2003年2月の日記

方舟TOP

2003/2/28

朝、とりあえず起きるもほとんど死人状態。それでも脊髄反射で子供たちを保育園へ送っていって、家事を済ませた後、朝っぱらからビールかっくらって轟睡。

夜、風呂に入っていると九州の実家から電話。父親がかねてからの持病である虫垂炎(ここ10年近く、何ヶ月かに一度痛がっては薬で散らしていた模様)をこじらせて、ついに入院・緊急手術とな。ありゃりゃ。母親からの電話を中継した妻が、最初「小腸も大腸もめちゃくちゃでおなかを切って摘出した」というので、そんなに悪かったのか、人工肛門か!?とか思いビビったのだが、実際には盲腸の近辺のみの摘出だった。医療従事者が症状を必ずしも的確に表現しているとは限らない罠。

2003/2/27

眠い目をこすりつつ起床、午前中は家事やら細かい連絡関係やら、昼食後ビッグショットにライフルを返却に。横浜に車で行くときはいつも第三京浜を使うのだが、今日は六本木スタートなので首都高湾岸線を走ってみる。知らなかったけど、これってベイブリッジに繋がっているのね。226押井イベントの直後にベイブリッジを初走行するというのも、しのぶさんチックで感慨深いものが。

帰宅後、「エース特濃」の記事の残り。キャプション関係だけと侮っていたがなんだかんだで結局29時終了。担当のEさん&Mさん、ゴメンナサイ・・・。

2003/2/26

イベント当日。なんとかいつも通り起床、カメラなど抱えて出発。NTTに寄って料金支払い、OTCに寄ってブツの受け渡し、5分遅れで会場の六本木ZONEへ。イスを並べたりポスターを貼ったりは意外と早く終了。司会の大塚ギチさんを待って最終の打ちあわせ&リハ。お客さんもぼちぼち並び始める。岡部いさくさんも北朝鮮&イラク情勢に変動なく時間通りに到着。ああよかった、これて後は押井さんを待つばかり・・・来ない。遅いなぁ押井さん、ま、いつものことだしな。
開演30分前、来ない。ちょっと焦り始める。
開演15分前、来ない。かなりあせる。
開演10分前、来ない。ものすごくヤバい感じ、
事故の可能性が頭をよぎる。
開演5分前、来ない。帰りたくなる。
開演3分前、来ない。大塚さんと岡部さんが控室から出てくる。互いに凍りついた苦笑い。
開演時刻、来ない。仕方がないので先にビデオの上映始めちゃおうか、じゃあ大塚さんアナウンスよろしく・・・
あっ来た!やっと来た。


まあいろいろありましたが、なんとか終了。

打ち上げ、最後の方は寝てしまいました・・・27時半帰宅。

2003/2/25

AM、押井先生原作のマンガが掲載される、角川の新雑誌「エース特濃」の押井守インタビューをまとめる。平行して連絡を何件か・・・あれ?電話が繋がってない。先月口座から料金が落ちなかった模様。…ていうかさぁ、もう何年も優良顧客やってるのに料金滞納から一ヶ月も経たないうちに回線を止めるっつーのもさぁ、どうかと思うわけよNTTさんよぉ。

どうせ今日は車を借りるので、寄り道して払おうと思いつつ家を出て16時にレンタカー借りてNTTへ。門が閉まっているのでおかしいと思ったら窓口業務は16時までだそうで。今16時9分・・・もちっと気合い入れて働かんかいNTT!大体16時って中途半端なんだよ!

無駄足踏みつつ横浜へ。ガンエフェクトのビッグショット様から、明日のイベントの展示用に、押井先生が「キラーズ」の時に作った50口径のライフル、リサーチ・アーマメント・インダストリーズ・モデル500を借りる。めっちゃくちゃ重たい。

帰宅して原稿の続き。27時頃本文だけなんとか上げてメール。

2003/2/24
226イベントの打ちあわせ。226以外の話の方が多かったかも。
2003/2/23

午後から息子と外出。昼飯を外で食べてからゆりかもめでビックサイトへ。途中、お台場の日航ホテルでスーパーカーが大量に停まっているのを発見。

なんだったんだろうか?

