Miles Davis
プロフィール |
マイルス・デイビス − Miles Dewey Jr. Davis − |
ジャズトランペット奏者、作曲家 |
1926年5月26日イリノイ州アルトン生 1927年同州イースト・セントルイスへ転居 1944年9月ニューヨークのジュリアード音楽院に入学するまでイースト・セントルイスで育つ 1991年9月28日カリフォルニア州サンタモニカ没(享年65歳) |
マイルスは、当時の黒人社会の中では比較的裕福な家庭(父は歯科医、母は音楽教師)に育ち、母の影響で幼い頃から音楽に興味をもち、12歳になった頃にはトランペットのレッスンを受けていました。 イースト・セントルイス・リンカーン高校時代には学校のジャズバンドでトランペットを演奏するかたわら、地元のバーで演奏したり、セントルイスを中心に活躍していたジャズバンド(Eddie Randle's RhumBoogie Orchestra)のメンバーにも加わったりして、その頃から天才の片鱗を見せていました。 その頃のセントルイスはトランペットの名手が集まるので有名で、マイルス曰く 「セントルイスは音楽の学校だった」そうです。 |
代表作 |
音楽 |
![]() |
クールの誕生 [LIMITED EDITION] - Birth of the Cool - (1949) |
ジャズの歴史を塗りかえたマイルスの名盤が24bitデジタル・リマスタリングで登場。ギル・エヴァンスGil Evans、ジェリー・マリガンらのアレンジをもとに完成した九重奏団の名演を高音質で。(Amazonサイトより) | |
![]() |
ウォーキン - Walkin' - (1954) |
麻薬禍にあった50年代前半にも多くのセッションを行なっていたが,体調次第のせいか演奏の質はそれぞれバラツキがある。しかしこの54年の「ウォーキン」は,立直りを印象づけるに足る名演奏として名高いもので,50年代のジャズを代表する作品である。(Amazonサイトより) ←画像はウォーキン [LIMITED EDITION]より |
|
![]() |
カインド・オブ・ブルー+1 - Kind Of Blue - (1959) |
50年代末、それまでジャズの中心的なスタイルだったハードバップが、先鋭な発想をもったミュージシャンには飽き足らないものと映るようになっていた。そこでマイルス・ディヴィスは、煮詰まった音楽の一新を計るべく、ジャズの演奏原理に「モード」と呼ばれる新しい音楽理念を導入した。そのときに作ったのがこのアルバムである。
発売と同時に大きな反響を呼んだこの演奏は、新時代のジャズとして、60年代のジャズシーンを主導する重要な歴史的役割を果たした。またこの作品は、ジャズファンだけでなく幅広い層から長期にわたって支持されたこともあって、ジャズアルバムでは異例ともいえるセールス枚数を記録している。 綿密に構成された内容は、それまでのジャズのイメージを変える斬新なものだ。(Amazonサイトより:後藤雅洋氏) 紙ジャケット仕様,DSDリマスタリングによる『カインド・オブ・ブルー』。モードを駆使し,音数を極力押さえた絶妙なマイルスのソロも含め、全体に気品が漂ってくるクールな名盤。(Amazonサイトより) |
|
![]() |
ユア・アンダー・アレスト - You're Under Arrest - (1985) |
当時、毎日ように演奏していたという「ジャン・ピエール」。スッゴクいい曲です。 また、私の大好きなシンディちゃんの「タイム・アフター・タイム」をカヴァーしてるんですねぇ。これまた18番だったようで、うれしい!(by Kumiko) |
|
マイケル・ジャクソン「ヒューマン・ネイチャー」&シンディ・ローパー「タイム・アフター・タイム」のカヴァー、さらにスティングが1曲ヴォイスで参加しているというポップなマイルスの決定盤。(Amazonサイトより) | |
![]() |
Sun City [IMPORT] (1985) |
ブルース・スプリングスティーンのバックをしていたE・ストリート・バンドのギタリスト、リトル・スティーブンが音頭をとって、音楽による南アフリカのアバルトヘイトへの抗議運動として作られたのがこのアルバムです。 マイルス・デイビス、ロン・カーター、ハービー・ハンコックなどがジャズ界から参加しています。その他、「ライブ・エイド」のボブ・ゲルドフ、ボノ、ジミー・クリフ、ボブ・ディラン、ピーター・ガブリエル、ホール&オーツ、リンゴ・スター、パット・ベネター、ピート・タウンゼントなど超豪華なメンバーです。 Kumiko的には、最愛のThe Rolling Stonesのキース・リチャーズとその相棒ロン・ウッドも参加してまして、「Silver & Gold」という曲を演奏しています。(by Kumiko) |
|
←Amazon.com(アメリカ)へリンクしています | |
![]() |
TUTU (1986) |
30年間制作活動を共にしたCBSを離れ,ワーナーに移籍した帝王の第一弾。サンプリング・サウンドを多用しながら,見事に時流を捉えた仕上がり。さらに復帰後の5作中,マイルスひとりが最も突出したワン・マン・バンド的な傑作。(Amazonサイトより) ←Amazon.com(アメリカ)へリンクしています |
