NEXT氏からのKTMユーザー車検挑戦記



  はじめての「ユーザー車検」です。
 かねてから一度は自分で車検をやってみたいと思ってはいたが、いざ、車検の時期になっても、
「今回は仕事が忙しいし、休めないから」という「いいわけ」で逃れてはきたのですが、私も今は
ローンレンジャー!お金も無いし、うちのやつは「KTM」なんか乗らないんだから車検はまだ
通さなくてもいいでしょ、とあっさり言われかねないので、
頑張って行って来ました
 今日、朝7:10家を出て、車検場に着いたのは8:00まず、たいてい車検場の目の前にある
「テスター屋」に行きました。 KTM620SCのライトは左右の調節も出来ないし、上下の
調節もなんと手で動かすのです。たいていはネジで微調節をするのですがそんなもんついておらん。
大丈夫か心配ではあったが、テスター屋さんが「このままソーと行けば大丈夫だし、もし落っこちたら
もう一度おいで。」とやさしく言ってくれたので、ここで一安心。(テスト料2100円)

 今度は埼玉陸運支局に入り、書類を揃える作業にかかる。
まず陸運賛助会という(言ってみれば学校の生協のようなもの)所へ行き、3つの書類(自動車検査票・
継続検査申請書・重量税納付書)の用紙を30円で買い、検査手数料1400円と重量税5000円の
収入印紙を買う。そして、また賛助会で自賠責保険も一緒に加入できるので22900円払う。
 以上、お金を払うのはこれでおしまい。合計金額31430円。いつも6、7万円かかると思っていた
車検は実はこんだけしか実費はかかっていない事が私もはじめて判りました。
さっき買った3つの書類は小学生でも書ける簡単なもの。5分で書き終わりました。

 次に、8:45からは陸運支局も受付開始なので、早速行くことにした。
ユーザー車検受付という所があるので、正直に「はじめてなんですが、、、」と言って根ほり葉ほり聞く
ことにした。ちょっとムカッとくることもあったが気にせず判らないことはどんどん聞こう! 
そして書類は揃ったので今度は検査ラインに並ぶ事にした。 並んだら1分もしないうちに検査官が
トンカチを持って来た。要所をカンカンとたたいて整備記録簿を1秒くらい見てから、ライトのHI.
LO、ウインカー、ストップランプ、ホーンの点検をしてから、何を言うかと思ったら「このメーター、
km表示ではないからダメですよ」と言い出した。私はすかさず「ここに書いてありますけど、、、」と
小さな声で言ったら「あっ、本当だ」と言って「それでは並んでラインに入って下さい。」と言って
去っていった。 もう心臓ばくばく。ついに私の番が回って来た。エンジンをさっきから回しっぱなし
だったので冷却水があふれてきた。検査官が「オーバーヒートしているよ」とよけいな心配をしている
ので「クーラントがあふれているだけです。」と冷静な声で言い、ついにラインに入る。
 なんてことない、ただやるのは前後のブレーキテスト、ライトの検査、これだけであった。大宮の
陸運局は二輪の専用検査ラインが無いため、スピードメーター検査など厳しい検査が無いため、一言
「ちょろい」。 みんな車検は自分でやろう。という結論に私は達した。
 以上、車検のシールをもらったのが9:00。全行程約1時間で全てが終了した。
  何でも初体験はドキドキしてとってもいいですね。
皆さんの参考になったらと思い、一筆しました。また皆さんメール下さい。


  KTMとNEXT氏

   

   

   



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