ワンフェス&トイフェス。ワンフェスでは一応目当てにしていたワンダちゃん&リセットちゃんひなあられ、当然のように売り切れ。トイフェスでは息子がストライクガンダムを購入。ロケ中のバンドレッタプラス班に遭遇。地獄女史こと中野カントクに挨拶。息子、やはり私の後ろに隠れて怖がる。まあわかっていたけどな。泣かなかっただけでもえらかったよ(親バカ)。

2003/2/22

自分に対しての強制オフ。だって子供と付き合う時間があまりに少ない。いかんよまったく。プンプン。

つーことで一昨日もらった巣箱を息子と作る。

なんとか無事完成、父親の威厳を保つことに成功。息子がどうしても書いてくれというので、妻が「案内文」をしたためる。巣箱なんて、自分自身も初めてなんでわくわくする。ちゃんと営巣してくれるといいなぁ。区の追跡調査によると、配布したうちの30%しか営巣しないらしいので心配。とりあえず念を送っておくことにする。むーんむーんむーん。

さらに雑誌の附録の「仮面ライダーファイズなりきりセット」を作ってやると、息子御満悦。ついでに娘にタイのお土産にもらったパチモンの仮面ライダー(スーパー1か?ウルトラマンに見えるけど違うのだ)を着せて散歩に出かける。

2003/2/21

保育園で「成長を祝う会」。夫婦で参加。

簡単に言うとお遊戯会みたいなものだが、小心者の息子はかなり緊張していた様子。感想は・・・子供って親の見ていないところで成長しているんだなぁと目頭がうるうるしてしまいました。いやまじで。感動した!!(小泉風)。

親もお遊戯に参加させられたのはこっ恥ずかしかったです。手ぇつないでダンス踊ったのなんか何年ぶりだろう?つないだ相手はもちろん他の子のお母さんだったりするが。

参加前はあれほどまでに恥ずかしがっていた我が息子が、自分の出番の時に「おーいとうちゃん(野田家ではパパとは死んでも呼ばせん)写真撮ってクレー」と叫んだのには苦笑。

2003/2/20

NT「パックスヤポニカ」残りの原稿上げ。あーやれやれ。

午後、今年新装開店の目黒区役所へ。無駄金使いやがって!とか通り一遍の小市民的憤慨をいだくも、男子トイレにおむつ替えスペースが付いていたのには素直に感心。

目黒区が抽選で無料配布している、シジュウカラ用の巣箱を受け取り。完成品とキット(未組立)があって、迷った末無謀にもキットを選択。

2003/2/19
本当は昨日入校予定だったニュータイプ短期集中連載「パックスヤポニカ」第2回の原稿に没頭。
2003/2/18

眠い目をこすって天王洲のJICスタジオへ。編集→納品。これでようやく二月の四週連続「オタク談義SP」の作業が終了。アー疲れた・・・とか言う暇もなく、赤坂の某スタジオへ。押井先生が作業を終えたところをキャッチしてインタビュー敢行(しかも二本)。ロビーがうるさくてちゃんと録れているか心配。さらに押井先生を拉致、タクシーに監禁して次の打合わせ場所へ移動。

実際問題、こうして毎週のように押井先生と会い、酒を飲んだりしていると押井守原理主義者としては「思えば遠くへ来たもんだ」的な心境になることを禁じえない。

打合わせ、予想より時間がかかったが19時半頃終了。押井先生はわけあってこれから東京駅へ出て熱海へ帰られるとのことなので逆方向につき駅で解散。

帰ってから原稿書き。しこしこ・・・アーもー疲れた。眠たい。

2003/2/17

父親の誕生日だったことをすっかり忘れていた。慌てて息子に「九州のじいちゃんの絵を描こう」と唆して絵を描かせ、FAXで送り付けることに成功。

怒濤の編集ラストスパート。まぁ26時くらいには終わるだろう・・・と思ったのは甘かった。夜中に娘が謎のおむずかり。ねかせては泣き寝かせては泣きで2時間中断。他のトラブルもあって結局29時終了。明日ハードなのに・・・