映画 |
![]() 巨匠ルイ・マル監督が25歳の時に撮った処女作品。 行き先を失った都会の男女の心情を描く。(Amazonサイトより) 音楽をマイルスが担当しています。 ←Amazon.com(アメリカ)へリンクしています |
ディンゴDINGO (1992) (VHS) 全世界の音楽ファンを悲しませてしまったジャズ界の帝王マイルス・デイビスの死。 その彼の死の直前に出演した幻の映画がついにビデオになって登場。(Amazonサイトより) |
![]() 50年代末から70年代にかけて流行し、若者文化に大きな影響を及ぼしたビート族とビート・ジェネレーションについてのドキュメンタリー。 日本・作品・オフィシャルサイト ←Amazon.com(アメリカ)へリンクしています 製作総指揮:ヒロ・ヤマガタ 出演:アレン・ギンズバーグ/ウィリアム・バロウズ/ジャック・ケルアック/チャーリー・パーカー/マイルス・デイヴィス/ジョン・コルトレーン/ビリー・ホリデイ/アルフレッド・ヒッチコック/ロバート・ミッチャム/バート・ランカスター/マーロン・ブランド/ジャック・ニコルソン/ボブ・ディラン/ジョーン・バエズ他 音楽:デイジー・ギレスピー/セロニアス・モンク/スタン・ゲッツ/トム・ウェイツ/ローリング・ストーンズ/ソニック・ユース/ステッペンウルフ/ドアーズ/ボブ・ディラン/ビリー・ホリデイ他 面白そうな映画ですねぇ。劇場公開は見逃したので、是非ビデオを借りてみたいです。 ヒロ・ヤマガタが製作総指揮というのに、びっくり。(理由は公式サイトに載っています) 豪華な出演人!しかも使用されている音楽にはストーンズもいます。メッチャうれしいです。(by Kumiko) |
本 |
帝王―マイルス・デイビス画集 この世の中を非常に厳しく、正確に見つめているマイルス・デイビス。そのインテリジェンスが生み出したともいえるマイルスの新しい世界-絵をまとめたもの。演奏風景を撮影した写真も併録。(Amazonサイトより) |
MILES SMILES―マイルス・デイビス写真集 没後10年たった現在でも、世界の音楽シーンで注目を浴び続ける"ジャズの帝王"に、死の直前まで10年間密着取材。演奏シーンはもとより、自宅などでの素顔まで、マイルスのすべてが浮かびあがる…。(Amazonサイトより) |
マイルス・デイビス自叙伝〈1〉宝島社文庫 20世紀の音楽…ジャズ。草創期から常にその中心にいて、"帝王"と呼ばれながらも絶え間なく変化を続け、ついにはジャズの範疇からも飛び出した天才。「オレがやっているのは、ただマイルス・デイビスの音楽だ」と豪語した男の実像は、厳しいまでの努力と強烈な自負心に裏打ちされていた…。マイルス唯一の自伝が、待望の文庫化(全2巻)!"バード"や"ディズ"とのNY時代から始まる第1巻。(Amazonサイトより) |
マイルス・デイビス自叙伝〈2〉宝島社文庫 自分のめざす音楽のためには、すべてを犠牲にしても厭わなかったマイルス。波乱万丈のその人生に登場する多くのミュージシャン。友情、仲違い、再会、そして死別。一方で展開するさまざまな女たちとのドラマ。死の淵に立ち、一度は音楽から遠ざかったマイルスを再び駆り立てたものはなんだったのか…。常に黒人としての誇りと怒りを胸に刻みこんで生きた20世紀最大の音楽家の衝撃の人生。(Amazonサイトより) |
セントルイスに来たらここに行け! |
Miles 2001 (特別イベント) 2001年の今年はマイルス・デイビス没後10年、そして生誕75年ということで、セントルイス各地で様々なイベントが用意されています。 詳しくは『Miles 2001』 へアクセスしてください。 |
Missouri Historical Museum (ミズーリ州立歴史博物館) 2001年5月から2002年2月まで『マイルス・デイビス回顧展 - A Miles Davis Retrospective - 』 が開催されています。 (Markunさん情報) ヒストリーミューゼアムのマイルスデービス生誕75周年展行ってきました。 ヘッドホーンを貸してくれて展示の前の番号をインプットするとインタビューや音楽が聞けるようになっていて、一生を辿ることができました。 意外だったのは、彼がイーストセントルイスの歯医者さんの息子として育ったことで、幼い頃の写真とかが結構あるんですね。 回りの環境や人との出合いから音楽がどのように作られていったか、挫折などあり、優れものです。 来年の2月までやっているそうです。 |
Jazz at the Bistro (ジャズ・クラブ) (kinonoさん情報) ジャズクラブならパウエルホールにも近い、『Jazz at the bistro』 がお勧めですよ。 秋からまた新シーズンが始まります。 入場料は20−25$、2年前はナベサダも来ました。 日本人の方もけっこう来られるみたいで、演奏者の日本語のCDを売ってたこともありました。 |
参考サイト |
英語 |
日本語 |
Copyright (c) 1999-2002 Kumikoyo, all rights
reserved.
画像、文書及びレイアウトなど、すべての内容の無断転載を禁止します。
なお、ご利用につきましては、【ご利用ガイド】を参考にしてください。