村松健 プロフィール

懐かしさを追求するピアニスト/作曲家そして奄美三線弾き。1962年5月9日東京生まれ。ピアノをおもちゃ代わりに"わらべ歌" "シマウタ"とBrazillian/Jazzどちらにも親しんで成長したことが、彼独自の世界を育むことになる。1983年、成城大在学中にデビュー、自作自演のスタイルはそれ以来のもの。送り出したCDは30作。心のおもむくままに野に身を置いて、音を紡いでいる。

17年前、導かれるように奄美に渡り、ミハチガツ(旧暦八月)のひと月を過ごすようになる。ウバァに唄を習い、はぶら(蝶)に誘われて森を漂い、海べのスローライフを始める。2004年、島暮らしの傍らに生まれる"旬"を届けるべく "KeenMoon" レーベルを設立。近作『88+3』では、ずっと伴奏楽器でしかなかったサンシン(奄美三線)を独奏楽器としてフィーチャー。ピアノやウクレレとの世界初のコラボレーションは、たゆたう島時間と忘れ得ぬウムィ(思い)を届けてくれる。

テレビCMは現在オンエア中のアフラック「光のワルツ」やミツカン味ポン「いつもの幸せ」など多数。 氾濫する音の中のふと我に返るようなエアポケット感は、この時代に置ける彼の存在感そのものなのかもしれない。2007年秋オンエアの自然派アニメ『スケッチブックfull colors』では劇中音楽を担当。彼の真骨頂であるエモーショナルで叙情的なサウンドは、新たな世界を予感させるもの。

彼が当日、演奏メニューを決めるのは、一期一会にその日/その場所でしか出来ないプレイを実現したいから。森の中・月夜の浜辺・古寺の境内・廃校などのロケーションを生かした夢のコンサートで時空を共にする。群馬テレビ「三国街道風の道しるべ」などの旅番組に音楽担当兼旅人として出演。3つのエッセイ集や北海道新聞/南海日日新聞への連載、コミュニティFMをネットするプログラム「海辺スローライフ」あまみエフエム「夕すだみにSLOW」のパーソナリティなどその活動は一貫して自然体で臨むもの。日々の暮らしと季節の彩りが織り込まれた彼の"Japanese Piano"は、優しくせつなく心の奥へと染み込んで、幸せの在り処へ導く。奄美大島在住