2003/2/16
10時起床(って言うのか?)。そんなに眠れなかった割には意外と元気。そして仕事。
2003/2/15
午後から某所で企画会議。20時半頃途中抜けして池袋へ。押井守オールナイトのスタッフ側のお手伝いとして参加。ポスター貼りなど。トーク終了後、控室でサインの寄せ書きをしてもらっていると、大塚ギチさんに「あなたいつまでそんなことやってんですか。」とたしなめられる。シュン。それにしても藤木さんの靴の大きいこと。

もちろん打ち上げに参加。始発が動いていたので電車で帰宅。大井町線で寝過ごし寝過ごしで二往復。帰り着いたら子供たちはもう起きていました。31時(7時)30分就寝。
2003/2/14

アンダーセルにて大塚ギチさんと打ち合わせ。待たされた揚げ句に角川書店へ原稿を届けさせられる。バイク便かい!

続いて角川書店へ。折しも街はバレンタインデー。女子社員たちが群がっているなぁと思ったら、ちょうど打合せでいらっしゃっていたY彦Y和先生であった。私はといえば、CLAMP先生からの差し入れとのチョコケーキのおすそ分けをいただく。
これがCLAMPケーキ!

そのまま打合せが3本、4時間。いつのまにそんな売れっ子ライターに?(売れてない売れてない)

2003/2/13
企画の打ちあわせに新しいアイディアを出せずに自己嫌悪・・・
2003/2/12
平成極楽オタク談義「海洋堂のひみつ」MA。なんとかかんとか。
2003/2/11
祝日だけどシコシコと編集。
2003/2/10
昨日の遅れをばん回すべく仕事仕事。
2003/2/9
引き続きスキーツアー・・・と言いつつも、スキーをする時間がすごく短かったのはいただけませんなぁ。前日が2.5時間、この日が1.5時間じゃ片道のバスの時間の方が長い。主催者の方には御一考を願いたい。というのも、地元松代に東京の人を招くこのツアー、今回が最初らしいのだが、田舎の人特有のサービス精神というか、いろんな行事を詰め込もうとして肝心のスキーの時間が減っちゃっているんですな。ま、息子的にはかまくらとかもちつきとかも楽しかったみたいだけど。良かったのは、明らかに地元の人しか来ないようなスキー場だったので土日もガラガラだったこと。初心者にはすごく条件が良かっただけに、ちゃんと滑れるところまでやりたかったですな。
2003/2/8

このクソ忙しい時期に無謀だとは知りつつ、やっぱり子供が行きたがっていると何とかしてあげたいという欲望が突き上げてくるのには逆らえず、一泊二日で息子とスキーツアーへ参加。親ばかと笑って下され・・・フハハハハハ(涙)←この後の地獄が目に浮かぶのよ。

とは言え本当はスキーツアーではなく、新聞の折り込みチラシに入っていた、新潟県の松代町というところとの親睦を目的としたバスツアーで(だからとっても安かったんですが)、すごい辺鄙なところ(失礼!)に連れていかれるうえに温泉がないので私的にはちょっと不安。しかし息子は行きのバスの中から大興奮。5時間もの長旅をモノともせずに雪山へ直行。親ににてドンくさかったですが本人的には満喫していたようで、親も苦労して連れてきた甲斐があったというもの。

夜はかまくらで遊んで、これまた御満悦。私ゃ久しぶりに、ほんっっっとーーーに久しぶりに夜ゆっくり眠れて嬉しかったです。

宿泊は地元の青少年研修センターみたいな施設で二段ベッドで他の御家族と相部屋だったが、息子にとってはそれも楽しかった様子。二段ベッドなんて初めてだし、よそのお兄ちゃん&お姉ちゃんが大いに遊んでくれて親も楽勝。親同士(あちらもお父さん)でビール飲んで酔っぱらって22時就寝。

