オフ会レポート

オフ会の一覧に戻る

『文学の淵を渡る』読書会

日時:2015年6月14日(土)午後14時〜17時

会場:土風炉 西新宿一丁目店

参加者:高橋、つる、池沢、HAL、関、金田、スヌーピー、伊藤

―――

文芸誌「新潮」において20年以上の長期間にわたって間欠的に開催されてきた大江さんと古井由吉さんの対談をまとめた『文学の淵を渡る』を課題図書に読書会を開催。対談の内容は、プロ中のプロ、ベテラン中のベテランの作家同士の話で、なおかつ小説を書く側の視点の話が多いため、「ついていけない」「わからない」という感想が多かったものの、それでもなお、創作の水面下の苦労、苦闘、努力がかいま見られる面白さは皆さん感じておられたようです。近代日本文学の読書案内としても読める「百年の短編小説を読む」の章については、とくに活発にご意見が出ていたように思います。(2015/6/15記す)

土風炉前にて


このページは大江健三郎ファンクラブの一部です。