最後はメンバーがダイヴして終了。完全燃焼しました。それにしても、彼らのプレイはほんと凄いです。こういう発見があるからデス・メタル聴くのを止められないんですよねぇ。ここまで完全に満足できたライブってのも、珍しいかもしれません。なに書いてるか分からなくなってきましたが、結論はデス・メタルファンもデス・メタルファン以外も KRISIUN を聴け!ということで。


[HOME]

ご意見・ご感想などは<kazut@ops.dti.ne.jp>までどうぞ