2003/2/7

朝から別の仕事の企画を考える。うーんなかなかうまくいかない・・・

しかしタイムアップなので、届け物を二件済ませてちょっと遅刻して会議へ。・・・もっと頑張らなくては。

終了後慌ててOTCへ行きオタク談義の試写。30分以上遅刻してしまうが先に始めててもらったのでなんとか間にあった。こちらはおおむね好評。よかっよかった。久しぶりに早めに帰宅。なぜなら明日に備えるため・・・。

2003/2/6

編集。

OTCに寄って、新宿に行きビクトリアでお買い物。

18時より滝沢別館で226イベントの打ち合わせ。ちょっと早めに着いてO塚さんとお茶を飲んでいると、高橋良輔さんがいたのでびっくり。もろもろ打合せして、お酒を飲んでいい気分で帰る。帰ってからまたちょっと編集。

2003/2/5

編集。

自宅編集でいいことは、保育園のお迎えに行けることと家族4人で晩ご飯を食べられること。これってものすごく大事なことなんです。

よくないことは駄菓子を食べ続けてしまうこと・・・いや、買わなきゃいいんでしょうけどストレスがたまっちやうからそっちに向かっちゃうのよ。その駄菓子を買いにコンビニに行って、無印良品のコンドームを発見。
なんでもつくるなぁ良品計画。
でもこの一見、それとわからないパッケージは意外といいかも。

2003/2/4

ようやくオタク談義の編集に着手。

岡田斗司夫さんのHP

「(前略)しかし、忙しがる人間というのは、単に時間管理が下手なだけです。
 来週の今頃には「忙しい」などと、みっともないことを口走らない僕になりたいと思います。

と書いてあり、まったくだと我が身を反省する。実際そうなんだよね、特にこういう編集作業なんかは時間を決めてやらないといつまでたっても終わらない。他の作業を後回しにしてこれに時間を割き続けるよりは、こっからここまでと時間を区切ったほうが多分効率的なのだ。だけどさぁ・・・わかっちゃいるけどなんとやら。

2003/2/3
オタク談義海洋堂篇最終ロケ、あのアニメーターの大御所・大塚康生さんにインタビュー。大塚さんがジープに詳しいのは有名だが、フィギュア関係もかなりお好きで特に海洋堂の作品の大ファンなんだそうです。ちなみに一番好きなのは竹谷さんの作品。即興で描くのは苦手とおっしゃる大塚さんに頼み込んで色紙を描いていただきました。大感激。

さらにその後移動して、あさのまさひこさんにインタビュー。住居兼用の仕事場はモノが少なくておっしゃれ〜な感じ。うらやますい・・・
2003/2/2

妻と息子は近所でやる藤城清治の影絵の公演を鑑賞に。はっきり言って、息子は落ち着きがないので、長時間の視聴に耐えられるかどうかすこぶる心配だったが、意外と平気だった模様。ただ休憩時間の終わりを知らせるブザーの音がなぜか心の琴線に触れてしまい、最後のプログラムが始まる前に、そのブザーを恐れて帰りたがって泣き出してしまい途中退場してきたとのこと。妻は愛子様に捧げるとかいうコンセプトの一番最後のプログラムがお目当てだったため不満気。

私は娘とお留守番。公園に行ってたっぷり発散させてから、昼寝の作戦が功を奏し2時間爆睡。私も一緒に爆睡。

夕餉は好評の二品鍋、白菜&豚肉。土鍋に出汁をはり、白菜のざく切りと豚肉の薄切りを交互に重ねていくだけの簡単鍋。豚肉の層には塩胡椒をたっぷり振り、ポン酢でいただく。おじやも美味しかったっす。

2003/2/1
午前は娘と病院へ、午後は仕事、原稿の整理その他今週後回しにしていたこともろもろ。なかなか編集に着手できない・・・

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