3000万人の国家なき民族・クルド。不思議 なことに、日本には唯の一冊もクルドの全 体像に迫った本は存在しなかった。本書は 初の「クルド人問題」の基本概説書であり、 現代クルド情報ハンドブックである。

■内容から
第一章　知られざるサッダムの犯罪「ハラブジャ事件」
第二章　レイラ・ザーナの証言
第三章　クルド民族とクルディスタン
第四章　クルド民族意識形成史
第五章　クルディスタンの政治書組織
第六章　「オジャラン事件」の真相
第七章　クルド人問題から見た湾岸情勢
第八章　『ジャラ』の物語
第九章　日本人とクルド人
第十章　アブデュッラー・オジャランの肉声
クルド学の提唱