戦争のための機械
Machines for War


「私は無数の橋の建築法や、敵の要塞を破壊する方法を知っております。
また、堅牢で破壊不可能な有蓋戦車、大砲、投石機、そのほかにも驚くべき効果を発揮する機械を製作いたします。
その上、プロンズの馬の制作も引き受けます。これは高名なスフォルツァ家の永遠の名誉となるでしょう。」

ルドヴィーコ・イル・モーロに宛てた自己推薦状

 


殺人荷馬車

 「このような荷馬車には、様々な種類があり、味方にも敵と同じくらいに大きな損害を与えることがよくある。このような荷馬車に対しては、弓隊やパチンコ隊、ダーツ、槍、石、火、樽、叫び声などのあらゆる物を投げたり飛ばしたりする部隊を使わなければならない。そうすれば、馬はおびえて、言うことを聞かずに拘束具を引きちぎって急いで逃げ出すだろう。」

(ロンドン大英博物館)

高速発射クロスボウ

 4つのクロスボウが自動的にセットされ、次々と正面に回ってくる。射手は巨大車輪の真ん中に座り、ねらいをつけて矢を放つだけでよい。車輪を回す人たちを木の盾で守っている。

(アトランティコ手稿)

戦車

 中に8人の人が入ってギアを回して移動する戦車。側面は機関砲で武装している。

マシンガン

 ダヴィンチは、銃を同時に何発も発射できるように、扇状に並べたものを考案した(左図中央)。左図上と下のものでは、さらに、連射できるようにラックを回転させ、最初のラックが発射している間に、次のラックがリロードされ、3番目のラックはさめていく。織田信長の鉄砲隊を思い出させる。上図ではラックの数がさらに多い。