出身が石巻なので、始めは石巻で近場の生産者のものだけをトラックに積んで売り歩きました。
でもそれだけだとどうしても端境期に売るものがなくなります。
それで五月の連休や盆休みなどを利用して生産者を探して歩きました。
今回は関東方面を、この次は北海道方面をというようにです。
そのころはまだインターネットなどありませんから、いろいろな本を見てまず下調べをします。そして実際にその土地に着いたら、その町の自然食品店や自然食のレストランなどに行き生産者を紹介してもらいます。
運良く生産者の方に会えたら畑を見せてもらい作物を食べさせてもらいました。
沢山の方とお知り合いになりました。いろいろな方がおられました。
農薬や化学肥料を使わない作物作りをするようになった理由は、みなさん違いました。
使っている農薬で自分や家族の健康を害したから農薬をやめたという方が一番多いように思いましたが
そればかりではなく、環境のことを考えたり子供のことを考えたりしている方もいれば
飼っていた家畜に自分の作った野菜を食べさせたら食べてくれなくて、
農薬の使ってない草ばかり食べていたのを見てこれじゃいけないと切り替えた方もおられました。



現代の日本て、普通に生きてれば中年になると普通にガンとかなっていくじゃないですか。それっておかしいと思いません? いやもちろん全員じゃないけど、例えば50歳の成人病の罹患率って何%くらいなんだろ、数人に一人くらいはなってませんかね。自分の感覚的にはそんな感じです。だってみんな肩上がんないだの痛風だの糖尿だの、40〜50過ぎるとそんなことばっかり聞きます。世の中食べるものがあふれ、飽食の時代なんて言われて久しいのに、なんでこんだけ病気にならなくちゃいけないのかなって思うんですよ。そりゃやっぱり食べものが食べ方が良くないから、だと思う。食べものや食べ方と体調の間の関係をもっと注意して見ないといけないと思うんですよ。福岡伸一さんがいうところのアクセルとブレーキを一緒に踏んでるような食べものは食べないに越したことはない。新谷弘実さんのいう動物性食品の害。あの方は実際何万人もの腸を内視鏡で見てみて、食べものと腸相には相関関係があるってことをもとに食べ方の指導をしているわけで。それには自分の味覚を自分の年齢に合ったものに変えていかないと。それにはやっぱり味覚をごまかした食べものばっかり食べてちゃだめだと思うんで。まずは調味料。出し。そして合成食品添加物。ここらへんは安物はやっぱり安物だけでしかないのだから、騙されずにちゃんとしたもの食べてほしい。その時安いあるいは便利だと思っても後になってしっかりツケが回ってくるようにできてますから。また安易にサプリに頼らないでほしいと思う。もちろん色んな価値観があって今はどうしてもしたいことがあって、そのため食事を二の次三の次にしなければならないとしても、安易にコンビニで済ませたり出来合いの惣菜で済ませるだけじゃなく、もっと別の方法があることを知ってほしい。そうすれば遠回りに見えても結局は近かったり結局は安上がりだったりするってこともあるんです。




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